一礼受けられよ三國志素っ首、刎ねてくれるわ!!
■三國志■
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■三國志10(Win)
 7/2発売予定。1985年から続く光栄の定番ゲーム「三國志」シリーズの第10弾。全武将プレイ、舌戦による一騎討ち、1人の武将で複数舞台を率いられる戦闘、42種類の特技と師事システムなど、遊び甲斐がありそうです。
[公式サイト][4gemerによる紹介]

雲玲。妖艶だ(笑)
「まったりしていってね」

■三國志投票■
■三國志武将投票■
現在の1位
関羽に匹敵、いや知勇の均衡では上回る名将
張遼(字・文遠)
■三國志軍師投票■
現在の1位
郭嘉が長生きしていたら、司馬懿の専横はなかった!?
郭嘉(字・奉孝)
■三國志君主投票■
現在の1位
なんで武力68なんだよ>光栄さん
曹操(字・孟徳)

■武将秘話■
秘話ってほどではないですが、少し変わった、ちょっとくだらない特集です。

夏侯惇 ◆夏侯惇(字・元譲)◆

 最近、惇兄などと呼ばれ人気の夏侯惇だが、日本での読み方は「カコウトン」が一般的だ。しかし、一昔前までの日本では「カコウジュン」と読むのが一般的だった。「惇」は「トン」「シュン」「ジュン」と発音するから「カコウジュン」でも構わない気がするが、とある法則に乗っ取ると「トン」でないといけないらしい。まあそれはいいとして、いつから日本で「カコウジュン」になったのか検証(…おおげさな(笑))してみた。日本での発音の傾向ということで、どっちが正しいとかいう低次元の話ではないので安心してね。

【カコウジュン】
 そもそも、日本に演義こと『三国志通俗演義』が伝わったのは江戸時代の湖南文山の翻訳(超訳な部分もある)による『通俗三国志』が最初で、その時に既に「カコウジュン」として訳されてしまったようである。現在刊行されている湖南文山による本では、ことごとく「カコウジュン」とルビがふられている。
 『通俗三国志』で日本でも三国志が大流行したが、日本人にとっての三国志といえば、1939〜1944年に発表された吉川英治の『三国志』だろう。無論「カコウジュン」である。どうやらその後日本人にとって夏侯惇が「カコウジュン」になってしまった原因もここにありそうだ。
 1968〜1969年にかけて発表された柴田連三郎『英雄ここにあり』も「カコウジュン」
 1972年から連載された横山光輝のコミック版『三国志』も「カコウジュン」 1991年にアニメ化もされたがやはり「カコウジュン」だ。

【カコウトン】
 『三国志通俗演義』の最も優れた訳本として知られる、1967年の立間祥介訳『三国志演義』では「カコウトン」になっている。正史では、今鷹真訳の筑摩『正史三国志魏書』及び、立間祥介監修の徳間書店『三国志』でも「カコウトン」となっている。
 1974〜1977年に発表された陳舜臣『秘本三国志』では「カコウトン」になっている。読んでもらうとよくわかるのだが、時折作者が登場し、正史や資治通鑑による注釈をしている。それまで三国志といえば三国志通俗演義だったのを、正史を参考に独自の世界観で描いたからこそ「カコウジュン」ではなくなったと思われる。読者の間でも「カコウジュンだろ、間違ってら」と一部で話題に…。
 ゲームでは1985年に発売された光栄『三國志』では「カコウトン」になっているのに、1987年に発売された『三國志II』では「カコウジュン」になっている。横山光輝のコミック版がクライマックスに入り、大人気だったという背景に基づいたのだろうか。『三國志III』以後は「カコウトン」で統一されている。
 その流れを受けているかどうかはわからないが、90年代以降の刊行物はそのほとんどが「カコウトン」で統一されている。「カコウジュン」派はしばらく肩身の狭い思いをすると思うが、滅びないよう頑張って欲しい。なにせ『吉川三国志』『柴錬三国志』『横山三国志』という強力なバックがあるのだから。

