馬バカ専門用語解読辞書

○ゲーム中に登場する基礎競馬用語を紹介。。

【牡馬 ぼば】
 馬の性別において、オスのこと、表記では♂です。

【牝馬 ひんば】
 馬の性別において、メスのこと、表記では♀です。

【厩舎 きゅうしゃ】
 競走馬を管理・育成する建物のこと。ゲームではメインの画面のことである。

【クラシックレース くらしっくれぇす】
 イギリスに範をとって創設された3歳馬による5大競争のこと。桜花賞、皐月賞、ダービー、オークス、菊花賞。
 本ゲームでは、桜メイド賞、フリル賞、メイドダービー、メイドオークス、菊メイド賞のことを指す。

【放牧 ほうぼく】
 馬を牧場に放し、長期休養をさせること。
 本ゲームでは、実際に牧場に放すわけではなく、調子と体力を回復させる一時休養の場として用いる。

【ダービー だぁびぃ】
 すべての馬の頂点に立つ、そう言われているのがこのレースで1着になる馬。
 3歳を迎えた馬たちは、このレースを目標に走ることとなります。牝馬の場合は、オークスというレースを目指す。

【サラブレッド さらぶれっど】
 馬の品種の一つ。より早く強い馬づくりを目指して徹底的に、品種(サラ)の改良(ブレッド)を行ってきた純血の馬。

【マイル まいる】
 距離を表す単位。1マイルは約1600メートル。代表レースは掃除スピードカップ・カチューシャ記念。

【マイラー まいらぁ】
 1マイルを中心に、1400〜2000メートルの距離に適性のある馬。

【ステイヤー すていやぁ】
 スタミナや持久力があり、2400メートル以上の長距離戦に適性のある馬。

【スプリンター すぷりんたぁ】
 スピードと切れる脚があり、1400メートル以下の短距離戦に適性のある馬。

【クラシック くらしっく】
スピードとスタミナを兼ね揃えた、2000〜2400メートルの距離に適性のある馬。

【併せ馬 あわせうま】
 調教のときに2頭以上で併走させること。本ゲームでは「好きな対戦相手と戦う」・「WPC」で併走レースができる。

【一杯 いっぱい】
 レースや調教時に、馬の競争能力が限界になり、余裕のなくなった状態。調教で回数最大にすることを言う。

【馬なり うまなり】
 レースや調教で、騎乗者が手綱をしごいたりムチを使わないで、馬の走る気に任せた状態のこと。

【馬主 ばぬし】
 競走馬の所有者のこと。 そう、あなたですよ。 馬バカ喫茶の最初の場面で登録した時から、馬主なのです。

【馬の年齢 うまのねんれい】
 競走馬は、生まれた歳を当歳(0歳)とする。レースに出走できるのは2歳からで、本ゲームは馬は全て2歳からスタートする。
 通常、馬の年齢に4を掛けた数字が人間の歳に相当すると言われている

【オッズ おっず】
 勝ち馬投票券(馬券)が的中した場合の配当率のこと。オッズが100倍以上になった場合を「万馬券」という。

【オーナーブリーダー おぉなぁぶりぃだぁ】
 馬主(オーナー)と生産者(ブリーダー)を兼ねる人。さきほど、あなたのことを馬主と言いましたが、正確にはコチラなのです。

【折り合い おりあい】
馬と騎手の呼吸が合うことを「折り合いがつく」といい、ちぐはぐな状態を「折り合いを欠く」や「かかる」という。

【飼い葉 カイバ】
 馬の食料。内容は穀類(燕麦)、ぬか類、マメ類、油粕類、草類などがあり、これらを配合して飼料とする。

【脚質 きゃくしつ】
 馬の走り方によって「逃げ」「先行」「差し」「追い込み」の4つに分けられる。
 連対(1,2着)したときの走りが、その馬のもっとも得意とする脚質と考えられる。 馬の脚質を見極めて、作戦を立てよう。

【矯正馬具 きょうせいばぐ】
 馬の性癖を矯正し、能力を十分発揮できるように用いられる各種馬具のこと。
  覆面・・・・・・・・・・・マスクやメンコなどと呼ばれる。馬の耳を覆って周囲の音を遮断し、気が散らないようにする。
  遮眼革・・・・・・・・・ブリンガーと呼ばれるもの。目の後方に付け、視野を狭くし、前方だけに集中させる。
  シャドーロール・・・羊の毛で作られたモールを鼻の上に装着することによって、脚元の自分の影などに驚くのを防ぐ。
  バンテージ・・・・・・四肢を保護するため、脚の管部に巻く布。

【着差 ちゃくさ】
 先にゴールした馬の鼻端から、次にゴールする馬の鼻端までの距離を言う。
 着差には、ハナ・アタマ・クビ、以下1/4馬身・1/2馬身・3/4馬身・1馬身・11/4馬身・11/2馬身・13/4馬身
 ・ 2馬身・3馬身・4馬身・・・・・・と表示され、10馬身以上は、大差となる。

