Res86 引用 |
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ラミアス「というわけで闇の門にたどり着いたわけだが」 オルゴー「本当に長い道のりだったな……」 ラミアス「ああ、涙なしには語れないものがあるよな」 オルゴー「全くだ」 長いので割愛しますた ラミアス「そりゃねーぜ」
闇の門「どうした?どこかに行きたいのか?」 ラミアス「ほれ」 闇の門「なんだ?それは」
ノラ犬は餌を与えなかった為哀れにも餓死していた あんぱんは腐ってなにがなんだかわからなくなっていた 10トントラックは追い出されたためそもそも持っていない 闇の門「だめだこりゃ」 ラミアス「…………」 オルゴー「仕方ない……さっきあった街で調達してくる」 ラミアス「いてらー」
三十分後
オルゴー「おーい」 オルゴーはノラ犬とあんぱんを乗せた10トントラックを運転しながらやってきた ラミアス「どこから調達してきたし」 闇の門「そ…それは……!?」 ラミアス「そう、ノラ犬とあんぱんと10トントラックだ」 闇の門「わかった……扉を開こう」 10トントラックの荷台から不思議な光りが現れた 闇の門「その光に飛び込むといい」 ラミアス「なんでトラックの荷台なんだよ!?」 オルゴー「とりあえず、行くぞ」 ラミアス「おう」
ラミアス「ここは……どこだ?」 オルゴー「………どこかで見たことがあるような……」 ラミアス「!?」 オルゴー「思い出せない……ん?どうした?」 ラミアス「ここ……多分……教科書に載ってた…」 オルゴー「どこだ?」 ラミアス「伝説の戦士カービィが住んでいたという『シリウスの村』なんじゃ……?」 オルゴー「なんでカービィが住んでたのにシリウスだし」 すらいむ「すら達が住んでいた村はいろいろあって住める状態ではなくなったので すら達はシリウスの村に引っ越したのです シリウスの村って名前付いてたっけ……?」
ラミアス「それで教科書によるとカービィが住んでいた家がこれらしい」 オルゴー「ふむ……半球状の家じゃ無いのか……」 ??「あれはあくまでもアニメ及びゲーム及び一部のマンガ設定だからな」 ラミアス「大部分のカービィ作品が当てはまる件」 ??「そういえば自己紹介がまだだったな……オレはカービィだ」 オルゴー「そ…そうか……」 カービィ「なんだ?反応が薄いな?」 ラミアス「カービィがいた時代は世紀単位で数えるほど昔だからな」 オルゴー「まずは頭のおかしい人を連想するわけだ」 カービィが姿を見せた ラミアス「でも本当にカービィだったりするから」 オルゴー「反応に困るな……」 カービィ「この村はな、どの次元とも繋がっていない独立した世界なんだ」 ラミアス「というと?」 カービィ「少々……というかダイブ長い話になるがな、 この…というよりお前たちがさっきまでいた世界は一つの人間界と無数の魔界で成り立っている 簡単に言うと全ての世界が一つのヒモで繋がっているような状態なんだ それで全部の繋がった世界をあわせて一つの世界とするわけだ そして世界はそれ以外にもヒモで繋がっていないモノが沢山ある それはいわゆるパラレルワールドと言うものだな 今オレたちがいるこの場所もそうだ お前たちが居た世界とは繋がっていない一つのパラレルワールドなんだよ」 オルゴー「話が長いです、カービィ様」 カービィ「だから言ったろう……長くなると……」 ラミアス「でもおかしいぞ?教科書にはカービィやシリウスの村は実在したって書いてあったから」 カービィ「そう、この世界はその頃はそっちの世界と繋がっていたんだ でもある日とある人物が世界の在り方に干渉した 具体的に言うとこの世界を複製してコピーを繋げたまま この世界をヒモから切り離したわけだ」 ラミアス「なるほど……要するにオレたちの世界はこの世界のコピーが進化したモノだと」 オルゴー「さっぱりわからん……この世界はさっきの世界なのか?」 カービィ「いや…少し違うな、この世界はヒモから切り離されてからおまえ達が来るまで時間が凍結していた」 ラミアス「つまりオレたちの世界の過去に当たるわけか」 オルゴー「でも違う世界なんじゃ……?」 ラミアス「コピーされた直後はほぼ同じなんだ、そこからオレたちの世界は何世紀もの時間を積み重ねてきた、それはわかるな?」 オルゴー「ああ……」 ラミアス「それでこっちの世界はコピーした直後からさっきオレたちが来るまで時間が止まっていたんだ」 オルゴー「………?」 ラミアス「それでこの世界はコピーが終わってから時間が建っていないんだ、それでコピーした直後は同じだから」 オルゴー「ああ、この世界はおまえの世界の過去に当たるのか」 カービィ「そういうこと、理解が早い奴が居て助かるよ」 ラミアス「でもパラレルワールドって闇の門の力があれば簡単に行けるものなのか?」 オルゴー「そういう事は無いと思う……あるのならパラレルワールドとも交流があるはずだし」 カービィ「お前頭良いのか悪いのかはっきりしてくれ……」 ??「そのことについては私から説明しよう」 ラミアス「お…お前は?」 がいこつ「私はがいこつ、この世界の研究をしている」 ラミアス「あの手紙にあった……」 がいこつ「そうだ、そしてパラレルワールドについてだが……」 カービィ「そのことは説明されてなかったな、どうなんだ?」 がいこつ「交流は不可能だ、何故ならこの世界と君たちが元居た世界以外のパラレルワールドは全て消去されているからだ」 ラミアス「……どういうことだ?」 がいこつ「簡単に言おう、この世界がある間は他の世界は無い、今回は例外だが そしてこの世界が生まれる前には違った世界が存在していた」 ラミアス「……世界が滅びるまでは新たな世界が生まれることは無いと?」 がいこつ「理解が早いな、そういうことだ」 オルゴー「話に付いていけません」 ラミアス「どう言えばいいか……まあ、本みたいなもんだよ 一巻が終わってから二巻が始まるだろ?」 オルゴー「当たり前田のクラッカー」 ラミアス「この世界も同じなんだ、この世界が二巻だとするとこの前に在った世界は一巻、次に生まれるであろう世界は三巻なんだ」 オルゴー「納得」 ラミアス「となると……今ここに在る世界は……スピンオフ的なモノか?」 がいこつ「そうとってもらって構わない」 ラミアス「それでなんでこんな状況になってるんだ?」 がいこつ「率直に言おう、このままだとまもなくこの世界は滅びる」 オルゴー「!?」 がいこつ「だから君たちにこの世界を守ってほしいというわけだ」 オルゴー「なにその無茶振り」 ラミアス「わかった、話を聞こう」
あとがき ややこしい世界観だ…… 自分でも理解し切れていなかったり ラミアスってこんな切れ者キャラだっけ……? カービィやっと登場した!今後の活躍に期待 続きをよろしく! 続きは希望があれば書きます |