「タイル」チャンネルをドラックして、「チャンネルを新規作成」アイコンにドロップします。
「タイル」チャンネルが複製された新しいアルファチャンネル（「スクロール」）が生成されます。「演算」でも複製できますがややこしいのでこちらがおすすめ。

「スクロール」チャンネルに「フィルタ→その他→スクロール」を右に「5」、下に「5」の値で適応します。

パラメーターは以下の通り。
未定義領域は別になんだっていいです。

「イメージ→演算」で、演算ダイアログボックスを開きます。第一チャンネルを「タイル」、第二チャンネルを「スクロール」に指定して、描画モードを「減算」、生成を「新規チャンネル」にして「OK」ボタンを押します。

演算ダイアログボックス。
「レイヤー」の項目は無視してOK。

生成された新規チャンネル（「タイル明」）は、タイルのもっとも光のあたる明るい部分のマスク画像になります。

生成されたアルファチャンネル「タイル明」画像。

ふたたび「スクロール」チャンネルをアクティブにして、「フィルタ→その他→スクロール」で、右に「-10」、下に「-10」の値を適応します。

「イメージ→演算」で、「タイル明」チャンネルとまったく同じパラメータを適応し、新規チャンネル（「タイル暗」）を生成します。これがタイルのもっとも暗い部分のマスク画像になります

生成されたアルファチャンネル「タイル暗」画像。
パラメータは同じでもスクロール方向が違うのでこうなります。

「スクロール」チャンネルはもう要らないので捨ててしまいます。ぽい。

「タイル明」「タイル暗」の2枚のチャンネルを複製します（それぞれ「目地明」「目地暗」チャンネルとします）。

まず、「目地明」チャンネルをアクティブにします。
これに「フィルタ→ぼかし→ぼかし（ガウス）」を「5.0」の値で適応します。

ぼかしました。

「選択→選択範囲を読み込む」で、「タイル」チャンネルを反転して読み込み、「Delete」キーを押して選択範囲内を黒く塗りつぶしてしまいます。

塗りつぶしました。

これが、目地のもっとも明るい部分のマスク画像になります。

同様に「目地暗」チャンネルを操作し、目地のもっとも暗い部分のマスク画像を完成させます。

できました。

目地とタイルのチャンネルを明暗に分けて統合してしまいます。

「イメージ→演算」で、第一チャンネルを「タイル明」、第二チャンネルを「目地明」、描画モードを「加算」にして、新規チャンネル（「明部」）を生成します。

パラメーターは以下の通り。

生成された「明部」画像。

同様に「タイル暗」、「目地暗」チャンネルを使って、「暗部」チャンネルを生成します。

生成された「暗部」画像。

「タイル明」「タイル暗」「目地明」「目地暗」の４チャンネルはもういらないので、捨ててしまいます。ぽいぽい。

まだまだ続くチャンネル操作。演算万歳。はい次。