【 影 の ６ 要 素 】
影の６要素とは、それぞれの親馬に設定されている特徴のことです。
これは「スピード」「スタミナ」「根性」「気性」「末脚」「遺伝力」の６つのことで、
配合時にさまざまな影響を与えるものです。
これらの組み合わせによって子供の能力が上昇したり下降したりと変化します。
その詳しい各親の特徴は、別窓にて「親の特性表」を見て確認してもらいたい。
さて表を確認いたしましたら、ここではこの表にある影の６要素の組み合わせにより
どういう能力変化が起きるのか、について説明したいと思います。
なにかと見落としがちで、配合時に無視してしまいそうな特性値ですが、
能力ダウンを多分に含んでいるだけに、これを考えずに行う配合では、本当に強い馬は生まれにくいのです。
特性においてとくに重要なのは、「スピード」と「スタミナ」と「母父として優秀」の特性があるか、ないかです。
これにより大きく変わります。
整理してみますと、大きく分けて４パターンに分類することができます。
別窓で親の特性表を開いて見ながらついてきてください。
| パターン１ | 親の特性が、スピード（スタミナ）同士の場合 |
| まずは「父と母父の特性がスピード（スタミナ）同士」だった場合。 両方の「共通する特性（スピード特性ならスピード、スタミナ特性ならスタミナ）」が 大幅にアップし、さらに「切れ味」がアップするというもの。 デメリットがまったくないのもうれしいところです。 なお、このパターンでは「母父としての優秀」さは気にしなくて良いので、 序盤から積極的に活用していけます。 |
●ＳＰ×ＳＰの場合 スピード能力大幅アップ 限界値アップ |
| ●ＳＴ×ＳＴの場合 スタミナ能力大幅アップ 限界値アップ |
| パターン２ | 親の特性が、スピードとスタミナの場合 |
| つぎに「父と母父の特性がスピードとスタミナ」といった具合に相反している場合。 これは母系統が「母父として優秀」であるかどうかで変化してきます。 まず「母父として優秀」である場合、「スピードとスタミナ」がアップします。 ところが「母父として優秀」でない場合、「スピード」に加え、 「根性」までもダウンしてしまいます。 もし配合段階で両親のスピードとスタミナの特性が異なっていたら、 なによりも母の系統が「母父として優秀」かどうかをチェックするべきです。 違っていたら避けた方が無難です。 |
●母系が「母父として優秀」の場合 スピード能力アップ スタミナ能力アップ |
| ●母系が「母父として優秀でない」場合 スピード能力ダウン 限界値ダウン |
| パターン３ | 親の特性が、スピード（スタミナ）となし（―）の場合 |
| 今度は親馬特性が「スピード（もしくはスタミナ）」と「なし（表示「―」）」の場合。 この場合は、「スピード（スタミナ）」が父か母かの場合で違い、なおかつ 母の場合、「母父として優秀」かどうかで変化してきます。 まず例えば父系が「スピード（スタミナ）」特性ありで母系が「なし」の場合、 この場合は能力アップは起こりません。 つまり、父系が「なし」であり、母系が「スピード（スタミナ）」特性の場合のみ、 能力アップする可能性が起きます。 可能性と言ったわけは、それだけでは能力アップせずさらに条件があるからです。 それはその母系が「母父として優秀」かどうかです。 「優秀」の場合、母系の「スピード（スタミナ）」特性に応じて能力はアップしますが、 「優秀でない」場合、能力アップは起こりません。 |
●ＳＰ×なしの場合 スピード能力アップ （ただし父系が「ＳＰ」で母系が「なし」の場合、 または母系が「母父として優秀」でない場合 能力変化はまったく無し） |
| ●ＳＴ×なしの場合 スタミナ能力アップ （ただし父系が「ＳＴ」で母系が「なし」の場合、 または母系が「母父として優秀」でない場合 能力変化はまったく無し） |
| パターン４ | 親の特性が、両方ともなし（―）の場合 |
| 最後に両親の特性値がなし、つまりスピード・スタミナが両親とも「なし（表示「―」）」の場合。 母系統が「母父として優秀」かどうかでまったく異なる結果となります。 母系統が「母父として優秀」である場合、この時は素質である限界値がアップします。 ところが逆に「母父として優秀」でない場合は、限界値がダウンしてしまいます。 もし両親のスピード・スタミナの系統特性がない馬同士を配合させようとするなら、 真っ先に母の系統が「母父として優秀」かどうかをチェックしておこう。 |
●母系が「母父として優秀」の場合 限界値アップ |
| ●母系が「母父として優秀でない」場合 限界値ダウン |
また、特性値のほかの要素としてある項目の「根性」・「気性」・「末脚」・「遺伝力」。
これらは前述の３要素のような複雑な組み合わせで能力変化が行われるのではなく、
その「○」表記の効果が、ダイレクトに反映されるようになっています。
うまく組み合わせて、最強を目指しましょう！