第一次国東半島包囲戦

平成29年1月7日〜9日




2日目の昼飯会場





○1月8日

雨が止まず。しかも、傘を差して平城を歩くのも難しいくらいの酷い雨。

仕方が無いので、高田から杵築へ戦略移動&杵築城の偽天守で時間をつぶしつつ雨が弱まるのを待つことに。






2日目 作戦地図(国土地理院地形図を元に作図)




杵築城


左:天守(今回撮影していなかったので、半年前のものを)、右:天守から西を


左:杵築城の川向いにある牡蠣小屋で昼食、右:美味しかったカキフライ:450円



旧市民会館の奥まで車で入れる。
天守閣の形をした歴史資料館の開館時間9時を狙って入る。200円。
値段と大きさの割に、内容が充実していた。
城郭としての見所は、地形くらい。

どれだけゆっくり見学しても30分そこらが限界で、車に乗ったまま杵築城下町を観光するが、杵築の町もそれ程大きなものでもなく、あっという間に終了。
観光案内所兼土産物屋を発見したので、ここで土産物を物色する。結構良い品が多く、3人共買い物をする。
それでも11時にはやることも尽きたので、城の南東、川向いにある牡蠣小屋で早めの昼食。焼き牡蠣(1kgで1000円)、牡蠣飯(150円)、魚のアラ汁(150円)、カキフライ(450円)。安くて美味しかった。


食べ終わる頃には雨も弱まったので、奈多城へ向かう。





奈多城


左:南東面の段差、右:西端の土塁


左:西下の堀切を土塁から、右:土塁近くから東



道も狭くて車を止める場所が無いので、報恩寺さんの駐車場の邪魔にならない端っこの方に車を停めさせてもらう。駄目そうなら南西にある公民館辺りか。

南東に伸びる台地を堀切で分断している。西端に土塁と堀切があるが、それ以外は余りこれといったものも無かった。





安岐城


左:天守台への入口(土塁)、右:土塁


左:奥の神社のある台が天守台、右:本丸南西にある水堀


左:中央部に残る土塁と水堀、右:西端にある門跡近くの地形


左:本丸北東下、右:本丸内部にある堀跡?


1975年頃の航空写真(国土地理院、CKU748-C22B-20)




町の中に土塁や水堀が点在している。
時間があって、天気が良ければ、2時間くらいかけて丹念に回ると面白いかもしれない。





立石陣屋


左:南にそびえる立石城を望む、右:この辺?



何も無い。
南にそびえる立石城が兇悪だった。





高森城


左:南西端にある神社、右:神社脇の土塁


左:堀、右:本丸跡


左:南北が道路で分断されている、右:堀


左:堀、右:道路が堀で、その右の繁みが土塁



駅館大橋の東の一帯が高森城である。
現在は南北に道路で分断され、また畑にされて半分くらい消滅しているが、藪に入ると堀が残っていたりする。





高家城


左:神社北の2重土塁、右:同左


左:寺のある台地、右:寺の敷地内の土塁?


左:土塁と堀、右:東端にある水堀?



高家集落一帯が高家城だったようであるが、痕跡らしいものは余り残っていない。
北西にある神社の北の林の中に綺麗な2重土塁が最も明確で、他はあまりパッとしない。
主郭部の畑を見ていたら、持ち主にいぶかられてしまい、色々と説明をしなければならなかった。見学の際は注意。





宮熊城


左:主郭部を西から、右:主郭の北の堀


左:段差、右:同左逆側の堀



宮熊集落から東に向かって台地が突き出しており、その東端が宮熊城だったようだ。
高低差や堀跡が残っている。





高田城


左:本丸南東隅の石垣、右:その東の段差


左:本丸東側の水堀を南から、右:本丸の北東隅の水堀を北から



あちこちに遺構があるようだが、道が狭くて車を停めるどころか走るのも難しい。
学校の南東にある公民館に停めて、時間をかけて歩くと面白いかもしれない。






ホテルに戻る。


飲み屋を探すも、殆ど閉まっていた。地方都市の悲しさか。

どうにか開いている寿司屋を見つけて入る。





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