【ハナを切る はなをきる】
 レースのスタートで先頭に立って逃げること。

【連闘 れんとう】
 2週連続で出走すること。




 

○その他知ってて損ナシ競馬用語を紹介。。

【鞍 くら】
 馬の背中に置き、騎手を乗せる道具。

【鐙 あぶみ】
 騎手のクツ先を通し、フォームを安定させるために鞍から吊ってある道具です。

【ゼッケン ぜっけん】
 蔵の下に付ける競争番号と馬名の書かれている布。番号はその馬が出走するときのゲートの番号と同じで、馬番号とも言う。

【手綱 たづな】
 馬を操る紐。コレがなくちゃ馬から落ちちゃうよ〜。

【蹄鉄 ていてつ】
 馬の蹄(ひづめ)を保護し、摩滅を防ぐために付けます。まぁスパイクみたいな物です。
 昔は、調教時とレースとでは別の蹄鉄を付けてましたが、最近は約百グラムの兼用蹄鉄が使用されています。

【ハミ はみ】
 中央は棒状(舌を押さえる役割)で、両端に輪がついている。馬の口に噛ませ、両端は手綱と繋がっている。
 騎手と馬との大事な接点で、ハミを通じて馬に合図を送っている。

【頭絡 とうらく】
 馬の頭からアゴ、頬、鼻の上、うなじにかける細い幅の革製の馬具。
 ハミを吊って馬の口の中に入れて適当な位置を保たせるのに使用。

【煽る あおる】
 スタート時、前足を上げて立ち上がった瞬間にゲートが開いて、出遅れた状態になること。出遅れは厳しいよ〜。


【ハロン はろん】
 furlong(ファーロング=281.17メートル=1マイルの8分の1)がなまってハロン。日本では1ハロン=200メートル。
 200メートルごとにハロン棒が立ち、タイムもハロン単位で計測される。

【上がり あがり】
 レースの終盤のこと。上がり3ハロンと言えば、ゴールから逆算して600メートルのこと。

【上がり馬 あがりうま】
 下のクラスで低迷していた馬が、素質を開花させたり、実力を付けて短期間で上のクラスへ上がってくる馬のこと。

【脚色 あしいろ】
 馬の走りっぷりのこと。レースなどで余力がある状態を「脚色がいい」などと言う。

【汗取り あせとり】
 騎手がサウナなどで減量すること。

【穴場 あなば】
 馬券発売窓口のこと。昔の窓口は、こぶしが入る程度の円形の穴が空いていたため、その名残でこう呼ばれる。

【アラブ あらぶ】
 馬の品種の一つ。元々はアラビア半島原産の馬。
 現在はサラブレッドと交配される場合が多いため(この場合アラブの血が25%以下になるとアラブの資格を失い、サラ系扱いとなる)、
 体型はサラブレッドに近くなっているが、一般に競争能力は劣る。

【馬っ気 うまっけ】
 牡馬が発情すること。興奮状態のため、競争能力を十分に発揮できない場合が多い。

【追い切り おいきり】
 レースの週に行われる最終調教のこと。

【お手馬 おてうま】
 騎手がレースや調教などで常に騎乗して、その性質や状態を把握している馬のこと。

【外国産馬 がいこくさんば】
 外国で生まれた馬。出走表などでは、マルガイ(○のなかに外)と表示される。

【返し馬 かえしうま】
 レース前のウォーミングアップのこと。

【カンパイ かんぱい】
 スタートのやり直しのこと。昔、スタートのやり直しの時、外国人の発走委員が「カムバック」と言ったのが、
 間違って「カンパイ」と聞こえたことから、こう言われる。

【カンカン かんかん】
 馬が、騎手を含めて背負う重量のこと。「看貫」と書く。決められた重量で騎乗しているか、レースの前と後に
 2度検量することが義務付けられている。

【トロット・ギャロップ とろっと・ぎゃろっぷ】
 馬の走り方は4つに分けられる。
 常歩(なみあし=ウォーク)、速歩(はやあし=トロット)、駆足(かけあし=キャンター)、襲歩(しゅうほ=ギャロップ)である。
 ギャロップの場合、レースでもっともスピードが出ていて、4本脚のすべてが地面から離れている瞬間の状態を言う。

【癖馬 くせうま】
 レース中に気を抜いたり、直線で内外によれたり、コーナーでふくらんだりして、まともに走らない馬のこと。

【くもずれ】
 後脚の球節の後ろ下部にできる擦り傷のこと。

【コズミ こずみ】
 筋肉痛や筋炎のこと。過度の調教による疲労などが原因で生じる。

【笹針 ささばり】
 疲れて血の巡りが悪くなったり、うっ血した馬の肩や腰などの局部、または全身に針を打って、うっ血した血をとる治療法。
 このとき使用する針が、笹の葉に似ていることからこう呼ばれている。

