王子動物園の「動物とこどもの国」にある「ふれあい広場」、去年の12月にやってきた子ヤギのすすむ&きょうこも触らせてくれるようになってきたので、彼らと遊ぶ方法を紹介します。
すすむ(♂) ≫大きな画像
子ヤギの時間は早回しの時計、寝て、起きて、転がって──
ふれあい広場のメインイベントは、うさぎ・モルモットとのふれあいタイムですが、ここの本当の魅力は・・・ヤギ :Dm 食事タイムにめりはりが付けてあるため、ここのヤギたちは人間とのコミュニケーションを楽しんでくれます ((お客が常時エサをあげられるようになっている動物園では、ヤギはエサしか目に入らなくなってしまいます))
とは言っても、ヤギにはヤギのルールがあります。
- ヤギは触られるのが好き。誰かと一緒に居るのが好き。だけど、変に頑固で独立心の強いところも持ってます。愛想のいい連中ですが、エサを目にすると食べることに心を奪われてしまいます。突然走り去られて「せっかく撫でてるのに」とか怒らないように。消化効率の悪いエサを食べる動物は食べることに必死です。
- 撫でるときは頭を中心に、首や背中を撫でることができます。ヤギによってどこを撫でられたいか、好きなところが違います。お腹を触るのはやめてね。足を掴まれるのも嫌いです。
- 見えるところから近付いて触ってあげてください。駆け寄ったり、飛び付いたりするのはNG。角は掴まないように ((頭を押さえつけられることになるので嫌がります。が、根元を軽く擦られるのはキライじゃないです。挨拶で自分から擦り付けてきますもんね))
- 頭を回すように振ったら、嫌がってる合図。おとなしい子はそっと離れていきます。嫌がってる様子を見せたら、すぐにやめてあげてくださいね。
- ヤギ同士は激しく頭をぶつけ合ったりしますが、人間が思うほど険悪なものではありません。挨拶のようなものなので、止める必要はありません。動物園のヤギは人間を相手に喧嘩をしかけてくることはないので安心してください。
- ヤギは自分より体の小さい者(頭の高さが自分より低い者)をナメてかかる傾向があります。小さな子供がヤギを触るときは、大人が付いてあげてください。できれば大人が一緒に撫でてあげると、ヤギはおとなしくなります。
- 反芻(ウシ科の動物が食べたものを吐き戻して消化しやすいように噛み直すこと)中は意外と嫌がらずに触らせてくれますが、ヤギにとって大事な時間なので、口の動きが止まるようだったらあまり触らないであげてください。
ヤギには不思議な魅力があります。あの横長の目は表情がわかりにくいだけに、気持ちよさそうにしてくれたり、そっと寄り添ってくれたり、ふっと心が通うのが分かる瞬間が楽しいのです。
以下に、ふれあい広場のメンバーとの遊び方をお伝えします・・・と思ったけど、ファイルが壊れて保存できない :(m ので、次回へ続く。
先に触れない子を紹介しておきます :Dm
ニニ(♀) ≫大きな画像
ラマのニニさん
ヤギたちはどちらかというと子供が苦手なんですが、ラマは大人が苦手。
機嫌が悪いとツバ(ルーメンジュースというらしい。実態は胃液。絶妙にクサいです)を吐きかけてきます。エサやりタイムにエサをあげることもできますが、大人はあまり近付かない方が・・・(私はエサをあげながらツバをぶっかけられました)。
飼育員さんには顔を摺り寄せたりする子です。
閉園前に寝室に戻るときは道をあけてあげてくださいね。
メエ?(♀) ≫大きな画像
鼻が黒いのが「メエ」、ピンクが「テン(♀)」ということですが、見分けついてません :xm
王子のヒツジたちは触らせてくれませんが、エサやりタイムに柵越しにエサをあげることはできます。