例によって能登号で帰省。今回は何度か東京をふらつく予定なので周遊切符をチョイス。お盆って名目で帰るんですが、本当はコミケに行くんですわよ、ええ(笑)。それにしても電車で寝るのは一度に1時間が限度ですな。すぐに目が覚めてしまいますわ。おまけに帰省ラッシュに引っかかって車内は空席なしなもんで、横にもなれずさっぱり眠れませんでした。しかし、帰省ラッシュといいつつも、明らかに「コミケへGo!」な方々もおりましたわね。まあ、どうやっても眠れないってことで明かりの消えた車内でベアの「凍月」を読む。……これ、1年も前に買ってそれっきり放ったらかしになってたんかい(笑)。結局、上野到着前に読了。月面における絶対零度達成をめざす実験の顛末を、主人公の回想という形で描いた作品ですが、SF的小道具がなかなにグーでした。「凍月」を含むベアの一連の未来史ものではナノテクノロジーと思考体と呼ばれるAIが小道具として使われてますが、人口無能を弄ぶ身としては、人間と同格以上の存在として描かれているAIには心惹かれるものがありますねぇ。
というわけで朝も早くから上野駅に降りたったわけですが……本来の予定では「昼頃に有明に着いてればいいや〜」って心づもりだったのが、何故に7時半にはすでに列に並んで座り込んでいたりしますか!? 夜行で戻ってきた直後だってのに、俺もよくやる……(笑)。それにしてもこの時点で僕の前には概算で1万人以上の人間が並んでるってのはどういうわけですか? しかも入り口はここだけじゃないぞ。……げに恐るべきはオタク魂ですな。そんなこんなで10時になって入場が始まったわけですが、当然ながらしばらくは順番が回ってきません。結局中に入ったのは10時45分ってところでしたかね。まあ、超大手なんぞに並ぶ気力はさらさらないので、事前に目星を付けておいたところをぐるぐるしてみました。僕のコミケに対する姿勢ってのは基本的に「同人誌はどうでもよし。CG集をゲットだぜ〜!」ちうもんなので、買ってきたものはすべてCG集でした(^-^; さて、何を買ってきたのかといいますと……桃色Planetにて「Angelium Vol.2」なるCG集兼Win用ゲーム、A tender blue breeze(サークル名「てんぶり」)にてCG集「Fresh Wind」(現在トップページを飾る水着娘の完全版がお気に入りですわん。おおっ、水着の焼け跡にどきどき(をい))、Atelier TATA-BOX!(サークル名「ASTOUND INC.」)にてCG集「CG乃湯3」(うむぅ、ちょい前の絵柄の方が好きだったかも〜 前回手に入れられなかったのは残念ですわん)、ケン太+樹のCG「野望のページ」(サークル名「ビーフステーキ」……らしいんだけど委託でしたわん)にて「JYU CG ILLUSTRATIONS Vol.5 THE FIFTH」(ケースが薄くてかっこええですなぁ。さすがに高いだけあってお金のかかった出来なり。それはさておき、のっけからまなてぃちゃんにやられちゃいましたわ(笑))、気流邂逅点にてCG集「Wednesday」(媒体が光り物なサークルでは、ここだけCD-Rでしたねぇ。ちうか、CD-Rって生涯二度目のご対メ〜ンでしたわ。金色よりも青の方が綺麗だなーと思ったり)といった感じでした。とりあえず買うべきは買えたので初日は作戦成功ってことで。ちなみに企業ブースの方はつらつらと眺めただけで何も買いませんでした。リーフはあいかわらずすごいことになってたし。まあ、こみパのサントラは欲しいとは思いませんけど、ケースのあさひちゃんは……ちっと欲しかったり(笑)。
そんな感じで1時頃には会場を後にしたわけですが、その後、案の定秋葉原をふらつく私の姿があったのはいうまでもありますまい(笑)。でもって予言(by蒼樹さん)通りがっつんがっつん本買ってました。……ゲーム1本買えるくらい。いやぁ、やっぱりあるところにはあるんですなぁ。「パワードールアートワーク」なんて金沢では一冊も見かけなかったぞ? 地域格差というものをまざまざと見せつけられて、悔しさ一杯でふ、くすん。
とまあこんな感じで帰省第一日目は終了〜♪