葛城~金剛 夜間縦走

夜の山歩きしてきました。
近鉄御所~櫛羅(くじら)の滝~大和葛城山~水越峠~パノラマ台~金剛山頂~伏見峠~久留野峠~JR北宇智 (太字はダイトレ)
GPSの統計表示では21.7kmの道程。コース詳細はこちらをご覧ください。
ほぼ新月なので、星空に期待したのと、下山して先月開店した奈良の某ラーメン屋さんにちょうど間に合うのと、その足で天王寺動物園に行けば、週末を三倍楽しめるじゃないかっ! という思惑で、夜を選んだのですが・・・あまりにも疲労が激しくて動物園は行けなかったです :(m

山頂で、日の出直後の空を撮影。すっかり秋の透明な空。そして、心地よい風。

金剛山頂 金剛山頂 金剛山頂 金剛山頂
(※周辺光低下があるものは、現像時につけたもので、レンズの性能ではありません)

もっと、おおっと目を奪われるような情景あったのだけど、早朝の山の醍醐味は独り占め・・・じゃなくて、すみません、ラーメン屋の時間押しててカメラしまっちゃってたのでした。
山頂で猫のミーコ(♂だけどミーコ)にも会えたのだけど、撮れなかったので、昔の写真をひとつ。
ミーコ
去年は御在所ばかり行ってたので、金剛山は(捺印所まで行ったのは)ほぼ2年振りだったんだね。

さて、下山中にまた、イノシシくんに出会いました。
下山コース久留野道(久留野峠~白高大明神)は、金剛山のコースの中でも、特にイノシシの土耕跡が多く見られます。
金剛山のイノシシは六甲の人馴れしたイノシシと違い、ほとんど姿を見せないのですが、このコースなら会えるかもという期待が見事、的中。
少し牙が目立って見えたようなので、おそらくオスのイノシシくんは、私の足音に気付いた瞬間、登山道を暴走。ものすごい速さで逃げ去ったのでした。地面に残った生々しい蹄の跡。平地では分かりませんが、山の中では人間が真似できる速度じゃありません。あの勢いで襲われたらちょっと怖いのですが :Dm
イノシシってのはとても臆病な動物で、普通はこのように人間を見たら逃げます。元は昼行性だったものが、人間との衝突を避けるため夜行性になった(目の構造が夜の行動に適していない)と言われています。
六甲のように人馴れしたイノシシの方が実は怖かったりするんです。
金剛山奈良側の麓の農家さんはこの時期、イノシシ対策の柵を作ったり大変そうです。里山の動物たちと人間のいい関係が作れればよいのですが・・・。

イノシシくんの逃走経路はあっさりと見失ってしまいました。写真は・・・無理、あれじゃ撮れません :(m ラーメンの時間が押してて・・・じゃなくて :Dm ああいう野生動物の姿を追いかけられるように体力付けようと頑張ってるのですが、まだまだですねぇ。
ところで、このコースでは、スギヒラタケが生えていることがあります。前に登ったときに「美味しそうなキノコがあるなぁ」と見ていて、調べたら食べられるということ。いつか採りに行こうと思っていたら・・・毒性が発見されて新聞を賑わせたのは有名な話? :Dm

猪突猛進の秋

スズメバチに追われて :(m から一月半、このままだと体が鈍ってしまうのでリハビリ兼ねて久し振りの山歩き。ひと雨来る前にサクサクと夕刻~日没の山の空気を楽しもうと出かけました。
阪急芦屋川~高座滝を経て風吹岩~魚屋道(ととやみち)経由で神鉄有馬温泉へ。
途中で追い越した人と、
「六甲越えて行こうかとー」
「それじゃあ、5時間? 6時間くらい?」
「そうですねぇ~」
なんて会話を交わしてましたが、日の入り前に一軒茶屋到着、終点有馬温泉駅まで計3時間半でした。
ぜんぜん鈍ってないや :Dm カメラとレンズ担いで動物園歩き回ってるから?でしょうか。

