本日、12月9日(日)、長い間工事中だった、王子動物園の北園がついに完成し、公開されました。なんと、2007年11月から足かけ3年・・・。10:30から竣工記念式典が開催されていましたので、その様子などを紹介します。
サポーターの方にははがきで案内があったと思いますが、特に参加者限定ではなく、誰もが見学できました。
ぞろぞろと集まってくる人。一般来園者の観覧は、来賓の方々が見終わってから。
動物たちが本当に間近で見られるようになりました。
シタツンガ(♀) クリックで拡大 相変わらずお美しい
シタツンガとラマは南側通路が開放されて、少し警戒しているようです。おどかさないようにしてあげてください。
エミューさん
柵の目は薄く、写真もきれいに撮れます :Dm ありがたい
こちらは、カンガルー、ワラビーの寝室を観察できる「観覧通路」
ベンチもあります。が、もっとあちこちにあった方がいいな。
スロープ。傾斜のきつかった北側の高架式観覧通路(上から動物を見下ろす方式は、27年前の当時は画期的な「アイデア通路」だったのだそうです)から、バリアフリー化するのが今回の工事の目的の一つだったとのこと。
新しい南側の通路は、「動物の目線が人と同じ」を目指したそうです。
王子動物園はまだまだ古い施設が残ってますが、順次改修していくとのことです。
式典での石川園長のお言葉でした。
嬉しい北園の公開ですが、ひとつ、悲しいお知らせがあります。シタツンガのオスが、北園開園を待たず、11月に亡くなったそうです。
ここしばらく姿を見てなかったので、療養中だったのでしょうね。
(2006/5/21) 銀塩の頃の写真。なかなか全身が撮れる位置に来てくれない子だったので、残っていた写真はこれくらい。
冥福を祈ります。かっこよく撮ってあげたかったな。
(もっと撮ったはずなのに・・・とHDD探ってたら、コンデジで撮った「かっこよくない」 :(m 写真が見つかりました。そのうち、お見せします)
さて、もう12月。風も冷たくなり、動物によってはもう耐寒モードに :Dm
団子状態のワオキツネザル
前記事のカピバラたちも、集まって陽だまりで暖を取ってるのでしょうか。
シンリンオオカミの「クイーン」も陽だまりでまったり・・・え、いつもと変わらないって?
ビントロング舎には、暖房用?のランプが入りました。
ランプの下に二匹集まってるので、観察のチャンスです。