2chのMacでMPEGスレッドを見ていてMediaPipeというツールを発見。QuickTimeムービーを読み込ませて、自分で組み立てた一連の処理を施して出力するツールなのですが、MPEG encode、Noise Filter、Crop & Scale、Deinterlace、Change Frame Rateなど、TMPGEncにわりと近いところまでできるようです。ただ、いろいろやってみてもColor conversionが有効にならない……。ADVC-100で取り込むとかなり画面が暗くなるので、色補正できないとちとつらいんですがねぇ。
とりあえず、インターレース解除・24fps化・サイズ変更・VP3でエンコードって感じでパイプラインを組んでみたのですが、インターレース解除が異様に遅いですな。うちのG4/400では1フレーム/秒くらいかかってしまいます。これだとやっぱりVP3エンコードの前処理はTMPGEncでやった方がいいよなぁ。……まあ、TMPGEncが動いてるのはCerelonの800MHzですしな。
そんなわけで今のところTMPGEncをリプレイスできるようなものではないですが、パイプをプログラミングすることが可能なので今後いろいろなパイプが出てきそうな予感。OggVorbisのエンコードができるのもいいですな。……あいにくOggVorbisを再生できるツールは知らないんですが。
ちなみにMediaPipeのパスに日本語が混じるといかんようです。パイプのストックがごっそり見えなくなりました(笑)。