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記事No.124581 [ファイクエ最終章] 返信ページ
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■124581  ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15138回)-(2013/08/14(Wed) 16:00:19) [ID:HtMq1t2y]
親記事
引用

向こうも荒らされベース完全撤退の理由が完成
その後 やっぱ中途半端に残ったので考えた結果
この作品はやっぱ故郷で最後を迎えさせようと思いました

アイツのキャラ全員殺せと言われて
殺すには使わないといけないのに
その後無許可で使っていると矛盾が発生したので あの障害者の戯言は無視

終わらせるために書いてるから今回読者は諦める うん


■124685  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15157回)-(2013/09/19(Thu) 00:10:14) [ID:HtMq1t2y]
Res15
引用

そのころ 勇者側
青空街 アルファベットが制圧した主戦場


数字の兵士は徹底的に狩られ
特にうざったい魔法使いは徹底的に痛め付け
降伏し捕虜となった者も情報とか何も持ってない連中ばかりで
そいつらも用が済んだら後は邪魔になるだけなので
次々と適当に銃殺されていった


町に住む民間人もまた 老若男女問わず虐殺され
死体の形状が比較的良い物は
Xのシェフが営む大ホール(公民館的な所と思われる)を利用した野戦食堂で
大きな鍋に叩き込まれグツグツ煮込んだり
手頃な大きさの巨大鉄板や焚き火・オーヴンで焼かれ
それらは全て一部魔族の食料として提供され
さらに力の加減を分かっていない双子の片割れと遭遇したものは
ミンチより酷い状態となりハンバーグにしか使えなくなっていた

そんな悲惨な状況になりようやく
勇者たちが動けるほどの隙が生じた


その中でも大勢を引き連れ真っ先に動いたのは・・・


連合兵1「いやー 聞いてくれよ 捕虜にした魔王に拷問したらさ
     あいつ太ももに一発9mmやっただけで色々吐きやがったよ」
連合兵2「マジか・・・さっすが数字のえーと・・・300いくつだっけ? まあいいか
     それ本当に魔王か? ドジな兵士か何かじゃないの?」

二人の兵士が暇そうに敵が壊滅した戦場を眺めて語り合っていた

足元にAK101を置き手頃な椅子に座って
いろはすを片手に 本当に暇そうに



すると背後から 突然何者かが話しかけてきた


???「連合軍とはよくできた体制だな
    まとめてヤるには最適だ♂」

連合兵1「なんだ?今のお前か?」
連合兵2「いや違うよ こんなダミ声じゃないだろ
     どっかの格闘ゲームのニンジャみたいな声は出せないか・・・ら・・・」

声が気になって片方が後ろを向くと


???2「やらないか」

そこにはまた別の声を放つ奇妙な頭のマッチョがいた
そいつは兵士に襲い掛かり


連合兵1「しまっ!後ろ・・・アッー!」
連合兵2「おい! どうし・・・・何だお前hアッーー!」


兵士二人を一瞬で鎮圧
行動不能状態に追いやった


そこにまた一人 ♂型の剣を持った男が寄ってくる


アニキ「あーあ 2人いるんだから俺にも取っておかないと 古王ー! ジャックー!分かってんのー?」


古王「オールドキングだ 刺激的にイこうぜ」

興(ジャック・O)「この程度では不十分か・・・」


それは
アニキが今回の戦いのために呼び出した友軍・・・穴兄弟である
その一部には さまざまなACを持つ強力な「ゲイヴン」がいた

そしてアニキは今がチャンスと大ホールに他の仲間を呼び寄せた

ちょっと遠くからの通信
≧(ジョシュア・オブライエン)「こちらホワイトグリント 救援に向かう」
一機は巨大な使い捨てブースター「VOB」で高速移動し青空街に急行している


さらに上から突然ブースターを吹かしてまた一機

干(ゲド)「手こずっているようだな・・・尻を貸そう♂」
興「遅かったじゃないか・・・ 準備はいいか」
古王「アルファベット連合軍を襲撃する 付き合わないか♂
   魔界の連中 ぬすぎる! 殲滅なんて 結局は掘るしかないのさ」
興「頼もしい・・・ 掘るデス採掘場からの戦力提供はまだか?」
アニキ「そっちの方はもう少しかかると思うが・・・早く・・・やらないか」

