雪の境目 安芸・備後遠征 1日目

平成25年1月11日〜14日




伊賀道城




色々あって、簡潔に記録だけ記す事に。




○1月11日

新山口駅スタート。




室積台場


左:台場跡を南から、右:唯一残る石塁


左:石塁裏側、右:台場前の浜、この石を積んだのか…



珍しい陸繋島の先、象鼻ヶ岬にある。光中学校の東に駐車場があり、そこから遊歩道を徒歩5分ほど。
下調べの際にいつもお世話になっている城郭放浪記にある写真での先入観から石塁が複数あるものだとばかり思っていたのだが、行ってみたら1ヵ所しか残っていなかった。一つの石塁を幾つものアングルから繰り返し撮影した写真が載っていたものを勘違いしただけなのだが、確かにここまで来て1基分しか石塁が残っていなかったら、同じような考えになるだろうと思う。
材料は周辺に豊富なのだから、いっそ全部復元してしまえば良いと思えてくる。





上関城


左:北下の平坦地から南を、右:同左から北を


左:南上の平坦地、右:同左南端から城域全体を



上関中学校の北にあり、上関城山歴史公園として整備されている。直ぐ下に駐車場があり攻略は楽だが、代わりに遺構は何も無く、立地が堪能できるのみである。





上関台場


左:奥の小山が台場跡、右:東屋


左:東屋の東下の石垣、右:南東下の石垣

上関大橋の南端東側が上関台場跡である。敷地には展望台の東屋が建ってしまっているが、その東下に2面の石垣が残っている分だけ、上関城よりもまともである。
小さい割に、駐車スペースが取られているので助かる(当日は工事中で使用されていたので、別の場所に駐車)。





室津台場


左:北東側の土塁跡??、右:同左から南西側の土塁跡??を望む


左:南東側から北東側の土塁跡??方向を、右:南東側の土塁跡??に建つ碑

上関大橋の北端を挟んで北東と南東とに、土塁跡らしき土盛りが残っている。南東側に碑が建つ。
こちらには駐車スペースが無い。上関台場の駐車場に停めて橋を歩いて渡るのが良いかもしれない。当日はタクシー会社の駐車場に、断りを入れて停めさせていただいた。





伊賀道城


左:登山道の途中、一応郭扱いされているが…、右:登山道の途中から山頂を望む


左:土橋?、右:山頂手前から、南西に伸びる尾根を見下ろす


左:山頂部を見上げる、右:山頂の平坦部


左:山頂、右:山頂から東方向を


左:山頂、右:周防大島


(縮尺がいつもの地図の1/2)

柳井市の東にそびえる標高545mの琴石山が伊賀道城である。標高400mの所まで車で登れるが、道は狭く、運転に自信のある人でないとお薦めできない。また東側から登る道は、途中で道が草に埋もれており、西側から登るのが正解である。更に、この地図には描かれていないが、南麓を東西に通る農道が建設中である(H25年1月現在)。
駐車場から山頂まで遊歩道が整備されているが、比高150mと結構登る。また城らしい防御施設も殆ど無く、山頂の比較的広い平坦地以外には、尾根上に土橋と思われる狭隘部があるくらいである。ただ眺めは素晴らしい。





周防茶臼山


左:主郭に建つ祠、右:北下にある堀切


左:祠下の石垣、当時のものかは不明、右:南下にある平坦地、畑跡っぽい



琴石山の北3km、日積小学からだと北500mくらい。県道151号線脇に茶臼山古墳への案内が出ているので、西へ入る。尾根からは土道であるが、かなり奥まで入り込む事が出来る。
遺構は殆ど無い。




高速に入って広島へ戦闘後前進。

あの、はなぶさで夕食。
高いとは知っていたが、普段行っている居酒屋の1.5〜2倍の値段を目の当りにしてビビる。
その分、何につけ美味しかった。



広島泊。





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