両国駅(総武本線)



設計者名:鉄道省
施工者名:銭高組
建築年:昭和4(1929)年
構造階数:鉄筋コンクリート造り
所在地:東京都墨田区横綱1−3−20






かつてこの駅は上野駅や新宿駅のようなターミナル駅で、千葉方面への始点でした。上野駅に似た雰囲気で、構造的にも大型建築の造りになっています。正面に三つ並んだ大きなアーチ型の窓と、翼部分の小さ目の四角い窓の対比も効いて、目鼻立ちのはっきりした駅舎という感じがします。隣の国技館にちなみ、正面ホールの床にタイル張りの土俵が描かれていたり、各横綱の絵が飾られているのもこの駅ならではです。



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