このホモの軍勢はまだ揃っていないにもかかわらず
大量の兵士たちが飯をかっ込んでるホールに侵入した

見張りの兵は即座にその手の行為で昇天させ
少数精鋭のつもりなのか正面から突入した


突入直後 内部の図面をスマホで確認したアニキは
一直線にホールの方に向かい
バリケードの如く固められている扉を
たまたまもっていたとっつき(4万とっつき人間サイズ)で突き破ると

その先では大勢の兵士たちが雑兵狩りと人間駆除の後で飯にありついていた

しかしそこに4名のホモが乱入して大騒ぎになった

コロシ「し・・・侵入者だーーー!」

ホモは隠密行動しない 兵士たちは攻撃しようと銃を手に取ろうとするが
それよりも早くゲイヴン共が動いた


興「ハメさせてくれ」
連合兵1「ジナイーダはまだなのか!? アッー!!」

干「悪いな・・・ブチ込む!」
連合兵2「ラスジナとかそんなんいないから!うわっゲイヴンだアッー!」


銃を取った兵士も必死に抵抗するが
高速で移動するゲイヴンの速度についていけず
一人また一人と掘られていった


描「どうした・・・うわぁ! 撃て!撃て!」
連合兵3「ダメだ! 全然当たりゃしない! こっちにくる!」
連合兵4「アッー!!」

干「どうした! 一発くらい当てて見せろ!」

施設の奥から護衛の描とCの分隊が駆けつけるが
巧みなゲドの尻旋回(後ろを向いて動き回る回避法)により弾丸は全て回避され

すぐさま餌食に

古王「戦争屋風情が エロそうに
   番犬付きか・・・ いや むしろ番猫か」
描「俺は猫じゃな・・・・アッーーーーーーーーー!!!」

興「結果は見えていたが・・・・成程」(ドスッドスッ
コロシ「ひっ あぐっ ンアッーーーー!!」(ビクンビクン


たった4人のホモにより
魔界連合軍の拠点が一つ あっという間に陥落してしまった

今後もさらに増援が到着する予定であり
これの存在により戦場に混沌が舞い降りることになるだろう


古王「これで終いか・・・まだまだ腐るほどいるがな
   面倒だが 先は長いぜ?相棒

    大勢♂待ってるん♂だからな♂  」

乙樽(オッツダルヴァ)「いけるな?フラジール」
穴「はい そのつもりです フラジール単機でも敗率はほとんどありません」
乙樽「それは良かった じゃ 行こうか」


青空街から一番近い海上にて
街に向けて高速で移動するネクストAC1機を迎撃するため
2機のリンクスが投下された

目標の機体は使い捨て式の大型ブースターを装着しており
レーダーに入った瞬間すぐに視界に入ってきた


≧「リンクス こちらジョシュア・オブライエン ホワイトグリントだ」

乙樽「ステイシス オッツダルヴァだ
   ホワイトグリント 大げさな伝説も 今日で終わりだ
   貴様には水底が似合いだ(フラグ」
穴「これで 二対一と言う事ですね」

3機のネクストが戦闘を開始した
全機4系のネクストACなのでとにかく汚染を撒き散らし
それらは風に乗って丁度戦場に流れて行っているが


戦いが激しくなるにつれて
紙装甲超高機動型のフラジール(これ→穴)もついていけない
ホワイトグリントの細かい動きにより機体に負荷がかかり

ついに・・・


穴「・・!? AMSから・・・光が逆流する・・・
  ファアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!」

機体が暴走し元ネタではいつもどおりのやられ方で
戦闘不能 そのまま機体は速度を出し続け空中分解した

続いてそのまま後ろを取られ
空中で背後からライフルが直撃し続けているステイシスも

乙樽「・・・メインブースターがイカれただと?!
   狙ったか・・・ホワイトグリント・・・・!!」

≧「お前の機体・・・限界だ まだまだ・・・攻めるぞ?」

機体のブースターが1つ1つ弾の直撃で潰されていき
段々と飛行能力を失って行った

そして最後には

乙樽「よりによって海上で・・・くっ!ダメだ!飛べん!

