真っ先にインストールしてゲーム開始です。60年に一度の四方山大大祭、その時3柱の神様が四方山にあふれ出す「黒」を払うべく地上にやって来ます。祭りの直前に四方山に引っ越してきた主人公は、ふとしたことで獣ノ神のパートナーに選ばれてしまいます。とまあ、こんな感じで始まる「とらかぷっ!」ですが、最初は黒玉集めを競うゲームかと思っていたら黒玉捕獲パートは補助的な位置にあって、基本は一本道(というか、最初の頃に獣ノ神、鳥ノ神、竜ノ神の3ルートに分岐したあとはそれぞれ一本道)のアドベンチャーゲームでした。まあ、僕は一本道大好きなので全然おっけーです。話自体、僕好みでおもしろかったし。でも、黒玉捕獲で一位を取らないと多分トゥルーエンドには行けないのでしょう。ちなみに一周目終わった感じでは一位取るのはかなーり厳しそうでした。
でまあ、一周目は己の欲望に忠実に竜ノ神狙いでごぅ! 最初の何日か声かけ続けていたらあっさりとルートに乗っちまってそのままエンディングまで一直線! まあ、黒玉捕獲は最下位でしたが。……ところで、竜ノ神のパートナー夏葉はほんに恐ろしい娘でした。恋仲になった主人公をそそのかして二人して女神さまを手込めにしてしまうヒロインなんて、そうはいません。ステキすぎです。
祭りが終わり、神様たちは天上に戻っていきました。天上での時間の流れは地上の十分の一、60年などあっという間です。でも、次に地上にやってきた時には主人公たちはひょっとするともうこの世にはいないかもしれない。60年ってのはそういう微妙な時間。なんだか切なくなってしまいますね……。