Mercedes Lackey

<ヴァルデマール年代記>

女神の誓いTHE OATHBOUND198895/11/18
山賊に襲われ、皆殺しにされた遊牧民一族の中でたったひとり生き残った、女戦士タルマ。復讐と一族再建を女神に誓い、並外れた剣の能力をさずかった彼女は、故郷の地をあとにした。道すがら、ひとりの女に出会う。「わたしの名はケスリー。あなたの復讐を手助けしたいの」女は修行中の魔法使いにしては不似合いなことに、剣を携えていた―ケスリーをタルマのもとに導いたのはこの剣らしい。女剣士と女魔法使いは互いに天涯孤独の身であることを知る。姉妹の契りを結び、傭兵として共に歩みだした二人の行く手に待ち受けるものは……?

裁きの門OATHBREAKERS198996/5/26
女剣士タルマと女魔法使いケスリーは、傭兵商売に手を染めた二人組。某吟遊詩人のお陰で名が知れ渡るまではよかったが、正義のためなら無条件で女を助ける、という妙な噂までが流布するとは困り者。本当はちゃんと金になる仕事がしたいのに。そこへ願ってもないチャンスが巡ってきた。あの名高き傭兵団〈太陽の鷹〉が歓迎するというのだ。程なくしてその女隊長は故郷へ旅立たねばならず、二人は留守を任される。すぐ戻るといった隊長からの便りは途絶え……血の姉妹の、さらなる活躍


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