   浸水だと・・・?!馬鹿な!?これが私の最期と言うか!
   認めん・・・認めんぞ・・・こんな事・・・ッ!」



あっさりと水没 2機目も水底に沈んだ

邪魔者が居なくなったのを確認したホワイトグリントは
オーバードブーストで高速飛行

青空街に向け飛び去って行った

 

■124686  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15158回)-(2013/09/19(Thu) 00:11:23) [ID:HtMq1t2y]
Res16
引用

その後 ホワイトグリントは青空街に到着
さらにそれについてきたかのようにゲイヴン集団「YARCA旅団」と
その他の大勢のゲイヴンが集結した


連合兵1「嘘だろ・・・?!なんだこのACの数は・・・!?」

≧「ゲイヴン 活躍は聞いている よろしく頼む」
サーダナ「穴掘り屋の傭兵・・・面白い素材と聞いている♂ 期待するぞ」
ジェラルド「殺しはせん 体に聞くこともある♂」

≦(ジョシュアじゃないよ!スティンガーだよ!)「いいか 俺は面倒が嫌いなんだ」
クライン「我々はいつも過ちを犯す・・・♂」


連合兵2「ホワイトグリントと・・・イクバアッー!ルの魔術師 サーダナ!?
     さらには破壊天使砲搭載型機のノブリス・オブリージュ・・・」
連合兵1「向こうには軽量型ACヴィクセンと大型兵器スカラバエウス!
     あんなものどっから持ってきたんだ?!」

興「遅かったじゃないか・・・」
干「やらないか」
古王「あいむしんかー♪とぅーとぅー♪とぅー♪ととぅー♪」
メルツェル「YARCA旅団 メルツェルだ やらないか」
ヴァオー「ハッハー!メルツェェエェェェェェェエエエェェェェェェェェェェル!!」
PQ「やらないカーニバルです 派手にイきましょう
   私の鎧土竜♂はそう簡単におちませんよ」

ゲイヴンはさらに数が増え そのAC全機が並列飛行を行っていた

連合兵3「そんな・・・なんだあの物量・・・」
連合兵4「てかなんなのあいつら・・・」
連合兵5「・・・おい あの変態ども こっちに・・・」


兵士全員「「アッーーーー!!!」」



その後もゲイヴン達により次々拠点としている場所は掘り尽くされ
攻勢だったアルファベットの軍勢は
一気に後退することを強いられる事となった


アニキ「・・・呼び過ぎたかな・・・出番が無い・・・」

主任「ハハッ!見てたよ! 仲間外れは良く無いなぁ
   俺も入てくれないとぉー」
アニキ「主任?!貴様 ナニをする気だ!」
主任「いやいやwwちょっとお手伝いを ねwwwwww」


     アッーーーーー!!!

ついに大勢のゲイヴン集団は アルファベット連合軍から
そのままの勢いで青空街の無事な居住区を奪還

気が付いたらもう勝手に暴れ始め
もうなんか戦争とかどうでもよくなってきていた

隊長「こちらはアライアンス戦術部隊隊長 エヴァンジェだ
   ジャック! 私のドミナント♂をよく見ておくんだな!」

興「目的は既に果たしたよ 彼等がな・・・」
隊長「なんとっ・・・ ここはただのレイヴンが来るべき場所ではないのだろう!?
   ドミナントである私が!私が成すべき事なのだ!」
アニキ「お前来るの遅い」

隊長「偽物は私の方だったか・・・orz」


今度はジャック(興)の知り合いと
バアッー!テックスの部下大勢がやってきたが
目的だったのであろう戦争で破壊されたハッテン場の確保が終わり

なぜかアニキは防護服とガスマスクをつけ(伏線
仲間を呼び過ぎて完全に見せ場を失った事のショックにより
体育座りで壁の隅っこにいた


≦「俺はついにコイツと一体になった もう誰も俺を止める事は出来ない!」
メルツェル「ア○スにようこそ! 歓ゲイしよう!盛大にな!アッー!」
※中の人繋がり 2つの意味で

興「この奥だ・・・私はゲイヴンだ・・・それ以上でも以下でもない・・・」
干「良い尻だ 気に入った!」

サーダナ「こうオナるか!?新しい・・・」
PQ「まだまだ まだまだ まだまだ・・・まだ・・・んふぅ!私のミサイル♂がっ」

≧「あぁっ・・・これっ・・・イイッ!」
古王「2千万! よぉんせんまん!
   ろぉくせぇんまん! はぁっせぇんまぁぁん!!
   一億ぅううぅうううう!!!(なんかの数値」