 ちなみに「カコウジュン」もちゃんといる。夏侯淵の曾孫にあたる夏侯淳がそうだ。時代的に晋の人なので三国志には登場しない。

 所詮は日本語読みの話なので、本物とは発音が違うが、日本語読みも統一する傾向があり、その基準と一つとして北京語寄りの発音を選ぶというのがある。それに従う場合「惇」の発音は「dun(トェン)」となる。どっちかといえば「トン」のほうがしっくりくる。「惇」の日本語でのスタンダートな発音も「トン」だから、「カコウトン」に落ち着くのが良さそうだ。なんとなく引き締まった感じもする。(※カタカナで表現するのは無理がある。中国語のローマ字表記も色々とあるから突っ込みはなしってことで(笑) そもそも中国では北京語とかなり異なる広東語もあり、地方によって発音も微妙に異なる。)
 曹植も「ソウチ」と読む場合が多いが、最近は概ね「ソウショク」に統一されている。しかし北京語で「植」は「zhi(チ)」である。だから「ソウチ」派が根強く存在している。中国からの入荷(笑)以来、発音の変化があまり見られない日本語読みのほうが、当時の発音に近いという見方もあるようだが、これも伝えた時代や地方によって違うので何とも言いようがない。。
 もう一つの基準として「○○切(伏字ではない(笑))」という法則があるらしい。その法則に従えば統一した発音が出来上がり、何も問題はなくなるらしい…。(詳細は不明)
 さらにもう一つの法則として漢音と呉音がある。唐代に伝わった漢音に従えば「かこうとん」となり、南朝宋代に伝わった呉音に従えば「かこうじゅん」になる。今では一般的である漢音に全て従えばいいのかといえば、そうでもないので、基本は漢音で状況に応じて呉音を使うのがよいが、呉音で普及している読みもある。その例が沮授。沮は「ソ」と読むのが普通だが、これは呉音である。呉音しかない読みもあれば、漢音と呉音が混ざっていることすらある。言葉は難しいね…。

 蛇足だが、日中間ではそれぞれの国での発音でしていいことになっている。CS放送で見られる中国料理番組「ヤンさんの中国料理紀行」も「ヨウ(楊)さん」と書いていいのに、楊さんや揚さんはなぜか「ヤン」とされてしまう。「曹」や「孫」は日本語読みされているのにね。ちなみに料理人楊さんの吹き替えはジャッキー・チェンでもお馴染みの石丸博也だ。似合いすぎている(笑)
 ニュースを注意深く見ていればわかることと思うが、日韓の場合は読みを変えてはいけない。金大中を「キンダイチュウ」と読む人が多いのは、仕方のないことだと思うが、これは歴史的背景があるからで特別だと思っていい。年の人ほど、何度「キムデジュン」だと教えても徒労に終わるだろう(笑) せめて政治評論家くらいはちゃんとして欲しい(笑)

■『中国大河ドラマ三国演義』の貂蝉■
貂蝉
▲貂蝉。王允の養女。董卓と呂布の仲を切り裂く連環の計の実行役となる。架空の人物なのに中国四大美女に数えられる。
 女優・陳紅(チェン・ホン)は大陸では有名らしく、2001年の中国八大美女に選ばれている。10年前に演じた貂蝉を今年「呂布与貂禅」で再び熱演。1968年生まれというから23歳で16歳の貂蝉を演じ、今度は33歳2児の母として16歳の貂蝉を演じることに…すごっ。三国演義ではとても23歳には見えなかったなぁ…。同名の有名歌手もいるが別人なので注意(笑)。
[詳細][詳細][ファンクラブ?]  蒼天航路の呂布もいました(笑) 繁体字、簡体字フォントがなければ見にくいと思います(笑)

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三国演義「滾滾長江東逝水」 頂物 96年 不可
対応 DL
SC-88
 【転載禁止】HAT氏にいただきました。NHK-BSでも放映された中国 大河ドラマ「三国演義」の主題歌です。もちろん中国楽器バリバリで北京語で熱唱されてます。銅鑼はSC-88以降の音源でしか鳴りません。
滾滾長江東逝水について
原詩
中文簡体字
滾滾長江東逝水
浪花淘盡英雄
是非成敗轉頭空
青山依舊在
幾度夕陽紅

白髮漁樵江渚上
慣看秋月春風
一壺濁酒喜相逢
古今多少事
都付笑談中


曹操(鮑国安先生) 訳(三国志演義)
滔滔と東する水は果てしなく
長江に消えた英雄は数知れず
是非成敗もうたかたに
青山のひとりもこりて
紅の夕日迎えるそもいくそたび

白髪の漁翁杣人、渚に立ちて
秋の月春の風みて年へたり
一壺のにごり酒もて相逢えば
過ぎし幾多のことどもも
今は昔の語り草

訳(ドラマ三国演義)
滔滔たる 長江の流れは東へ
波は英雄をすくい尽くす
善悪成敗がいかになろうと
青き山々は今も
夕日に映えている

白髪の漁師は川面にて
秋月 春風にひたねる
良き友と酒を酌み交わし
古今の出来事もすべて
笑い話となる

 最近刊行されている「三国志演義」の冒頭に書かれる詩として有名で「臨江仙」という題がついている。作者は三国演義の書かれた元末明初より少し前になる。作者は楊慎(明・1488-1559)。ドラマ三国演義の主題歌としても使われている。
滾滾(こんこん)なのか滔滔(とうとう)なのか。滾滾と滔滔は意味はほぼ同じだが、訳では滔滔のほうがよく使われている。三国演義の主題歌での発音は滾滾のほう。

