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職業に関する意識も、昨今大きく変化している分野です。
男性の職業に関する常識の変化は著しく、転職を行うことが常態となりつつあります。また女性に関しても、結婚までの腰掛け就職ではなく、長く続けられる職業や、やりがいのある仕事を持つことも重要視されるようになりました。一方、男性・女性を問わず、自分のやりたいことを仕事にするというスタンスも確立されつつあります。
さらに世間で問題になっているニートやフリーター問題など、若者が仕事あるいは働くという事に興味が持てないということもクローズアップされています。面倒くさいから、働く必要がないからなどという理由は論外だとしても、心底から、働く意欲というものを持てない若者は確かに増えつつあります。
職業を考えるとき、性格やエネルギー量など、確かに重要だと考えています。
私自身のことを考えても、学校時代の成績からすれば、確かにもっと社会に出ていって活躍するべきかもしれません。それでも、私はエネルギー量が低いので、家の外に出て活動することは向いていないのです。まず、通勤からして無理な相談でした。勿論、若い頃は生活するためにお金が必要ですので、頑張って働きましたが……。勤務条件は片道４０分以内、週休２日が最低条件で、それも慣れてくると月に１８日くらいしか出勤しませんでした。しかし、現在私がやっている、塾や占い師などは、相談者の方が来てくれるので、職業として成立可能なのです。しかし、これが、塾に勤めている講師になるとか、事務所が家から離れている場合には無理になります。
占いの観点からいえば、職業の向き・不向きは確かにあると思われます。但し、いわゆる会社名や、その会社の業種などではなく、職種や勤務形態に関しての向き・不向きです。
また、女性でも、専業主婦に向くか、仕事を持った方がいいかなど、エネルギー量を考慮して判断した方がいいと思います。
転職の時期や独立の時期なども、占いを参考にした方がいいと思います。なぜなら、運気が悪いときは現在の職業について不満が溜まりやすく、どうしても独立や転職を考えがちです。しかし、運気の悪いときに転職をすると、結果的に報われない結果になります。
私の依頼者の一人に、市場に上場した会社の社長がいます。最初の相談は、転職するかどうかという話でしたが、運気が悪いので、もう少し我慢した方が良いと思われました。次の時に、転職の話が来たのです。それは、ある大会社が、あるプロジェクトの為に子会社を作るので、その社長にならないかという話でした。その時は転職するよりも独立した方が今後の発展が見られるのではないかと考え、独立することを進めました。つまり、自分で会社を設立して、その大会社にも多少の資本投下してもらい、その仕事を受けるというものでした。そこで彼は独立したのですが、その後、自社であるシステムを開発し、それを商品化することによって、他の顧客も開発して、順調に業績をあげたのです。さらにある女性とお見合いで結婚することにより、さらに仕事を拡げることが出来ました。勿論、この結婚はたまたま彼の仕事に役立ちはしましたが、決してそのためのものではなく、夫婦中は良好といえます。
このように、重要な決断には占いが大きな働きをすることがあります。勿論、そこで相談を持ちかけたのは彼の勘の良さともいえるでしょうけれども。
また、やはり男性ですが、この方も転職を考えているということでご相談にいらっしゃいましたが、運気が最悪の時でしたので、止めた方がいいと答えました。しかし、当時の職場の状況ではどうしても転職は避けられないとのことでしたので、一時的に何ヶ月かある職にとどまり、次のチャンスを待つということにしました。転職した会社では、社長ということでしたが、彼は有能ではありましたが、リーダーシップをとるほうではなく、また営業も得意ではなかったので、年俸はアップしましたが、ストレスも増大しました。その後運気が好転すると、ある人から会社を設立するのでこないかとの誘いがあり、その会社に転職しました。そこでの仕事はそれまでの仕事と関連性が高く、かつ成長が見込めた業種であったため、年俸も２割程度アップし、成果報酬も期待以上となりました。現在もその仕事を楽しく続けていらっしゃいます。
転職の時期、独立の時期は、勿論本人の能力、実力、努力の次の要件ではありますが、正確な状況分析と、自分の性格や能力、指向などとともに、十分に考慮に値するものではないでしょうか？
縁は異なもの味なもの！！
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