なんだか周辺が緑色に染まっているように見える居住区の各所では

ヴァオー「まだまだイケるぜ!メルツェェェェェル!!!」
クライン「全ては理想の為・・・エロイレギュラー!!」

ジェラルド「アッー!」
G・ファウスト「お前もゲイヴンなら 戦場で会ったらナニをするか分かっているだろう?」

ンジャムジ「ナニが・・・イッている・・・?」
烏大老「この烏大老の尻で果てろ!」

ライウン「命令だ イッてくれ」
ストラング「アッーーー!!! ク・・・クラァイン・・・」


Ω「・・・(既に果てている」
主任「あぁぁああぁぁああぁああぁあぁいしてるんだああぁぁああぁぁああぁぁぁあ君たちをぉおおおお!!
   ハハハハハハァアアアアア!!!」


そして好き放題したのち・・・


干「お互い生きていれば また会うだろう」
興「礼を言う・・・」
≧「また会おう ホモとして いつか祝杯を共に」
古王「良かったぜ お前とは・・・」
メルツェル「ゲイヴンに 黄金の時代を・・・」
主任「最高だ!!貴様等ぁああ!!」

隊長「・・・」
アニキ「・・・」

YARCA旅団とバアッー!テックス 一部ゲイヴンは
存分に楽しめたと 元の場所へと帰って行った

結局こいつらがなんだったのかは考えるしかないが
少なくとも呼んだアニキもこうなるとは思っていなかっただろう

残りはこの怪しげな雰囲気ただよう奪還した居住区に
大規模ハッテン場「BIG BOX」を建設したという・・・

 

■124687  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15159回)-(2013/09/19(Thu) 00:12:09) [ID:HtMq1t2y]
Res17
引用

所変わって
青空街に空いた巨大な大穴付近

煙はだんだん薄れてゆき
勝利を確信したスタプラはUNACを引き下げようとする


だが 最初に動かした接近型2機の姿を見て彼は驚愕した

スタプラ「・・・おいおい・・・OWが・・・


     ・・・ぶっ壊れてるじゃないか・・・・・!」


接近型の2機が装備している

グレインドブレード
マスブレード

は何故か 破損しており

片方は6本のチェーンソーのうち4本が折られ
残る2本も変な形に歪んでいた

もう片方は鉄筋コンクリートの柱が
真ん中の辺りがボッキリと折れたのか無くなっていた

機体の方に大きな損傷は見られなかったのが
なおさら怪しさを物語っていた

スタプラ「・・・ま さ か !?」

あれだけの強力な一撃をすべて直撃させられても
闇の母は生きている スタプラはそう思い

ダメ元でヒュージキャノンの再チャージを行う


だが その直後に晴れかけている煙の中から
真っ黒な光線が放たれた

近かった接近型の2機は直撃
黒い光線に貫かれた瞬間に爆発して砕け散った


さらに光線が連続で発射される
今度も接近型であるパルス装備の機体が何発か喰らい
腕や頭に直撃するとそこがはじけ飛び
最後はあちこちに当たって 機体は炎と煙を噴き上げ地に伏して動かなくなった


うっすらと煙の中に影が見え始めてくると
またもや黒い光線が煙から飛び出し
今度は少し離れたミサイル装備に直撃
機体の左半分全部を消滅させたのち そのまま爆散した


無人機は全滅し 一番遠くにいたスタプラの番が来たところで
ようやく煙が完全に晴れ 影の姿が露わになる


スタプラ「・・・あれを食らって・・・まだ無傷だと言うのか?!」


そこにいたのは
街の中に巨大な大穴を開ける程の大火力を受けても
全くダメージを受けた様子も無く

その穴の底から手を伸ばして
手のひらをスタプラの方向に向ける闇の母の姿だった

スタプラ「・・・フッ・・・ハハハハハハハハハハ!!!」

闇の母「・・・鉄屑で私を倒せるはずが無いだろう 失せよ」

闇の母は手から巨大な黒い光線を発射

その直後にスタプラは機体の頭部を殴り飛ばして破壊
そこから脱出し 機体の頭部の裏らへんに括り付けてた
自分の武器を手に取って そのまま飛び降りた

機体はスタプラが脱出した一瞬後に巨大な光線に飲み込まれ
大爆発を起こし跡形も無くなった


スタプラ「じょおおおおおおおとおおおおおおおだあぁぁあぁぁぁああぁああぁあ!!!!
     うらあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

