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新古今和歌集から百首を いただき私が新作した 本格的御神籤です. 御神示には定評があります。 |
平成10年5月号(Vol10) コンポステラの発行が遅れて申し訳けありませんでした。何人かの方から「まだこないんだけど。」とか「抜けちゃったのかな。」とかご連絡を頂いて、改めて「楽しみにしてくれている人もいるんだ」と嬉しく思った次第です。四月の発行予定だったのに、一ヶ月もおくれちゃって・・・。 さて、六月六日のセミナーのお題は開運神社利用法ですが、私の神社参りについて今回は書きたいと思います。時事の話題も花盛りですが、何度も述べたように根は一緒ですし、不景気な話題はつまらないですもんね。 五月一日に箱根神社に参拝してきました。九日には秩父の三峯神社にいって参りました。神社参りは私の唯一のレジャーです。勿論特別な用事があるときもありますが、布田天神社や箱根神社などにはふと思いついたら参拝したり、なんとなく気持ちが充実していないときや何事かに不満があったり、なんとなく不安を感じたりとっても嬉しいことがあったり、つまり日常の中で自然に足が向く場所なのですね。 しかし最近はちょっと様相が異なってきました。昨年「抱朴子」を読んだことがきっかけで夢中になって五嶽真形図を制作しました。その際、様々な書物を調べている内、平田篤胤の著作に触れ、彼だけが展開している説に妙に興味を持ちました。 九五年阪神大震災の時に、新聞記事で淡路島に伊弉諾神宮という神社があることを知り、ここが震源地と直感しました。神戸というのは神の戸と書きます。いくつかの宗教団体がいっているように確かに阪神大震災は「神の戸」が開いた「天の岩戸開き」だったのです。
伊弉諾神宮への参拝はその後昨年まで三年間続けました。そしてわたしは五嶽真形図に出会ったのです。篤胤説に依って五嶽真形図が伊弉諾尊制作によるものとすれば、この図の霊験からして、多少は私の祈りに心を動かされた大神がもしかしたらこの艱難の時代を心安く生きるために与えて下さったのかなと、思ったりなんかしたのです。 やっとの思いで五嶽真形図を完成した頃、熱海に出張する用事ができました。超出不精の私が熱海くんだりまでいくのだから、ほとんど泣きです。なんかいい神社でもあって参拝ついでの仕事なら行く気になるなと考え、神社マップを探していると伊豆山神社というのがあって、結構良さ気です。そこで伊豆山神社に参拝したところこの神社の御祭神も伊弉諾尊なのです。 私は使命感は嫌いですし、性にあいません。どうしても「おこがましい」という感じが拭えないのです。照れもかなりありますが、人民の救済だの、労働者の権利を守るだの、人類の滅亡を救うだの、大上段に振りかぶったことを言ったり書いたりしてきた人々が何をなしたか分かり切っているからです。スローガンも主義もアジも嫌いです。でもなにより嫌いなのは、熱狂する一般人です。群衆の熱狂はいつも誰かの意図に利用されてきました。しかしこれを利用することはできますが、操ることはできません。使命感なんか持ったら、自分の意図する処から違う方向に担ぎ出されてしまう恐れをもつのは、前世のトラウマが影響しているのだろうと思いますが。 五嶽真形図も販売することは本意ではありませんでした。しかし、御神縁に導かれて与えられたものならば、そして与えられたきっかけが阪神大震災を本格的始まりとする艱難を和らげてほしいという祈りに感応して下さったのであれば、頒布した方がよいのかなと考えたのです。そしてそれとともに少しだけ使命感を持ってみようかなと思ったのです。これまでも全く使命感がなかったわけではないのですが、口にするのはやはり面はゆく、なかなか決心がつかなかったのです。前世のトラウマを越えて、今後は少しだけ使命感をもって活動していこうかなと思っています。 思えば、武帝が西王母より五嶽真形図を授かった7月7日に生まれ、瓊瓊杵尊が降り立った伝説のある高千穂峰を毎日眺めて育ち、神倭伊波礼比古命(神武天皇)のように日向(宮崎)を経て、筑紫(福岡)に一年間滞在し、都(東京)へ来ました。ついさっきこの事に気がついたのですが、これも何かの縁なのでしょうか。さほど信仰心のない家庭に育ち、30歳まで和物、中国物の信仰、宗教にはほとんど興味を持たず、幼少より洋物の信仰や占いに触れて育ったのに、一体どうしたご縁で急に日本の神様に親しみを感じるようになってしまったのか、私自身不可解に感じています。 仕組みという言葉があります。ある臨床心理学者の方が自分の来し方について語った後、「自分の立てた目標に向かって努力するのが人生だと思っている人が多いけれど、自分で考えることなんて実はたいしたことない。外からくるものの方がよっぽど大きいこともあるのです。」と述べていましたが、確かにある仕組みが働いて私たちを導いてくれているのです。残念ながら多くの人が自分自身の望み(欲望)に執着するあまり、導きに気がつかないことが多いだけです。仕組みに気づいたら、たとえ不本意でも地道に精一杯そのことを果たせばいいのです。そうすれば次なる道は用意されているでしょう。 占いは元々神意を推し量る神聖なる技術でした。しかし、神意は計り難し!まだまだ分からないことばかりです。ただ、天網恢々疎にして漏らさず、私ごとき卑小なる人間をも常に見守り導いて下さっているのです。心の曇りに気をつけて、精一杯導きについていくだけと感謝と諦めとともに決意して、ちょっとだけ使命感を持った今日この頃です。謙虚に、それでも少しでも多くの方の役に立ちたいと考えています。 |
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