日これの5/22を読んで、DRUMSOFTsoftwareのDropPerler & JPEGMoniterAdjustというものを知る。DropPerlerはPerlスクリプトをCocoaアプリなドロップレットに仕立てる「Perlフロントエンド」だそうです。JPEGMoniterAdjustは、DropPerlerを使った一例で、JPEGファイルの解像度指定を72dpiに書き換えるドロップレット。Mac OS X標準のPreviewはJPEGファイルをファイルに記録された解像度通りに表示してしまうので、高解像度な指定になっている画像ファイルは豆粒表示になってしまうという弱点があります。そこで、JPEGの解像度指定の部分をシステム標準の72dpiに書き換えてしまおうって寸法らしいです。……こういうのもPerlでできるんだなぁ。いやぁ、便利便利。
僕も時々自前のPerlスクリプトでテキスト処理なぞやるのですけど、今までMacPerlでやっていたのでClassic環境が動いていない時はわざわざClassic環境から立ち上げないといけないのがすごくめんどくさかったのです。そんなわけなので、試しに一つドロップレットを作ってみました。ドロップしたファイル・フォルダのフルパスの取得方法とか、メッセージの出し方は付属のドキュメントに書いてあったので、わりとあっさり完成(注:MacPerlでもドロップレットは作れるのだけど、実はちゃんと作り方を調べたことがなかったので作ったことがなかったのです)。このドロップレット、複数のファイルなりフォルダなりをドロップするとそれぞれについてスクリプトを起動してくれるので、1つのモノについての処理だけ書いておけばドロップしたモノを一気に全部処理してしまえるのが非常に良いですな。そんなわけで、一日分ずつフォルダ分けされた某チャットのバラログ80日分、約1000ファイルを1日分ずつ重複部分を除いて連結してファイル書き出しって作業をやらせてみたところ、約1分で80個のファイルが生成。……素晴らしい(笑)。でもまあ、80日分も溜めるなって話もありますな。
非常に簡単にドロップレットが作れることがわかりましたので、今後自前のスクリプトをドロップレット化していく予定。ファイル名に日本語が入っているとメッセージに表示した場合化け化けになるのはどうしようもないのかなぁ。……ジャガーさんになったらなんとかなることを切に願うなり。
どっちにしろ、マカが望む唯一の「 Mac 的に正しい動作」は、システム環境設定の「インターネット」(Classic MacOS ではインターネットコンパネ)に設定したデフォルトメーラーが使用される事なのだから、それ以外の設定方法はすべて×。一事が万事、 Mozilla はプラットホームのローカルルールを無視して我が道を行く。
でも僕は、Mozillaのローカルルール無視よりもMacIEのURLバーをクリックしたりページ開いたりで入力スクリプトが勝手にU.S.に切り替わるところ(←これ、「フォントとキーボードを一致させる」のチェック外してもお構いなしなあたりたちが悪い)とか、フレーム内に表示されているページが自動リロードされると移動しておいたフレームの仕切りが自動的に元の位置に戻ってしまうあたりがどうしても許せなかったり。……ひょっとしてどこか奥深くに設定項目があったりするんだろうか。あれさえなければ、OS Xに移行した時にMozillaじゃなしにIE使っていたと思うのだけどなぁ。そういえば、マイクロソフトにフィードバックのメール出したこともあった気がします。……さっぱり直してくれませんけど。でも、そもそもタブブラウザに慣れきってしまった身にはもはやどうあってもIEは使えませんので、どうでもいいといえばどうでもいい話。
そもそもMozillaのコンセプトって「全てのプラットホームで同一の操作感」だったような気がするので、僕などは「あれはああいうものだ」で簡単に納得できてしまいますが。……純正マカーのはずなんだがな?