完全にフラグの立ってるスタプラは
武器の装備から騎士槍を選択し他を盾内部に収納
ガシャガシャと音を立てて武器を変形させ闇の母のいる穴へ突撃

ヤケクソになったのかそのまま槍部分を構えて穴に飛び込み
闇の母目掛け最後の攻撃を仕掛ける



しかし 落下途中で闇の母が無言で放ったレーザーに撃墜され
致命傷を負い あと一歩の所で力尽きた

 

■124688  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15160回)-(2013/09/19(Thu) 00:13:10) [ID:HtMq1t2y]
Res18
引用

闇の母「力だけで勝てると思った甘い奴だったな どこまでも哀れな奴よ」

腹にピンボールくらいの穴をあけて倒れるスタプラをしばらく眺めた後

穴の底からひとっ跳びでぴょーんと脱出すると
闇の母は何やら随分と古そうな巻物を取りだした
戦況が劣勢なのを感じ取ったらしい


そこに書かれた大量の文字列らしきものを指でなぞっていき
最後に巻物のすみの丸いマークをつついた

見た感じからしてメールの一斉送信みたいなもののようだ
魔法の一種らしいが形式はかなり古い物らしい

闇の母「さて・・・これでいくつ魔界が来るか・・・」


主戦場付近

ベルクーガ「あー やっぱあの駄隊長だめでしたかー」
家滅「拙者は行けると思ったんじゃがのう あの鉄塊 うちにも欲しいな・・・」
ノアコマンド「ハハハハハ! 俺はどうでもよかったがな!」
モーヴァン「あの目立つ機体放置して大丈夫なんですか?」

一方こちらではアルファベット魔王が集められていた 約4名
なお魔王の一部はスタプラが失敗することは
初めから分かってたらしい 駄隊長や鉄塊等酷い言い様である

ツエーゼ「あーあー 4人とも聞いてる?ツエーゼさんの話聞いてる?
     他に来ていたWとかB Pに今さっき来たSと
     あのゴミ兄ぃのYは既に承諾してるけどさ
     お前らも・・・その どう? 一斉攻撃かけたいんだけど」

どうやらツエーゼがあちこちに声をかけ
闇の母への一斉攻撃を企んでいるらしい またか

ノアコマンド「インプルスを凌いだあのチートバリアは」
ツエーゼ「部下が戦闘を見てたらしいけど報告によると
     あのクッソ硬い最後の一枚は駄隊長の攻撃で前面以外は破損してるみたい
     と言っても そこの小僧の魔法なら相殺できなくもないよな?」

ベルクーガ「ゴメン無理 あそこまで異質だと多分何か仕込んでるかと
      直で見てないけど魔力の気配が半端じゃないです」

ツエーゼ「・・・・で やるの?やらないの?」

色々戦略を話し合い 本題にもどった途端

モーヴァン「・・・あれ・・・何です?」
全員「え?」

モーヴァンが指差した先 主戦場っぽい場所では

巨大な魔法陣と共に大勢の人物が転送されてきた
よく見ればそれは1人1人が・・・


ツエーゼ「おいおい 数千とか数万レベルの魔王かよ・・・
     闇の母の傘下の魔界っていったい幾つあるんだ?」

6軍曹2司令が爆発の衝撃で大気圏外に飛ばされてしばらく経った

全員 宇宙に出る際の熱は忌々しい謎のギャグ補正により
全身が軽度の火傷状態になる程度で済み


真空状態はうざったい正体不明のギャグ補正により
気合で耐え 息は長時間止めたりして無理矢理堪え


全員はぐれないよう気を付けて 長い宇宙遊泳の末
なんだかんだで火星の衛星フォボス(マァオウ火星基地の場所)に辿り着いた


司令ナラク「ぷはーっ! ようやく酸素のありそうなところに辿り着いたー!」
司令ラグナ「みんなちゃんといるかー? はぐれてたら拾いに行けないぞー」

司令ナラク「番号!」

ヘルサンダー「1」
デスボルト「2」
アイシクル「3」
ブリザディア「4」
エクスタシア「5」
メガロマニア「6」

全員居ることを確認した後 6軍曹たちは火星基地の探索を始めた
照明はほとんどついているが 全くもってもぬけの空のザル警備

しかし武器弾薬物資食料その他も全部無く
水道とガスと電気しかないような状態だった

ブリザディア「これじゃ何もできないじゃないか(憤怒」
メガロマニア「そういや私ここに来るとき何か艦のようなものをみたゆ!」
ヘルサンダー「何だって? ハンガーに行ってみよう」


