2008年12月09日 火曜日 [長年日記]
_ [Mac][Win][ソフトウェア] VMware fusionにWindows95をインストールする
Windows95のCD-ROMは起動ディスクに使えないので、Windows95のインストールには起動フロッピーディスクを使います。さて、VMware fusionにWindows95を入れるにはどうするか。ググって起動フロッピーディスクの作り方は見つかったのだけど、よく考えたらVMwareのCD-ROMドライバをどうすればいいのかわかりません。とりあえずCD-ROMドライバは抜きでG4のVirtual PCのWindows95で起動フロッピーディスクイメージを作って、VMwareの仮想HDDにfdiskで領域確保してformat c: s/でフォーマットするところまで進行。これでHDDから起動させることはできます。……CD-ROMは読めませんけどね。
さてどうしたもんかとあちこち見て回っているうちに、Windows95のインストールはCD-ROMのWin95ディレクトリをHDDにコピーしてsetup.exeを動かせばいいということがわかりました。ここでふと思いついたのです。「そうだ!VMwareのWindows XPでこのHDDイメージをマウントして、Win95ディレクトリとsetup.exeをコピーすればいいのだ!」
最初、Win95用に作った仮想マシンのパッケージ中のHDDイメージをXPの追加HDDに指定しようとしたら、「その名前はもうあるから別のにしろ」と言われて困惑です。どうやら新規でしかHDDは追加できないようで。仕方ないので同じ名前のディスクイメージを一度作らせて、その後でファイルを入れ替える事でこの関門も突破。
ここまでくればもう何も問題なし。ファイルをコピーしてディスクイメージを元に戻してVMwareで起動してsetupごぅだぜ!……と思ってsetup.exeを起動したら、文字化けで何が書いてあるのかまるで読めません。そういえば、起動フロッピーディスクに日本語関係のファイルが入ってたけど、その辺りはHDDにはコピーされてないんだっけ。結局、またフロッピーディスクで起動してCドライブに移動してsetup.exeを動かして無事にWindows95のインストールは完了しました。つまり、Cドライブをフォーマットする時にs/付ける必要はなかったわけですな。
しかし、今回はVirtual PCのWindows95とVMwareのWindows XPがあったからなんとかなったけど、どちらかでも欠けていたらどうしようもなかったな。
さて、Windows95のアップデータってどうすればいいんだろう?
2008年12月12日 金曜日 [長年日記]
_ [Mac][Win][ソフトウェア] VMware fusion上のWindows95で音を出す
木曜日は一日風邪をくらって寝て過ごしました。病気で有給休暇使うってしょんぼりだな!
VMware fusion上でWindows95を動かす事には成功しましたが、しばらくいじっていて音が出ない事に気がつきました。リリースノートには非常に古いゲスト OS の仮想マシンでは、サウンドが動作しない
とあって、Windows95では音が出ない事になっています。音が出ないならゲームできないやん!ってことで、イリーガルですがEndevor MT-4000のWindows98をごにょごにょして動かしてみたのだけど、こちらも音は出ず。むう、XPだとどんなドライバが入ってるんだろうかと確認してみると、「Creative AudioPCI (ES1371,ES1373) (WDM)」となっています。CreativeのサイトでES1371のドライバを探してみると、Creative Ensoniq Audio PCIというWin95/98用のドライバがありました。これはひょっとして……ということでWindows95に入れてみると、ばっちり音が出ました。しかし、起動直後にThe Creative Ensoniq AudioPCI driver cannot load MIDI waveset. MIDI playback has been disabled.
というダイアログが出て、どうやらMIDIは使えないようです。そういえば、大昔にVirtual PC用にYAMAHAのソフトウェアMIDIを買ったけど、あれは使えるかなーとMOの山をひっくり返して探し出したYAMAHA S-YG20をインストールしてみました。こいつでMIDIも鳴るようになって万事おっけー。ただ、起動時のダイアログは相変わらず出るんだよな。実害はないけどうざい。
こうしてOSの準備はできたけど、結局ゲームはまだ何もインストールしてないんだよね……。ま、95とXPがあればたいがいのモノは動かせるんじゃないかナ?
<2009.01.12追記>
yonetch Worksの2008.8.4の記事に、起動時のMIDIがらみのエラーはeapci2m.ecwがドライバに同梱されていないためだとありました。そんなわけで、NEC特選街情報からeapci2m.ecwをダウンロードして、\windows\system以下にコピー。無事にエラーダイアログは出なくなりました。
2008年12月14日 日曜日 [長年日記]
_ [Win] .NET Framework 1.1 SP1がCドライブを食いつぶす
父が「Cドライブに空きがない」と言ってきたので様子を見てみると、確かに25GBのCドライブが空き500MBになっている。何がそんなに容量食ってるのかと調べていくと、Windowsフォルダが20GBくらい。中をちくちくチェックしていくと、C:\Windows\Installerに18,760KBの同サイズのファイルがごっそり14GBも入っていました。なんじゃこりゃと事例をググってみると、全く同じ現象の記事を発見。うちでも2007年12月から数日置きに遠慮なしにファイルが蓄積されています。どうやら.NET framework 1.1 SP1が延々とアップデートできずにダウンロードだけ繰り返されている模様。リンク先では日本語LPじゃないかって書いてあるけど、日本語LPは1.4MBだし、調べている最中にもIE7と一緒にダウンロードしろとWindows updateが言ってきやがったので。そんなわけで、.NET framework 1.1はいったん削除、1.1→日本語LP→SP1→修正プログラムの順番に入れて、18,760KBのファイルは先ほど入った物を除いて全部ゴミ箱に突っ込んでやりました。……アップデートに失敗したファイルだから勝手に捨てちゃっていいよな? 自動では消えてくれなかったし。でも、「プログラムの追加と削除」見ると.NET framework 1.1、日本語LP、修正プログラムはあるんだけど、SP1がないんだよね……。でもWindows updateからは.NET framework 1.1 SP1は消えてるし。念のため、もう一度最初から入れ直した方がいいかなぁ。
でまあ、ついでなのでその後、Windows XP SP3他たまっていたアップデートをまとめて突っ込んでやりました。
ところで日記を書くので改めて調べてみたら、.NET framework 1.1を全部消さずとも修正プログラムをアンインストールするだけでよかったらしい。ちゃんとさっきの記事にもリンクがあったのにね。
それにしても、1年にもわたって延々とアップデートに失敗し続けていてもそれにユーザーが気がつかないシステムってどうなんだそれは。
Before...
_ ぷに [助かりました、ありがとうございました。]
_ しぐ [私も起動時にMIDIがらみのエラーが出ていたのですが出なくなりました。 ありがとうございます。]
_ 通りすがりのおっさん [おかげさまでダイアログを消すことが出来ました。 ありがとうございました。]