【ささる】
 レースや調教で急に馬が内側に斜行すること。外側に斜行することを「よれる」という。

【ザセキ ざせき】
 蹄の部分にできる炎症のこと。石や釘などの硬いものを踏んだときに起きる。

【ズブい ずぶい】
 エンジンのかかりが遅く、瞬時に騎手の指令に反応しない馬。歳をとるにつれて「ズブく」なる馬が多い。

【馬 せんば】
 去勢された馬。気性が荒く人間に対して反抗的な馬が、去勢することによって従順になる。3冠競走と天皇賞には出れない。

【ソエ そえ】
 管骨瘤の俗称。成長途上でまだ骨の固まっていない若い馬が、ハードな調教などで起こす骨膜炎。

【ソラ そら】
 レースや調教で、馬の気が散り、走りに集中力を欠くこと。「ソラを使う(気を抜く)」などという。

【父内国産馬 ちちないこくさんば】
 日本国内で生まれた馬を父親に持つサラブレッド。マルチチ(○の中に父)と表記される。

【抽せん馬 ちゅうせんば】
 中央競馬会が、せり市で購入したサラ系1歳馬を調教育成し、希望馬主に抽選で均一価格で配布した馬。
 マルチュー(○の中に抽)と表記される。同様にアラブ系の馬はカクチュー(□の中に抽)で表される。

【テキ てき】
 調教師の呼び名。昔は騎手が調教師を兼ねていることが多かったため、騎手を逆さにして手騎(テキ)と呼ぶようになった。
 厩舎内では現在も使われている。

【鉄砲 てっぽう】
 長い間休んでいた馬がレースに出走すること。「鉄砲使い」などと言う。また、好走した場合「鉄砲が効く」などと言う。
 長期休養を取った馬は、急にレースに出ても好走はしないだろうと大方が予想をしたところを裏切って、優勝したりすると、
 鉄砲で不意打ちを食らった感じがするので、この名前がついた。

【手前 てまえ】
 馬が走るとき、常に前に出す方の脚。人間で言うところの「利き腕」。右の前脚を常に前に出して走る馬を「右手前(右利き)」、
 逆を「左手前(左利き)」という。これによって右回り、左回りどちらのコースが得意かが決まる。

【テン てん】
 最初という意味。「テンに置かれる」「テンから飛ばす」などというときは、レースの前半部分を指す。
 騎手が初めてその馬に乗ることを「テン乗り」という。

【トモ とも】
 一般的に後ろ脚のことをいう。正確には、尻・尾・股・後肢を含めた後躯のことをいう。

【トラックマン とらっくまん】
 競馬関係紙(専門紙・スポーツ新聞紙)の記者。レースの予想や記事を書くためにトレーニングセンターで調教を観察し、
 タイムをとったり、調教師や厩務員や騎手を取材したりする人。

【ニ走ボケ にそうぼけ】
 長く休んでいた馬が、出走し、好走した後、次のレースで凡走すること。敗因がわからないときによく使われる。

【二人引き ににんびき】
 気性の荒い馬が、パドックで暴れるのを防ぐため、馬の手綱を2人でとって周回すること。

【ノミヤ のみや】
 私設馬券屋。不特定の者から馬券の委託を受け、実際には買わずに、的中馬券のみを支払い、
 残りを自分の利益にする人たち。委託者もノミヤも、競馬法により罰せられる。

【馬鹿つく ばかつく】
 馬が騎手の指示に従わず、とんでもない方向に走っていったり、急に止まってしまったりすること。

【フケ ふけ】
 牝馬が発情した状態。春先から夏にかけて多い。

【ブルードメアサイアー ぶるーどめあさいあー】
 ブルードメアは繁殖牝馬、サイヤーは種牡馬。つまり母の父(母方のおじいちゃん)を指す。

【放馬 ほうば】
 馬が何かに驚き、興奮状態になり、騎手を振り落として勝手に走って行ってしまうこと。

【ボロ ぼろ】
 馬の糞のこと。馬の小腸は約19m、大腸は約6.8mと長いので、糞が詰まると死に至る。

【持ち込み馬 もちこみば】
 妊娠した牝馬を輸入した後、日本で出産した馬。

【物見をする ものみをする】
 馬は敏感で臆病な動物なので、影や芝生の切れ目、周囲の音など、ちょっとしたことに驚いて立ち止まったり、
 横に飛んだりする。このような動作を言う。

【埒 らち】
 コースの両脇にある柵のこと。内側の柵を「内ラチ」、外側を「外ラチ」という。

【落鉄 らくてつ】
 蹄鉄が外れ落ちること。

【烈蹄 れってい】
 蹄が乾燥して硬くなり、縦に裂ける病気。冬場に多く、また硬い馬場が原因の場合もある。

【輪乗り わのり】
 発走直前にゲート付近で馬を円状に歩かせ、待機する状態。