〜Photoshopのいろんな機能をを使ってみよう!〜
Photoshop+Painterで描いてみよう!
@下絵のラフを描く
Painterを起動し、適当なペンツールで下絵のラフを描きます。大体こんなものです。
ちなみに、サイズは1000×1600pixelです。でかいです。こんなものです。ええかげんやな〜。
背景がありませんが、Painterで描くのは人物だけです。
背景はPhotoshopで作ります。
Aラフスケッチをトレースする
@で用意したラフをクリーンアップします。「選択範囲→全て選択」もしくはショートカットキー「CTRL」+「A」で全画面を選択し、フローターにします。次にツールパレットの「フローター調整ツール」を選択し、画像のどこでもよいのでクリックします。
「フローター調整ツール」を選択したところ
これでラフスケッチがフローターになりました。
さらに、そのままの状態で、コントロールウィンドウで合成方法を「乗算」にして、不透明度を下げます。この値は自分の好きなように設定してください。私は30〜50%位に設定しています。コントロールウィンドウでフローター調整したところ
「背景」を選択し、「ペンブラシ」のバリアント「スクラッチボード」を使って線画をクリーンアップします。
クリーンアップ中の画面。濃いほうがクリーンアップ済み。
クリーンアップする際に、人物の髪と体の部分を分けておくと、修正が楽です。
まず、手前の人物の体を描いたらツールパレットから「長方形選択ツール」もしくは「なげなわツール」のどちらかを使って、体をおおざっぱに選択し、「フローター調整ツール」でフローターにします。
赤枠が選択ツール。よく使うので、覚えておきましょう。
さらに、コントロールウィンドウで合成方法を「乗算」にします。
「乗算」にしました。
これを繰り返し、人物の線画を完成させます。
この絵では二人の人物がいるので合計4枚のフローターになりました。フローターが多くなると混乱するので各フローターには名前をつけておいたほうがよいでしょう。4枚の線画フローター。結構マヌケ。
+++線画が完成しました。ラフスケッチはもう必要ないので、捨ててしまいます。
現実でもそうですが、いらないものは残しておいても容量とメモリの無駄です。
とっとと捨てましょう。
フローターリストで「ラフ」を選択して、右下の「削除」ボタンを押します。右下赤枠内が「削除」ボタン。
☆余談ですが、他に線画をクリーンアップする方法としては、
@:トレーシングペーパー機能を使う
A:透明レイヤーを使うと言う方法があります。でもどっちも使いづらいんですよね・・・。