待ち時間に抜け出して八王子へ。水曜日に買い損ねていたCDも発見できてラッキー。買い物を終えてとって返してお仕事の続き。今夜のBGMは「Everlasting Love」のエンドレスリピートでした。……さすがに飽きた(笑)。
ある寒い日のこと、俺は街の公園で不思議な少女と出会った。レイと名乗るその子は、死んでしまった猫を胸に抱き、言っていることは意味不明なことばかり。これは関わらない方が身のためと、そっと俺は逃げだそうとしたが、いつの間にか相手のペースに巻き込まれ……。
だが、この少女、実は千年の間、闇に蠢く異形のモノ達を浄化してきた一族の巫女だったのだ。神を降ろし退魔を行う唯一の存在――しかし、そのために少女が払う代償は……。
おかしくも悲しく切ない物語。第8回電撃ゲーム小説大賞〈銀賞〉受賞作。
[インフィニティ・ゼロ 冬〜white snow/有沢まみず/電撃文庫 表紙裏より]
今日の買い物に行く電車内で読了。読み始めた時は(……いったいいつのことだ?)僕がこれまで読んだ本で最大級のデムパ少女登場でいったいどうしようかと思いましたが、最後の方は別の意味でどうしようかと思いました。……電車ががらがらで良かったよ、ホント。少しネタバレしてしまうと、ハッピーエンドに至るロミオとジュリエットなお話です。物語はハッピーエンドでないとね。いろいろと不評なイラストですが……まあ、Kanonとかやってると思えばさして違和感もなし(ぉ。つか、こっそりKanonの1ルートとして入っててもやっぱりさして違和感がないんじゃなかろうか。
それにしても、ずいぶんと久しぶりに本を読んだ気がするなー。