私はとんかつさんと伊勢自動車道の勢和多気IC出口朝7時に待ち合わせ。朝3時に起き、3:45に自宅を出発。長良川沿いに走って4:40にR1に入る。すぐR23に移動し、松阪市でR42に入ったのが5:30。まだ時間があるということで、多気町にはいる前にコンビニで朝御飯を食べる。ついでにオリギリ4個購入。6:12にコンビニを出て、勢和多気ICを6:26に通過し再びコンビニに駐車場へ。大杉谷ツアーで食料を調達したサークルKである。あと30分あるので荷物をまとめておく。たぶん荷物の載せかえが一番時間がかかるからだ。準備を終えたところでとんかつさんの携帯に電話する。留守電だったのでサークルKにいると入れておく。7時前にとんかつさん登場。軽く挨拶を交わし、荷物を移しかえたところでちょうど7:00となった。完璧だ(笑)。 ここからはとんかつさんの車にお世話になる。私はどこへ向かうかもよく分かっていないので当たり前だが(^_^;)。しかしルートは単純で、R42をひたすら南下する。大台町・大宮町・紀勢町・大内山村・紀伊長島町・海山町・尾鷲市・熊野市と三重県を走り続ける。熊野市では一旦休憩した。R42の小坂峠を越えた下り道の途中にある「清滝」に8:35到着。カーブのところにあって実にわかりにくいのだが、目立たない割に大きい滝で驚いた。5分間の短い間で3カット撮影。時間がないのですぐに出発した。海沿いの道路となり、御浜町・紀宝町・鵜殿村ときて和歌山県突入。新宮市からはR168に入り熊野川沿いに走る。途中「飛雪の滝」が対岸に見える。不思議なものだが、あちらは三重県らしい。白滝も横目に見て通過。今日はこれで3滝みたぞ。そうして時間ぴったしの9:30、鼻白茶屋駐車場に滑り込んだ。そこにはぽたさんとYMさんが待っていた。YMさんはとんかつさんから聞いたとおりの雰囲気が感じられたが、想像していたより細身だった。体重はどれくらいだろう?(^_^;) 車を使わずにきたというだけですごいなあと思った。ぽたさんは予定通り「那智の滝」「桑ノ木滝」を見てきたそうだ。その行動力には圧倒される。ぽたさんの車も頑張って着いてきているようだ(笑)。一番見てみたかった、てるりんはまだ来ていなかった。一体どんな女性なのだろうとみんなで話していたが、15分経っても来ないので「鼻白の滝」に向かうことにした。新人とはいえ、全瀑連のルールが適用されることを思い知らさねばならない(遅刻常習犯の私が言うことじゃないが^_^;)。 鼻白の滝は瀑さん一押しの滝らしい。とんかつさんによれば、瀑さんの滝巡りのきっかけになったというのがこの鼻白の滝だという。一体どんな滝なのか。車で5分としないところで鼻白の滝の正面(遠望地点)にやってくる。見たことのない私は「おお〜」とうめく。とんかつさんも「こんな鼻白滝は初めてだ」と感激していた。やはり昨日までの雨で水量がかなり増えているらしい。しかも空には青空が広がっている。どうやらこの日に初めて訪れた私は運がいいようだ。ちょっとだけということで、YMさん以外はカメラを持ち出して数枚シャッターを切った。そのあと、ここで今日最初の記念撮影をする。すぐ車に戻り、鼻白の滝遊歩道入口へ向かった。カメラをもたないYMさんは、とんかつさんが持ってきた「赤福」担当に決定(笑)。さっそく車を降りて出発する。遊歩道は短い登り道で、すぐに滝の右岸に出た。ものすごい量の水が落下していてメンバーを圧倒する。私はすぐに岩場を移動し、撮影ポイントを探す。滝壺からの水飛沫が多く、濡れている岩も多い。カメラを持って飛び移るのは怖いので、なんとか全景のはいる岩の上で三脚を立てた。ここでの青空はまさに100点満点。青空の青がこんなに濃く鮮明だったのかと実感させられる。真っ白な雲も空を演出してくれた。滝は言うまでのない素晴らしさ。あとは撮る人に実力があればいうことなしなのだが(^_^;)。それにしても、久々に気の済むまで撮影ができた。 岸の方では赤福をみんなで食べていた。私も岸に戻ったところで赤福をいただく。なかなかうまい。