6軍曹2司令は兵器の並んでいた場所であろうハンガーに向かった
そこにはもちろん作業用メカの1機すらもなかったが

奥の方に1隻だけ 大型宇宙船があった
特殊兵器により強力な重力フィールドを発生させることができる
「深紅のディカスティア」だった

船内には食料と多少の武器弾薬はあったが
何かを作れそうな設備は1つも無かった それでも

艦内の格納庫には手持ち武器は見当たらないものの
赤い色をした新型高性能人型兵器チェインバーが何機かあった
性能高すぎて操縦法を彼女らは理解できないがなんとかなる

戦闘能力的には申し分ない
6軍曹2司令はこれを奪取して地球に戻りアルファベットに仕返ししようと考えたが
戦力差が歴然すぎる 戻ればすぐに殺される等の理由によりこれを取りやめ

宇宙空間を高速で移動できるこの船で
とにかく地球から離れ 運が良ければ

別の
彼女たちにとって とても平和で ひどく汚染されていて
完全に 救いようがないくらい 狂っている
どこかの 異世界に

行けるわずかな可能性に賭け 旅立つことにした

アイシクル「本当にいいんですか?」
司令ナラク「ここまでされては我々は闇の母様を助けることはもう無理だ 行くしかない」
司令ラグナ「すいません 大いなる闇の母様・・・ご武運を・・・」

エクスタシア「操舵はお任せー! 発進!深紅のディカスティア!」
デスボルト「ついでにエイステラールも起動 全員プログラム組んでー!」

ヘルサンダー「そんなの電気能力のちょっとした応用で・・・!」


その後 ディカスティアのエイステラールによる重力フィールドによる圧縮で
マァオウ火星基地 フォボスはグッシャグッシャに押しつぶされ
それで証拠隠滅を行ったのち




6軍曹2司令は終わりの見えない宇宙の闇の奥へと姿を消していった
次に彼女たちが姿を現す場所は果たして

どのように狂っており どのように歪んでおり どのように汚れており
異質な世界なのだろうか それは私の管轄ではない


闇の母の奥の手により
数百 数千 数万くらいの
大量の魔王が召喚されてから 状況は一変

魔王クラスの強さにはいくらアルファベットの兵士でも
一方的に倒すことが不可能となった

いくらなんでも兵士全部を魔王にすると言う発想は
少数精鋭のアルファベットには考える事すらできず
Cの傭兵に至っては魔王を倒せる訓練を受けているにも拘らず
大勢の魔王により集中攻撃を受けていた


