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祖父の死

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新古今和歌集から百首を
いただき私が新作した
本格的御神籤です.
御神示には定評があります。

平成10年11月号(Vol12)

 本当に気持ちのいい秋晴れの季節がやってきました。秋は食欲の季節、私にとっては要注意の時期です。しかし思索の秋でもあるのですよね。物思いに耽ろうと思いつつ、やっぱり色気よりも食い気。ジレンマの中で身もだえする和貴水です。東京だと秋が早く過ぎて、すぐに冬がくるような気がします。宮崎は秋が長くて本当の冬は一二月にならないと感じないものです。きっと北海道には本当に短い秋しかないのでしょうね。

 さて、先月末祖父が亡くなり一週間ばかり宮崎に帰ってきました。大層急ではありましたが、享年八九歳、何の不足もない年で、特に苦しんだわけでもなく、それなりにそれなりの死に方だったと思います。その機会に珍しく、死んだらどうなるかについて、家族で話が盛り上がりました。もちろん私はまだ和貴水としては死んだことがないので、読み聞きした知識と今までの自分の経験に基づいた推測でしかありませんが「簡単な成仏の仕方」など結構うけていました。いずれ死んだときに、自分で試してみようと思っておりますが、とりあえず今までのところ成功しているのではないかと思っています。

 というわけで、せっかくの機会ですから、ひととき霊的な事について考えてみませんか。決して無駄ではないと思うのですが。

@神様はいるのでしょうか
 占い師などをしていると時々聞かれる質問です。私としては「いる」と思っているからこそ占いをしているのですが。私にとって、個人の占いはその人と神様とのお約束を推測する道具です。その目的はその個人を鍛えて育成するためのプログラムを明確にし、その修行を効率的に行うことを補助することにあります。だから神様がいないと話にならないのですよ。
 でも「あなたは神を信じますか」などと言っても無駄なことですよ、信じても信じなくても、いるものはいて、いないものはいないのです。人間が信じる信じないは問題外なのですから。ただ、つたない知識と経験を総動員してどう考えても、宇宙には確かに厳然たる目的と計画があり、摂理があります。神様がいるとしか考えられないのです。そうでないと説明がつかないことが多すぎます。その全ては知る得べくもなくても。

A運命は決まっているのでしょうか
 そう言われても、ある程度決まっていると思うからこそ私は占いをやっているのであって、そうでなければ全く無意味ですよね。好むと好まざるとにかかわらず、私もあなたも神様の一部であり、それなりの目的と計画があってこの世に生を受けているのです。性別、美醜、頭の善し悪し、才能の有無も、遭遇する困難や事件なども偶然ではありません。個性も霊格も定まっています。だってそれを進歩向上させる目的でこの世に生まれて来たのですから。トレーニングプログラムがなければ効率的な修行はできません。こうした一定の枠のなかで、あえて自由意志が与えられているのです。だからこそ占いが役にたつのです。自由意志の正しい鍛え方、使い方をコーチするために。

Bさてさて、いざこの世での修行が終わって死んだら、人間はどうなるのでしょう。
 全てはもちろん分かりませんが、私に生まれる前の記憶がかすかにある以上、死んだら全て終わりと考えることは私には不可能です。今生で終わりじゃなければ死んだところで本人自身としてはあまり困ることはないでしょう。つらいのは別れだけです。
 気分としては、なんか田舎の高校の卒業式のようなものですね。都会に出る人、田舎に残る人、進学する人、就職する人、みんなバラバラになって行くでしょう。そして残される在校生。好きだった人がいるときもあるでしょう。つきあっている人がいるときも。もしかしたらもう二度と会えないかも。進路が異なり、あんなに仲がよかったのに疎遠になる人もいるでしょう。とりかえせない時。強烈な喪失感。そこはかとない将来に対する不安感と緊張感。でも自分は将来に向かって希望に満ちて校門を後にする。後悔と悲しさと希望とがないまぜになって、なんともいえない懐かしい思い出です。

C天国や地獄は本当にあるのですか
 霊界に関する紹介本は様々出ています。しかしよく注意しなければならないことは、誰も全てを語ることは出来ないという事です。ある日本人が必ずしも日本のことを全て語れないのと同じです。ましてや世界のことをすべて正確に語れる人がいるのでしょうか。仮りにそれが霊界の真実の一部を正しく伝えていたとしても、所詮真実の一部・一面にしか過ぎないのです。そしてこれは私の個人的な見解です。信じても信じなくてもどっちでも一向に構いませんよ。

 霊界での進路は一体どうやって決まるのでしょう。その人の今の境地で決まります。私たちはそれぞれに相応しい霊界に行くのです。肉体がなくなるのだから、つまり想念、思念の世界に住むのだから、似たもの同士しか交流が出来ないのです。それがいわゆる次元の問題ですね。地上的にいうならば「類は友を呼ぶ」ということになりましょうか。心が地獄の人は地獄に行きます。心が暗くて寂しい人は暗くて寂しい霊界に行くでしょう。楽しくて弾んだ人は楽しくて弾んだ霊界に行くでしょう。天国も地獄もそれぞれの心の中にあるという意味ですよ。

 もちろん地上でもこの原則は当てはまりますが、この世ではいくらでも外見で心を偽れます。肩書きや財産や、衣服や言葉で実際の自分の心を他人には察知されないでしょう。しかし霊界では心がすなわち衣服です。
 ですから死んだときに苦しい思いをして、そのままそれに捕らわれていると苦しいままです。死んだとき人を憎んでいて、死んだ後もそれに捕らわれていたら憎い悔しい怨念が渦巻く重苦しい霊界に行くでしょう。霊界で苦しい思いをしているのは、それがその人の境地だからです。決して罰ではないのです。苦しんでも始まらない、ただちょっと境地を変えれば簡単に楽しい明るい世界にいけるのに、上手な気分転換ができない人なのです。
 騙され裏切られて殺されても、虫けらのように死んでいっても、恨んだり憎んだりすればそれこそ自分で自分の首を絞めるようなもので、なんにもいいことないのです。そりゃあ謝ってくれれば少しは気が晴れるかもしれませんが、自分自身が自分の想念故に苦しんでいるのだから、本当はちょいと気分を切り替えてくれればいいのですがね。

 とかなんとかいっても、世の中に言っても分からない人がいるように、霊界にも言っても分からない霊がいます。でもね何度も言うようですが、先祖が地獄で苦しんでいようが、前世で犯した罪の犠牲者が救われていなかろうが、それにはそれなりの原因があって、結局はその苦しみから脱したければ、霊自身がそれを悟り、気持ちを切り替えるしかないのです。これはあなたが死んだときの「簡単な成仏の仕方」に通じます。

 というわけで、私たちが気をつけなければならないことは、いつでもどんな場面でも、明るく前向きな慈しみの気持ちを持ち続けること、この一事に尽きます。人生、本当にいろいろあります。楽しいことより、悲しみや苦しみの方がきっと多いのでしょう。でも、それでも強がりでもいいから、楽しい明るい気持ちを持ち続けましょう。それは現実問題として問題解決に取り組む意欲と知恵を与えてくれるでしょう。それこそが運を掴む基本です。そしてそれこそが霊性を向上させるコツです。私たちは今生に生きています。

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