ヨーロッパ 物欲の旅 その4 
〜国会議事堂は観光客だらけ〜

平成16年7月17日〜25日



○7月20日 ベルリン




左:ブランデンブルグ門、右:国会議事堂


午前8時起床、8時半集合、飯を食って9時過ぎに出発。
それにしてもこのホテル、大陸式のバイキングなのだが、加熱調理した料理がゆで卵だけという手の抜きよう。合理主義の粋を見た思いだ。

まず、バスでブランデンブルグ門まで移動。国会議事堂などを見つつ絵画館に移動。2時間半程絵を見ていたが、疲れる。




左:一番印象に残った絵画、右:昼食その1 ピザ




左:リゾット、右:カルボナーラ


Zoo駅前まで移動して、ショッピングセンター内にあるイタリア料理屋で昼食。カルボナーラを注文するが、ヨーロッパのイタリア料理屋の割にはそこらへんの喫茶店のカルボナーラだった。矢張りドイツか。

飯屋の傍に、武器屋を発見。
日本のそれと同様、ガスガンやモデルガン、模造刀(剣か)といった物を売られているのだが、その中に実銃の銃身に穴を開けたものがあった。何種類かのライフルが置かれており、中でも未使用のモーゼルM1898のコピー品が150ユーロ。
がぁぁぁぁ、欲しい。税関で捕まっても良い。銃刀法で捕まっても良い。絶対に欲しい。
「買っていい?」とIに聞いてみたが、さすがに首を横に振る。
ボルトアクションを何度か試してみるが、軽やかな動作と乾いた金属音。マットブラックの重い表面。しっとりと来る銃床。油の香り。ああ、素晴らしい。
「分解して船便で送るから」もう一度Iに聞いてみたが、さすがに首を横に振る。
諦めきれずに、何度かボルトアクションを繰り返すが、やる度に欲しくなる。ああ、せめて拳銃だったら誤魔化し様があるのに、その長い銃身だけはどうにもならない。泣く泣く諦める。





左:ペルガモン博物館、右:弾痕の跡


バスに乗って博物館島に移動し、ペルガモン博物館へ。2時間程見て回る。
周りにある建物を良く良く見てみると、弾痕の跡が生々しく残っている。恐らくは第二次世界大戦のベルリンでの攻防戦の時の物かと思われる。

フリードリッヒ通りの近くまで来ていたので、昨日の軍需用品店を案内したのだが、閉まっていた。間一髪。


SバーンでZoo駅まで戻り、デパートなどで買い物。Kadeweというデパートにもカタン本体が売られていた。昨日のミスムーブをリカバーする為にも、ここで本体を3セット購入、という選択肢が浮かぶ。男としては格好良いのだが、アレキサンダー通り駅前のデパートの方が安かったような気がしたので、決断を先送り。

ジャガイモという店で夕食。ドイツ名物のアイスバインを注文した筈だったのだが、煮こごりをスライスしたような物が出てくる。付け合せのマヨネーズの酢が利きすぎていて、あまり美味しくなかった。




左:上のハムみたいなのがメイン、右:カツレツ





左:アイスバイン、右:カツレツの中身


それからI夫妻はレ・ミゼラブルのミュージカル鑑賞に行き、自分は一人ホテルに戻る。

駅前のデパートでカタンの値段を調べると、27〜30ユーロ。3つで10ユーロも差が付くのも悔しくて、購入は諦める。代わりに旅行用カタンを購入する。


それから、CD売り場が有ったので翌日からの車移動用にCDを物色。午後8時閉店なので大慌てで1枚3ユーロの安売りCDを4枚選び、売り場に持っていくのだが、自分の持っているカードが使えない事が判明して焦る。現金も底を尽き始めていたが何とか払い切る。残金10ユーロ。


夜、嵐。
日本では見られないような豪雨と雷だったので、デジカメの動画で撮影しておく。


午後11時過ぎには就寝。





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