★チンクの好きなトコ(CANTA流)★

 オイラが チンクェチェント(FIAT500)を初めて知ったのは小学生の頃に
 観たルパン三世カリオストロの城っていう映画、たぶん ほとんどの方は
 あぁ〜あのアニメねって思うはず。
 その映画で ルパン達が愛用している 黄色い丸っこい車がFIAT500(通称:チンク)
 なのだ!、映画に登場するチンクはウイリーして発進するは、壁はのぼるはで、
 めっちゃめちゃ元気に走りまわる!!

 一番好きだったシーンが オープニングでチンクがパンクして
 路肩に止めて修理をしてると、すっごい 勢いで2台の車が通り過ぎる
(クラリス姫と伯爵の追手)、それを見た ルパンが チンクに飛び乗って
 ダッシュボードの下からレバーをグイッと引くと同時にチンクの
 リアフードが ドカンッと開いてエンジンが飛び出し、そして
 猛ダッシュッ!!!。いいねぇ〜 そのシーンは頭に焼き付いてるっす。

 それを見た 小学生の頃のオイラは あの車は(その頃、名前を知らなかった)
 本当にそういうふうに走るんだって 本気で信じたなぁ(遠い目)。
 ものすごいインパクトとカッチョよさが小学生だったオイラに与えた
 打撃は大きかった! もう映画館を出るころには「大人になったら
 絶対あの凄い車に乗るんだっ!」っ決心してた(笑)。
 その後 実はチンクをミニって思っていたんだよなぁ だから
 街でミニを見ると「あの車は ルパンが乗っていたんだぞっ」って
 友達によく言っていた
 (まぁ マモーがでる映画ではミニが大活躍するんだけどね)

 で、車のことがだんだんわかりだして、ルパンが乗っていた車は
 FIAT500って名前で(チンクェチェントってのはイタリア語で500って意味)
 イタリア国籍の車だってわかった、そんで イタリア車について書いてある本を
 読みあさっているうち、チューナーアバルトの存在を知り
 アバルトファンになり、オマケにイタリアの車が大好きになってしまって
 妖しい車の道に足を踏み入れてしまったのだ(笑) まぁ、そのおかげで
 チンクオーナーにもなれたし社会的不適合車協同組合っていうクラブも
 はじめられたんだけどね(笑)

 でもねぇ チンクを我が相棒にするまで ずいぶん時間がかかった....
 哀しきかな オイラが住んでる長崎は田舎で チンクなんて売ってなかった...

 で オイラが 生まれて初めて 購入した車が ミニ、外車入門には いいかなぁ〜
 なんて思って 手頃な値段で 購入したのはいいんだけど その後、ひどい目に遭う
 (この話はMiniのページをアクセスしてくださいね)
 そのミニは 購入してから 1ヶ月の短命に終わり、途方に暮れていたら
 オートザムのディーラーに展示してあった AZ−1に一目惚れ 販売開始前に
 予約してしまい 長崎市1号車で(オイラのAZ−1は車体No644番!)
 若きし頃、ブリブリ乗りまくっていました。

 ミニ紹介ページに写ってる ミニは知り合いの方から 5万円という破格値で
 譲ってもらった車でいろいろとガタガタでしたが エンジンだけはめっちゃ
 元気よくて面白い車でした。

 おっとっと 話がそれたなー ここは チンクのページだった...。
 オイラが チンクを好きになったきっかけは 上記の通り。

 ここのページはチンクの好きなトコを 紹介するコーナーだったなぁ

 えっと チンクのいい所は まず 可愛いスタイリング! 見てるだけで
 微笑んでしまう スタイリングは 最高に可愛いです、
 女の子にも ウケは抜群! だいたいかわいーっと乗りたがりますが
 最初の一回のみです(笑) ま、エアコンもついてなけりゃ〜
 乗り心地も悪い(オイラのはダウンサスが組んであります)
 エンジン音&排気音もやかましいし なによりもオイル臭いし(笑)
 ちゅーわけで 2度3度乗ってくれる 女性は貴重であります(キッパリ!)
 
 次に チンクは イタリアでは 大衆車(日本で言えばミラみたいなもん)
 なんでノスタルジックカーの中では安い、イタリア本国の値段は
 すっごく安いはず、でも 日本に来ると 結構なお値段にはなるけど....
 まぁ レストアその他 やればどーしても高くなるのは仕方ないんですけどね

 あと なんと言っても運転がおもろいー(難しいーとも言う)
 たった18馬力の車を 現代に走らせるんだもん いつでもめいっぱい
 アクセル踏んで走る! シンクロ入ってないミッションは 
 回転あわせないと ガリッと鳴いてなかなか入ってくれないけど
 スムーズに運転できるようになると シフトだけでも 面白い!
 こんな車ないでやんすよー
 あ、そだ、結構みんなから聞かれる質問で ほんとに18馬力で走れるの?
 ってよく聞かれるんだけど ダイジョブ! ちゃんと走れます!(遅いけど)
 もしくは 650ccにボアアップするだけど めちゃくちゃかわる!
 パワーの無い車を チューンするのは 凄く体感できるので これまた
 おもしろいんだよねぇ〜 ほほほほほ

 とまぁ いろいろ書いて来ましたが 興味ある人は一度乗ってみるか
 もしくはショップを尋ねていって 実車にふれてみましょう!
 1/1のおもちゃ FIAT500は楽しい車ですよーん。


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