久しぶりの味であった。みんなの撮影も一段落し日陰でたむろしていたところに、ときの人「てるりん」が登場。帽子をかぶり、カメラ付きの三脚を持って遊歩道を歩いてきた。みんな一目見て彼女だと分かる。そんいう雰囲気だったのだ(笑)。滝前で水の音が大きく、まともな挨拶はできなかったが、滝を撮り始めた彼女の姿がすでに自己紹介のようなものだった。そういえば、東京に行った「たまぞ〜」は写真を撮らなかった。これはおもしろいメンバーが登場したぞと思った。てるりんの撮影が終わったところで鼻白の滝をあとにする。車に戻り、鼻白茶屋駐車場へ。そして、ぽたさんとてるりんの車を道の駅すぎっこに移動する。ここからは全員とんかつさんの車にのり、一台で移動することになった。ちょうど11時に出発し、次に向かうのは「宝龍の滝」である。R168を北上し、赤木川沿いの県道にはいる。地図で見て2-30分ぐらいと読んだが、走ってみると幅一台分の狭い道でしかもカーブが多い。まともにスピードが出せず、滝の入口に着いたのは11:45だった。看板を見ると「野々滝」というのもあるらしい。駐車スペースに車を停め遊歩道を歩いていくと、ものすごい大きさの2段滝が登場した。これが宝龍の滝か。 遊歩道は滝壺まで延びており、まずはそこまで行ってみる。が、水飛沫がものすごく、すぐに水浸しになってしまいそうだ。写真どころではないので退散。少し離れて三脚を立てるが、あまり近いと下からは下段しか見えない。とりあえずそこで数枚写真を撮ったが、すぐに全景ポイントを求めて移動した。しばらくして、ぽたさんが宝龍の滝のとなりにある谷の方へ行ったので、私もそちらに行ってみる。もうひとつ滝があるというので見回しながら歩いていると、すぐに横から50m級の滝が現れた。これが「野々滝」だろうか。さっそく近づいてみたくなった。しかし道はその滝に向かっておらず、沢を渡る必要がある。ぬるぬる滑る岩を慎重に移動し対岸に来ると、一気に滝が近づいた。やはり50mはありそうだ。適当な場所で三脚を立て10枚ぐらい撮影する。と、なぜだかカメラのシャッターがうまく切れない。電池が切れているようだ。電池はあるが車の中なので、とんかつさんの元へ向かう。沢を渡って戻り、もとの遊歩道へ復活する。すると、ちょうどとんかつさんたちがこちらへ向かおうとしているところだった。野々滝の存在を伝えて電池の件を話すと、とんかつさんが新しい電池を出してくれた。あとで自分の新品を渡すことにして、そのメンバーで野々滝へ向かう。 他の人はやはり沢を渡る部分が難しいようだ。とんかつさんがロープを取り出すが、対岸までには少し足らない。残念ながら片足を少しぬらしてしまった。てるりんは三脚を持つ姿が危ないので、先に対岸のとんかつさんに渡す。ロープを使おうとするが、どうも濡れるのはさけられそうにない。そう分かったからか、てるりんは自ら水流の浅い部分を入って通過した。なかなか頼もしい女性である。YMさんはうまく濡れずに渡ったようだ。さすが身軽である。ここで先ほど撮影した場所まで誘導し、その後で私は滝壺まで行ってみることにする。 右岸沿いを15mも行けば滝壺である。落差はあるが、そんなに深くなさそうな滝壺が確認できた。飛沫でびしょぬれになったが気持ちよかった(水浸しになった瀑岐^_^;
→)。みんなのもとに戻って、再び沢を渡る。野々滝に向かわずどこに延びているんだと思った遊歩道は、宝龍滝の上段滝壺につながっているらしい。ぽたさんはちょうどそこから戻ってきたところだ。それは見に行かねばと、野々滝の対岸にある急な崖を、階段を使って登っていく。ぽたさんととんかつさんは下で待っていることになった。階段をのぼっている途中で、対岸の野々滝がばっちり見える場所があった。帰りにここで撮ることにしよう。さらに登って尾根を越えると、そこは上段の滝壺から下段の落口までの間にあたる場所であった。ここで見ると上段も2段の滝であるとわかる。宝龍の滝とは全部で3段の滝なのだ。落差は上段が15m+25mであろうか、3段目が40mとして全部で落差80mもある。