魔王1「闇の母様の為にー!」
クラクス「くそっ!なんだこいつら!もう20発は喰らってるのにまだ突っ込んでくるぞ!」

いつのまにかできてる塹壕に逃げ込むヒルラスとクラクス
しかし次から次へとやってくる魔王の火炎球攻撃により
塹壕丸ごと蒸し焼きにされつつあった

ヒルラス「どうする?! ここの前に3体!後ろに2体!右と左に2体はいるぞ!」
連合兵1「畜生!囲まれたか!!」
連合兵2「航空支援!航空支援を要請する!」

連合兵の1人が通信機に向かって上空の艦隊に
支援攻撃を要請した


青空町上空

ミロクの騎士「了解 こちらマァオウ艦隊5番艦 航空支援を開始するわよ
       塹壕の中で安全な姿勢を取ってなさい」

ミロクの騎士を載せた艦はすぐに支援要請のあった場所の真上に移動
地上の魔王に向けて砲撃を開始する

一人また一人と砲火により消し飛ぶが
魔王側は艦に向け反撃を行う

魔王2「Xの空飛ぶ棺桶め!魔力光線を食らえ!」

魔王の一人の両手から巨大なビームが発射される
それはミロクの艦に直撃

それと同時にその魔王に主砲を命中させるも

艦は巨大ビームに貫かれ

当たり所が悪く 艦橋も丸ごと消滅 各所が爆発を始める
徐々に爆発は大きくなっていき

ついに浮力を無くした艦は地面に激突
大爆発を起こして砕け散った

爆発に巻き込まれ塹壕周辺に残った魔王も全滅
チャンスと睨んだクラクスたちは塹壕内を進み
もっと前線の方に向かうのであった


だがその前線では
アルファベットの魔王対大勢の通常魔王の
乱戦が行われていた・・・

青空街戦場 前線区域

ノアコマンド「ははははははは!! どいつもこいつも多少は耐えるようになってきたか!」

ノアコマンドがガトリングの3本の銃身からミサイルを連射するが
以前投入された魔王達と比べ耐久力が上昇しているのか
数発当たっても多少焼け焦げるだけでそのまま突撃を仕掛けてくる
5秒以上集中して叩き込めばようやく吹き飛ぶが
それでもアルファベット魔王の首を取ろうとさまざまな武器を手に距離を詰めてくる

突っ込んでくる魔王の1人が他の魔王の陰に隠れてノアコマンドの死角から襲い掛かった

魔王1「C魔界!覚悟しろー!」

ベルクーガ「危ないですよー」

襲い掛かる魔王の真横に魔力の球体をぶつけるベルクーガ
球体はそいつに直撃 爆発と共に肉片を散らした

ノアコマンド「助かった いくら俺でも不意打ちはされたら困るからな!ははははは!」
ベルクーガ「笑いごとじゃないですよー 相手の武器が鎌だからよかったものの」

前線にいるアルファベット魔王たちは一旦集結して
互いに背中合わせになる事にした

家滅「・・・あの杖を手にしてふざけた恰好のファンタジーな奴は拙者の獲物でよいな?」
ベルクーガ「同じ魔法系魔王のよしみです こっちで下働きしません?」

魔王2「私は大いなる闇の母に忠誠を誓った魔王!そんな事なぞする訳ないだろうが!」

ベルクーガ「・・・おい魔法嫌い こいつ殺っていいぞ」
家滅「ハッ! 嫌われておるな」
ベルクーガ「いつもみたいにそんな場合じゃないでしょう」
ツエーゼ「あれ? Dの兵と紳士は?」

ノアコマンド「Dの兵なら魔王集団に正面から突撃して大損害
       モーヴァンの奴なら自分の機体にせっせと戻ったぞ」

ツエーゼ「・・・・」

嫌な予感がしたツエーゼはちらりと視線を魔導戦者があった場所に向ける

そっちでは大量の魔王に足をよじ登られつつも
ビームやらミサイルやらを撒き散らすジョーカーの姿があった
アリに集られつつある昆虫の様でちょっと悲惨に見えた


ツエーゼ「あー・・・大丈夫?これ」
家滅「相手の中には手練れの魔王もおるようだな」
ベルクーガ「まあ魔王でも雑魚に変わりはないんですがね」
ノアコマンド「・・・そろそろ来るぞ?」

その後も5名の戦闘は続くが
どうやら魔王の殆どは何かしらの魔法で強化されていることが判明するも
アルファベット魔王達は闇の母の方向に向かいつつも孤立状態に

連合兵士達により救出作戦会議が行われ
戦いはさらに激化するのであった

アルファベットの魔王5名が大量の強化魔王の中で
孤立したという報告で連合軍兵達はさあ大変

幹部を片っ端からかき集める事に

そんな中 一人 騒ぐ兵士たちの中をとぼとぼ歩く男がいた


コロシ「いってぇ〜・・・ケツいてぇわ マジで・・・
    あの猫に似た顔の奴もケツ押さえて呼び出しに応じたけど
    取りあえず俺は調理器具一式持って人肉でも料理できればいいんだよ・・・」

