うわらばっ


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■アミバ様の天才の根拠とは?■
 アミバ様は天才である。「天才は自分では天才とはいわない」といわれているが、そんな決まりがあるわけではない。ユダ同様「ナルシスト」である事がそういわせているのである。では、アミバ様が天才である根拠をここに示そう。
    (1)どんな拳法でも誰よりも早く習得する事ができる。
    (2)北斗神拳を短期間、しかも独学で習得した。
    (3)北斗神拳習得後さらに上を目指そうとした。
    (4)誰も奥技を授けようとしなかった。
 (1)はハッタリでも思い込みでもない。北斗神拳もトキと出会ってからわずかな期間であそこまで使いこなしているので事実であろう。そもそも拳の優劣は天賦によるところが大きいのである。奇跡の村で老人の足を治療しようとしたように、既に秘孔を研究していたようだから、北斗神拳には元から興味があったのだろうが、それにしても早い習得だ。似たケースとしてヌメリがいる。北斗琉拳の使い手ではないが、目を覚まさせる破孔を知っていた。

 (2)は大きなポイントだ。北斗神拳の使い手の中で、伝承者以外から学んだ者は3人いる。バラン、ジャギ配下のモヒカン男、そしてアミバ様だ。バランはラオウの付き人として長く傍にいて盗み学んだ。ジャギ配下のモヒカン男も同様だ。しかしアミバ様だけ違う。独学なのだ。それでいて(1)のように北斗神拳も例外なく早く習得してしまった。もし、ケンシロウと同じように学んでいたら敵ではなかっただろう。
 同じラオウの支配下に入っていたジャギから教わったという説があるが、2つの理由からなしとする。あのジャギでさえ、部下に北斗神拳は教えず盗ませているし、また2人が一緒に過ごした期間があったとも思えず、仮に学んだとしても短期間で、しかもジャギよりも強くなっているからだ。どう検証してもやはり天才であることは疑いの余地がない。何よりケンシロウと拳を交えても「本物のトキ」と思わせたのが天才の証である。

 (3)も大きい。北斗2000年の歴史で発見されていなかった秘孔を新発見した功績は極めて大である。「708ある経絡秘孔」という概念を崩し去ったのだから。稀に708の中にアミバ様の秘孔が含まれているという話を聞くが、それはまずない。原作の最初のほうの説明で既に解明されている秘孔を708としているからだ。もう少し期間があれば北斗神拳の究極の謎であった宗家そして北斗琉拳にまでたどり着いていたかもしれない。

 (4)は疑問に思う人もおられよう。授けない理由は3つ考えられる。

1.才覚がないから。
2.奥技を悪用しそうだから。
3.自分にとってかわられるから。

 異説あるが、アミバ様の場合は2と3に当たる。抑えていてもあふれ出る才覚と野心、鋭い目つき。あまりに習得するのが早いがゆえに師匠は恐怖したのであろう。「この男に奥技を授けたらワシの立場など軽く吹っ飛んでしまう」と。普通に伝承させるつもりならそれでもいいだろうが、師匠としての立場までなくなってしまい、その地位を追われることに恐れていたのだ。いつまでも奥技を授けようとしない師匠の元にいるほどアミバ様は我慢強くない。生来顔と一緒で落ち着きがないのだ。

 以上の理由からアミバ様は天才であるが故に、奥技を授けられず、世紀末覇者への道を絶たれてしまったのである。
この技のキレは…
▲「この技のキレは…」
アニメではこの後「やはり本物のトキか…!!」と台詞が続く。


 奇跡の村でのトキとの出会いでは翻弄されたのに、ケンと互角の戦いを演じられたのはなぜか。もう一度言う!! それはアミバ様が「誰よりも早く拳法を習得することができる」からだ。トキと出会ってからケンと出会うまでの間に北斗神拳を習得することにより、飛躍的にレベルアップしていたのだ。まさに驚異的といえる能力である。西嶽派銀槍の男のように習得する拳法を誤ったり、ジュウザのように天賦の才があっても我流であるがゆえに、覇権を握れない男たちもいる。アミバ様は目の付け所も抜け目なかったのだ。
ジャギ様から奪い取った技北斗剛掌波!
▲才能の差か、奪い取った師匠の差か。両方だろう(笑)
バランでさえ、ケンシロウに「北斗神拳ではない」と烙印を押された。




もうこのページから落ちたい(爆)