そこを大量の水が落ちる姿は豪快であった。 今いる左岸から上段の滝を収めようと思っても私のレンズでは難しいようだ。対岸に移動すればいいポイントがあるかも知れないが確実に濡れてしまう。やむを得ないが、ここは靴に泣いてもらおう(ふつう諦めるか?^_^;)。びしょぬれになって対岸に渡った。予想通り全景ポイントを発見。かなり下がったので、下段の落口に近い。足を滑らせたら40m落下するだろう。慎重に10カットほど撮影した。右岸に渡ったのはただ写真を撮るためだけではない。実は落口から下を見てみたかったのだ。左岸からは危険で無理だったが、右岸からは安全に?下を見ることができる。下にはぽたさんが小さく見えた。相当高いことがよく分かったが、中途半端に高くないので怖いという次元は越えていた(^_^;)。 対岸ではてるりんが撮影中。YMさんはいろいろ移動して滝を見ていたようであった。私が左岸に戻ったところで3人とも戻ることにした。途中野々滝を撮影する。落差は55mぐらいとみた。てるりんのあとに従って階段を下りる。なるほど、ぽたさんが「怖いよ〜」と言っていたのは帰りの階段のことだったか。それでもすいすい降りていったYMさんや、慎重ながらも動じないてるりんを見て、とても頼もしいメンバーが西日本にやって来たことを実感する。われわれがぽたさん、とんかつさんの元に戻ったところで記念撮影をし、宝龍の滝をあとにした。みんなが遊歩道を歩いていくのを見送りながら少し全景を撮ってみた。急いで後を追うと、みんなは訪問者ノートに全瀑連のサインを書いていた。車に乗り込む。とんかつさんが言った。「100選に選ばれないでよかったね」。それにはみんながうなずいた。心の中で「100選に選ばれないでよかった滝100選」でも作ったらおもしろいだろうなと考えていた。もちろん非公開だが(笑)。13:30に出発。宝龍の滝には、結局2時間近くいたことになる。これから元きた県道を戻り、熊野川対岸の立間戸谷にある滝に向かう。同じ道だからやはり同じだけ時間がかかるようだ。長い道のりだが、車の中ではほとんど話が尽きず飽きのこないドライブだった。R168に復活し、熊野川を渡って三重県側を走る。鼻白茶屋の対岸あたりで子ノ泊山登山道が現れ、そこで車を降りた。この登山道に従って谷沿いを登ると滝があるらしい。 14:20に登山道を出発。宝龍滝で靴を濡らしてしまった私は、やむを得ず靴下の上に持参の草履を履くことにした。この登山道もそのまま行くことにする。最初は木々の間を歩いていたが、すぐに沢沿いの道へ。ふと見上げると、対岸にものすごく大きそうな滝が落ちているではないか。ここに3度も訪れているというYMさんによれば、あれは隠れ滝らしい。ここから見える部分は上の部分だけだが、まず100mありそうな高さである。意気込みも新たに先に進む。そこから登山道は沢を2度渡る。YMさんによれば、今までになく水位が高いそうで、簡単に渡れる予定だったらしい。ここでも野々滝のときのごとく、足を濡らしながら谷を渡る。私は靴下をはいていたので、濡れないように頑張って岩を飛び跳ねていた(^_^;)。沢を渡ったあとは本格的に登り始めるが、着いたところからは隠れ滝をわずかに遠望できるのみの岩場であった。残念ながら今日はここまでということで、14:55に記念撮影。登山道を戻ることとした。この奥には「屏風滝」などの大滝があるそうで、なかなかそそられる谷である。とんかつさんも次回は屏風滝にチャレンジすると宣言していた。 15:25に車に到着。このまま県道を走り、次に訪れるは朝対岸から見た「飛雪の滝」。和歌山県側の国道は広いのに、三重県側の県道は細くカーブだらけで、午前中に通った道をうらやましく思う。三重県側からは和歌山県側がよく見え、R168からは確認できなかった大滝も一つ確認できた。鼻白の滝といい、実に滝の多い川である。岐阜にはこれほど大滝の集まった場所はないので「反則だ〜」とグチをたれていた(^_^;)。10分ほどして飛雪の滝到着。よく整備された公園が作られていた。