この殺人鬼 少し前に掘られたのち 前線を離れ後方で食事を作ろうと移動を続けていた
今度は崩壊した家の瓦礫の中のガラクタを組み上げた屋台の様な所だった

屋台の周辺には色々な形の机といすが何個かあり
どっかの家から適当にかっぱらってきたもののようだった

コロシが屋台に辿り着くと
既に二人 なぜか椅子に座っていた

コロシ「あのー? 食事ならもうちょっと待ってくれないか・・・な・・・え?」

コロシは席に座ってた人物を見て驚いた
それもそのはず そこにいたのは

ナディレ「どうも こんにちは ・・・なぜ人間がここにいるの?」
レディナ「ここにいるひとはみんなくだいていいんだよね?」

W魔界の双子だった
コロシを見るなりレディナは斧を取り出そうとし・・・

コロシ「まてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまてまてーーーーい!!」

全力でコロシはその斧を取り出そうとする手を抑えた

コロシ「いいですか! 俺は確かに人間だけど!Xで働かせてもらってるの!
    マァオウの知り合いなの!分かる?
    あとこの間来たときに出た菓子は俺が作りました!殺さないでください!」

ナディレ「・・・あら それが本当なら殺したら駄目よ レディナ」
レディナ「えぇ〜?なんでさ」
ナディレ「人間にも使える物があるって事よ この間のお菓子は良かったと思うけど」

何とか説得に成功 これでコロシは命拾いした


ナディレ「という訳で お子様ランチを2つ 旗はどっちもナチスがいいわ」(超笑顔

コロシ「・・・分かりました(ぜってー上手く作らないと殺される!!」

 

■124689  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15161回)-(2013/09/19(Thu) 00:13:32) [ID:HtMq1t2y]
Res19
引用

アルファベット魔王数名が魔王の大軍に飲み込まれ数時間
闇の母側が強化魔王により連中を倒せたかもしれないと調子に乗ったころ

自身の城を前にして闇の母は歩みを止めた

彼女の視界には
道を塞ぐように何人かが立っていた

闇の母「・・・今度はお前らか」


そこに立っていたのはもちろん


モーヴァン「どうも 機体越しですみませんが私です」

ヘルアンドヘヴン「・・・」
天使っぽいの「呼ばれたから仕方なく」
悪魔らしいの「さっき来たばかりだというのに人使いの荒い」

ノアコマンド「あれを抜けるのはちと骨が折れたな!はははははは!!」

家滅「ついにお目にかかるな 拙者が相手だ」

ベルクーガ「うっわあ・・・これまた強そうな人」

ディアナ「私も今来たばかりというか 無理矢理引っ張り出されたというか・・・」

ツエーゼ「まあまあ えっと・・・Sの人は?」

ナディレ「上よ ゆっくり来てる」
レディナ「しょくごのうんどーにはなるかな?」

ヨエーゼ「・・・なんで俺まで」
ツエーゼ「うっせえぞクソ兄ぃ まずお前からにするか?」


複数のアルファベット魔王がずらりと並んでいた
さらに上を見上げれば 新しい顔が見えていた


S魔界 スぺシャリスターズ
尺の都合で無理矢理ねじ込むことになったけど新キャラである

そしてその魔王の名前は

セラム「S魔界魔王 セラム・ヴァルクハルツ!
    私が来たからには・・・」
ツエーゼ「いや遅いよ」
セラム「え? そうかしら?」

きんぱつきょぬーで杖と銃と剣が一体になった武器を持つ彼女は
アルファベットの中でも特に特別で精鋭揃いと有名な
特殊部隊っぽい感じのS魔界の魔王である ちなみにSは実は過激派

とりあえず呼ばれた魔王はこれでほぼ全員となり
闇の母を集団で攻撃することとなった

・・・しかしなぜだろうか
闇の母はこれだけの数の強敵を前にしても
全く動ずる事は無かった

 

■124691  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ メタルキング バブルスライム(78回)-(2013/09/20(Fri) 12:51:37) [ID:sI7bcoH3]
Res20
引用

すごい対策を書き上げましたね。
まだ読んでいませんが、これからじっくり読んでいきます!

 

■124739  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ ですピサロ スライム(19回)-(2014/02/20(Thu) 15:21:27) [ID:5O2grd00]
Res21
引用

×対策 &#9898;&#65038;大作 ですね
 

■124740  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ ですピサロ スライムベス(20回)-(2014/02/20(Thu) 15:22:11) [ID:5O2grd00]
Res22
引用

もじばける〜
 

■124748  Re: ファイクエ最終章 
□投稿者/ 流れ着き猫 プラチナキング(15171回)-(2014/02/23(Sun) 23:56:14) [ID:sXcITDaL]
Res23
引用

じぇんじぇんかけね
PS3とかオンゲとかずーとしてるからな

 

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