③塗る
塗っていきます。といってもグレーで陰影をつけると思ってください。
まず、「背景」を選択し、「効果→塗りつぶし」で、70％くらいのグレーで塗りつぶしてしまいます。こうなるはずです。
ブラシツールから「水彩ブラシ」のバリアント「水彩細筆」を選択します。
このまま色を塗ると、デフォルトで設定されているテクスチャが塗った後に反映されてしまいます。そこで、「コントロールウィンドウ」の中の「粗さ」スライダを一番左側にドラッグして下さい。きれいなストロークを描くことができるようになります。
「水彩細筆」バリアントを変更したところ
コントロールウィンドウで「サイズ」や「不透明度」を調節しながら塗っていきます。グレーの値は任意に変えてしまってかまいません。
塗り方はステップ１の「Painterで描いてみよう！」で説明していますので省きます・・・といいたいところですが、髪の毛の描画についての質問が多いので、ちょっとだけ塗りの説明しましょうか。
①まず、髪の流れだけを描いていきます。毛束ごとに描いては乾燥を繰り返します。「サイズ」は1.0、「不透明度」は80～100％です
髪の流れだけ。ちょっといいかげんですいません。
②毛束ごとに明暗をつけていきます。これもタイミングよく乾燥を繰り返します。「サイズ」は3.0～10.0、「不透明度」は20～50％です。
まあだいたいこんなものです。
③最後に全体の明暗をつけます。「サイズ」は10.0以上、「不透明度」は20～50％です。
あんまりかわんないですけど、これで完成。
結構時間をかけてちまちま描いています。基本的にカンで描いているので、これ以上説明のしようがないです。すいません。
で、人物の塗りを完成させます。
完成図。
実際にはベースに塗ったグレーより明るい部分も存在しますが、この時点では無視します。
これでPainterでの作業は終了です。