■中国新報■
    もはやどこが新報だかよくわからない…(爆)

  • 2002/9/30
    南京集団中毒死事件、発生から16日で死刑判決 さすが中国。罪状明らかの場合はこれでいいんです。日本は遅すぎ。遅いということは経費もかかってるということ。しかも税金。ムダです。
  • 2002/7/28
    世界で一番多い姓は「李」さんで約1億人 次いで王、張で、これだけで2億7000万人。劉、陳、楊、趙、黄、周、呉と続く。おそろしい国だ(笑)
  • 2002/7/26
    中国の大女優劉暁慶が脱税で逮捕 武則天(則天武后)芙蓉鎮、西太后などで主演。芙蓉鎮では30代半ばで初々しい演技をしてましたが、もう50でしたか。最近不動産事業など色々手を出してたようで。【中国サイトの逮捕特集(爆)】【中国サイトによる紹介
  • 2002/5/23
    ネットで呼び出し殺害。床下から6女性の遺体。 中国の河南省開封市で、若い女性がネットで知り合った男に呼び出され、次々に殺害される事件が起きた。逮捕された男の自宅などからこれまでに女性6人の遺体が発見された。…とのこと。インターネットカフェを利用していたらしく、そのチャット記録から判明したらしい。くどき文句は「ハンバーガーを食べに行こう」 ついていってはいけません。インターネットカフェ安全管理規定が強化されていくのも時代の流れなんでしょうかね。
  • 2002/5/23
    カンニングが見つかり、女子生徒が自殺 甘粛省蘭州市の中学2年生の女子生徒が試験でのカンニングが、試験監督の教師に見つかり、帰宅後飛び降り自殺で死亡したとのこと。 遺書には「カンニングが見つかった自分の前には、2本の道しかない。一方は死、もう一方は永遠に他人に頭が上がらないまま生きる道」と書かれていたとか。……こんなことくらいで死ななくちゃいけないなら何もできませんって。お国事情が違うとはいえ、13、4歳で人生で決まるものではないですよ。
  • 2002/5/23
    ネットカフェの未成年者の立ち入りを制限 16歳以下の場合は保護者同伴、休日と冬・夏休みは8時から20時までで、接続時間は3時間まで、未成年の夜間利用禁止などの規定が発表された…とのこと。4月17日に高校三年生が学校をサボってネットゲームに熱中して突然死したのに合わせた規定みたいですね。
  • 2002/3/11
    中国、冤罪防止努めたら無罪6,600件(爆)
  • 1999/7
    北京に57年ぶりの熱波が襲い気温42度を記録。
    北京といえば三国時代は幽州より北でかなり寒い地域の為かクーラーのない車も多い。
  • 1999/1/1
    昨年暮れ中国の双子ハッカーに死刑判決が下った。
    なんでも銀行のコンピュータに侵入して400万円を架空の口座に振り込ませ、盗んだそうだ。
    中国で400万といえば大金。見せしめのための死刑だろう。中国は即決裁判が比較的多い。迅速でよい場合もあるが、冤罪も多いと思われて少々恐い。日本みたいに遅いのも問題だが。

  • 1998/1/10
    畿内で三角縁神獣鏡大量に発見!邪馬台国畿内説優勢に!?個人的には畿内説支持。魏の明帝曹叡から下賜されたものや買ったものらしい。
  • 1998/1/11
    河北省北部で大地震!?震源地の近くでは建物の9割は倒壊したという。
    袁紹の遺骸(もちろん未発見(笑))は大丈夫だろうか?
  • 1998/1/23
    新陽だか晋陽のスーパーで電動カート登場。店内の決まった路を進みながら商品を取っていくらしい。 小売店の春秋戦国時代が始まったと報じられている。せめて本場なら五胡一六国時代とか五代十国時代と言って欲しかったなあ(笑)
  • 1998/1/24
    三角縁神獣鏡の中に「同出徐州」と刻まれたものがあったらしい。
    同は銅の事で、(つまり雷銅は雷同でもいいわけ(笑))、徐州は陶謙や劉備の話でお馴染みだが立派な魏の領土。魏の銅であることが証明されたわけだが、以前謎は多い。

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