GPSのトラックログ を載せてみました。興味ある方はご覧ください。

さて、雨ヶ峠を過ぎて下ったあたりで・・・居た居た、居ましたよ、イノシシさん。
ウリ坊
写真は・・・ごめんなさい、撮れなかったんで ↑ は去年の子ですが。

遭遇したのは、ウリ坊(上の写真ほどではないけど、もう大きくなって模様消えかけでした)を二頭連れた若い母イノシシ。(かなり毛艶・顔立ちのいい美猪さんだ :Dm )
登山道でバッタリ、なのでまずはお互い顔を見合わせて警戒です。
とりあえず、ちらちらと手を振り、早めにこちらの存在を知らせておいて
「おーい、そこ、通してもらえまえせんかー」
と声かけ。
言葉が通じるわけはありませんが、「語りかけ」は動物の警戒を解くのには有効です。
親子連れは親を怒らせると危険なのと、六甲のイノシシは人馴れしてて、エサをねだられるという危険(なのか?)とでこちらはちょっと緊張。
向こうは逃げる素振りもなく、鼻を上げて臭いを嗅ぎます。
猪突猛進──と言われますが、イノシシは意外と小回りが利き、賢い動物なので侮ってはいけません。
で、彼女、あっさりと前進してくるではないですか!
イノシシは表情が分からないので、一瞬身構えてしまいましたが、イノシシ一行は脇の獣道に進入。道を譲ってくれたようでした。
「ごめんねー、邪魔したねー」
「ブイブイッ(←イノ語)」
と挨拶を交わしてすれ違いました。

面白いのは、イノシシって安全だと判断すると、平然と向かってくるんですよね(そして、目の前で脇に逸れる)。独り歩きしてるウリ坊と夜道で遭遇したときもそうでした。
いつも前向きな彼ら、見習いたい。猪突猛進の秋、でした :Dm

鈴鹿の山はシカの山~霊仙山

2007/4/29 霊仙山にて
霊仙山のシカ
親子鹿 (大きな画像は・・・ないよ。ほぼ等倍だから :(m )

鈴鹿山系の北端、霊仙山に野生のシカの姿を追っかけてきました。
一昨年の同じ時期、夜景でも撮るかと出掛けた霊仙山で、夜明けとともに山頂を越えていくシカの群れを見ました。
昼間はまともに姿を見ることのないシカの群れに、人智を超えた世界を感じたものです。
その日は、まともな望遠レンズもなく、双眼鏡で眺めるしかなかったのですが・・・今回は換算300ミリ担いでチャレンジです :Dm

終電を使って、柏原道から登山開始。このコースはなだらかで、時間を潰しながら登るのには最適。
一昨年は、5合目あたりから藪の中数メートルほどの距離でシカがわさわさと動いていたのに、今年は遠巻きにして「ピーッ」というか「キョーッ」というか(なんとも表現しづらい独特の鳴き声)警戒音を発するばかりで、肌で感じるような存在感がありません。暖冬のせいで食糧事情が変わって行動が違うのかな、とも思ったり :(m
山上には夜明けより2時間も早く着いてしまい・・・、避難小屋には先客、さすがに真夜中にお邪魔するわけにもいかず、経塚山(北霊仙)の岩陰で吹き荒れる風を避けることに。
足元は夜露に光るトリカブトだらけ、使い捨てカイロを取り出さざるを得ないほどの極限状態(違う :Dm )の中、ふと見上げると・・・
空を端から端まで繋ぐ、天の川。煌く無数の星たち。夜間登山がやめられなくなる瞬間です。
低山なので、街の光もそこそこあり、この日は月も明るかったのですが。

そして、薄明の中、太陽が姿を見せる少し前の刻、警戒音を発しながら・・・、来ました! シカの群れ
霊仙山のシカ
しかし・・・、遠いっ!!
盛んに警戒しており、近寄れません。500ミリくらいのレンズは必要だなぁ :(m

大台ヶ原ではもっと近寄れるんですが。
どうやら、子鹿がいるため警戒心が強くなっているようなのです。
移動するシカの群れは、縦長の陣形で、前方の安全を見極めるオトナが先鋒で数頭、中盤に親子連れが居て、後半は少し散開して周囲を警戒します。
で、殿(しんがり)のこいつ
霊仙山のシカ
彼女(?)の合図で群れは一気に逃げ去ります。「ピョーッ」って鳴かれたときには、もうこっちの姿が見つかってますから、この最後尾のシカのお尻くらいしか見えません。

見てる、見てる :Dm
霊仙山のシカ
こっちは望遠でやっと捉えられる距離なのに、向こうからはしっかり見えてるんだろうなぁ。
能力が違いすぎます。

下りコースは、谷山谷へ。横道~広畑 経由です。このコースを選んだのは、日中のシカとの遭遇率が高いから。
思惑通り、2つの群れと単独のシカに出会いました。しかし、前述の通り、シカの声で存在に気付いたときには最後尾のシカが逃げていくばかり。単独のオス(と思われる)も、木立ちが邪魔をして撮れませんでした。

鈴鹿、特に霊仙山はシカの山。
登山道まで足跡だらけですが、その姿をじっくり見る機会はなかなかありません。
うーん、次は水場でビデオカメラ(SONYのNightShot)を持って張り込んでみようかな :Dm

最後に、登山道に落ちてたシカのお尻の毛?
シカ・・・? (クリックで拡大)
ニホンザルの毛かもしれませんが :xm