また、滝のまわりはさらなる整備工事の途中のようである。「ここは観光地だから、まあ仕方ないだろうね」ととんかつさんがいう。確かにその通りだろう。しかしここに来る道は細くて大変だから、滝好きでないと来て損したと思うかもね(笑)。カメラを持って撮影といいたいが、朝からまだ何も食べていない。ここで腹ごしらえの休憩もとることにした。公園を通って滝正面の階段に座ると、まだ距離があるのに水飛沫がとんでくる。ちょうどいい量だからよいが、撮影には向いていないだろう。おにぎりを2個食べたあと、正面から離れ角度のある位置から撮ることにした。同じ角度の位置を下げた場所でも撮ったあと、もとの階段に上がる。公園内には飛雪の滝の解説板があった。落差30m、幅12mというこの滝は、御神体であるという。公園と思っていたのは神社らしい。記録を取ったあとぽたさんの方へ行くと、滝の正面で写真を撮るてるりんの姿が目にはいる。あんなに激しい飛沫の中を撮影に挑むとはすごい。ぽたさんと口をそろえていった。しかも同じ位置でずっと頑張っているので「あれはおおにしさんと同じぐらい集中しているなあ」と感心する。そうして「女性版おおにし」という別名まで飛び出す始末だった(笑)。 16:15、飛雪の滝を出発する。時間的に見てもあと1つぐらいということで、最後の滝として紀和町の「布引の滝」へ向かう。今回唯一の100選の滝である。同じ県道を戻り、渡った橋を横目に見て通過したところで楊枝川沿いの道にはいる。しばらくして谷をぐるぐる登り始める。道の途中にも他の滝への看板があり、本当に多いな〜と少しあきれる(^_^;)。16:50、布引の滝が登場した。路肩に停め、早速撮影開始。見えている限りは3段の滝で、上の2段は釜を持つ。最下段は滑らかな岩肌を伝うように30m落下していた。この滝には滝壺までの遊歩道が整備されており、誰でも下に降りることができる。しかしあたりはゴミだらけ。100選に選ばれ、遊歩道を造った結果がこれかと思うと悲しくなった。滝壺までの遊歩道は作らない方がよかっただろうと全員の意見が一致した。滝自身の造形美は実に素晴らしく、初めてみたときは思わず息をのんだ。これだけ美しいのだから、そう感じる人間のマナーも美しくあるべきだと思う。もう少し希望を感じさせて欲しいものだ。遊歩道から戻り、車に戻ったのは17:30。このあと行きに通過した「荒滝」に立ち寄る。布引の滝のすぐ下流で、15m以上の落差で流れ落ちている。布引の滝とは岩壁の様子が全く違うので、すぐそばにあるとは思えないおもしろさを感じた。時間は短く、10分程で切り上げる。滝巡りはこれで以上。隠れ滝も含め全員で行った滝は7滝と、今回も大変充実したツアーとなった。あれだけ大きな滝たちが一日で7滝も行けるとは「南紀とはこういうところだ」ということを教えてくれたような滝行だった。晴天にも恵まれた。あとは宴会さえうまくいけば100点満点のツアーのはずだったのに(^_^;)。 道の駅に戻ってきたのは18:05。宴会は鼻白茶屋の予定である。しかし、鼻白滝の帰りは開いていた店はもう閉まっていた(;_;)。他にめぼしい宴会場所がないようなので、残念ながら今回は道の駅で宴会ということになった。といっても、すぎっこすら閉まっていたので自販機ですまされることになった(笑)。西日本のおごりということで、とんかつさんが新メンバーの分のお金を出す。飲み物とアイスを2人前出してしまうとは、さすが懐が深いぜ西日本統括本部長!(^_^;)
まあ新メンバーの歓迎というにはちょっと寂しい宴会となってしまったが、缶コーヒーで乾杯するのもたまにはいいなあと思った。まともな宴会に行きたければ西日本のツアーにどんどん参加してねということで、てるりんとYMさんとは是非またご一緒したいものである。こんな宴会でも約40分におよんだ。そして18:55、本日の南紀ツアー閉幕。私はぽたさんとともに勢和多気へ、とんかつさんはYMさんとどこかの駅へ、てるりんは奈良の自宅へ、それぞれ解散していった。(おわり) |