ヨーロッパ 物欲の旅 その4 〜チェコ侵攻〜

平成16年7月17日〜25日



○7月21日 ベルリン→ドレスデン→プラハ



ホテルの部屋からの風景


6時半に起床。8時過ぎに出発。
出発前に現金を下ろそうと思ったのだが、暗証番号を思い出せず、諦めてI夫妻から借金をする事にする。



左:アウトバーン、右:お世話になったBMW316(AT)、独逸は殆どセルフスタンド


I夫妻の車はBMW316の4ドア。このタイプは日本では見た事がない。廉価版と言ったところで、作りこみも甘い所為か日本の普通乗用車っぽい。
初めてのアウトバーン。内装はボロイが、さすがにBMWだけあって150kmでも危なげ無い走りを見せてくれるが、周りの車はもっと早いスピードで走っている。200kmくらいか。しかも飛ばしている車の殆どは1600ccの車。さすがヨーロッパ。


11時過ぎにドレスデンに到着。観光をして、昼飯を食べる事に。



ドレスデンの風景


Iは塔に登るのが好きらしく、まずは教会の塔に登る。エレベータが無い上に、やたらと高く、ヘトヘトになる。ただ、眺めだけは良い。
教会前の広場では、ロードレースの準備が行われていた。出発地点の様で、アシストの車と自転車とが無数に集まっている。本当はスタートシーンを見物したかったが、宮殿を見物する為に移動。




ロードレースの風景


宮殿。美術館も兼ねており、1時間ほど見物。有名な絵も何枚か有ったが、余り感動もなし。


大空襲の為か、古い建造物は黒く煤けている。そんな中、新しく修復された聖堂の黄色い石が眩しく光っている。




城と橋



マクドナルド。ホットコーヒーと食い飽きたフライドポテト、日本のLよりも多い


広場前のマクドナルドで昼食。胃が悪いにも関わらず、大量のポテトを条件反射で選択してしまい、更にコーヒーを選んだらホットコーヒーだった。何でもドイツでは普通はアイスコーヒーは置いていないらしい。Tシャツ1枚でも十分な気温の中、大量のフライドポテトと熱々のコーヒーを前に脂汗を流しながら食べる。

またこの時点で現金が尽きる。



左:チェコ国境へ、右:国境の検問所



左:チェコの山道、右:チェコの田舎町


更に南下。久しぶりに山を見たと思ったら、そこが国境だった。チェコへ入国。
山沿いに幾つかの城があった。さすがは国境地帯である。



チェコの風景


すぐに山が消え、また元の一面の麦畑に戻る。



牛乳と間違えて購入したサワークリーム


大型のショッピングセンターに立ち寄る。両替を済ませ、飲み物等を購入。
自分は牛乳が好きなので、車の中で飲もうとプラスティックカップ入りの牛乳を購入したのだが、開けてみるとサワークリームだった。(しかしどうにか食べた)



移動中に撮影した城


移動中に撮影した城、その2



午後6時過ぎにプラハに到着。チェックイン。
ロビーに大勢の日本人観光客が居た。懐かしいとともにうざかった。









地下鉄で中心部に出て、ショッピング。軍需品の店があったので寄って貰うが、品揃えは余り良くなかった。骨董品屋も見つからず。



左:ビーフストロガノフ、右:鴨の炙り焼き



左:牛肉のグラーシュ、右:玉葱のスープ



左:サラダとザワークラウトの砂糖煮、右:プラハのホテル

広場に面した店で食事。折角プラハに来たのだからと、ガイドブックに載っているプラハ名物を探すのだが、Iは適当にビーフストロガノフとかを注文している。自分はチェコ料理である牛肉のグラーシュという煮込みと、玉葱のスープを注文する。しかしこのグラーシュが不味い。肉は硬くて味も場末の定食屋のビーフシチューだ。おまけに付け合せに付いてくるクネドリーキ(ここの店のはパン入り)が更に不味い。しかも値段も高い。余りに凹んだので、Iのビーフストロガノフを味見させてもらったのだが、こちらは普通に美味しくて、更に凹む。

クネドリーキ:
チェコの名物。粗挽きの小麦粉と水を入れて練り、直径5cmの円筒形にして茹でて1cm程の厚さに切ったもの。パンを1cm角くらいに切って入れたものと、ジャガイモの入った物の2種類が一般的(地球の歩き方)。



ヨーグルト

帰りにスーパーでパック入りの牛乳を買ったら、これまたヨーグルト。ここら辺の人間は牛乳を飲まないのか。(よく見たら、アシッドミルクと書かれていた。)


それとプラハの地下鉄は、ドブの匂いがする。


疲れた。






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