岩手サファリパークに行ってきたっ!

って、もう3/17のことで、かなり日が経ってしまったわけですけど :(m

岩手と言っても、暖かい南端に位置し、ほぼ宮城との県境近くにあるこのサファリパーク、
うーん、どう見ても・・・バス路線なし?
昨年3月に開園したばかり、ちょうど一周年の新しい動物園です。
ここを目指したのは、これがほぼ最後になるのかな・・・、カモシカ追っかけ隊、第・・・
何弾だったか忘れちゃいましたが、日本カモシカセンター出身のシャモアがここに
来ているのではないかという情報をいただいていたので、会いに行ったのです。
結果は・・・・、先に書いちゃうと、「会えなかった」のですが。(詳しくはこの記事の最後に)

ともかく、遅い夏休み(もう春やんっ!)を取って、夜行・新幹線乗り継ぎ、くりこま高原へ。
そこから自転車で・・・・・迷った :xm 迷わなければ一時間半くらいかな、
館ヶ森高原という、丘陵地帯にあります。

(2009/3/17) 岩手サファリパーク
岩手サファリ
とにかく、広~い!
「天空のサバンナ」というキャッチフレーズとありがちなサファリの景観から、
岩場から動物に見下ろされるような構成を予想してたのですが、
今のところ、広いところに動物いっぱい、という感じがウリのようです。
全部、社員さんの手作りで作られた動物園だそうで、まだまだ発展中。
そのうち、岩場も欲しいねぇ。

ムフロン
ムフロンが寄ってきます。
あまり飢えた感じはなくって、通常のエサもしっかり行き渡ってる様子。

さて、サファリではエサやりバスに乗れます。
ここでは、ライオンが車のバンパーにじゃれ付くことが多いようで、マイカーより
バスがおススメな気がします。当然、自転車では回れません :xm

エサ
エサ。けっこう量は少なめ。基本はバス料金に含まれるのかな?
追加は1000円? か500円? か・・・。
実は、無理を言って、バス料金+追加エサ1000円購入を条件に、
一回目は写真撮り、二回目はエサやり、とバスで二周させてもらったのです。
開園当初はやってた特別措置だとか・・・で。
兵庫から来たことを告げると、親切に対応していただけました。
アットホームな雰囲気の動物園です。
春休み前の平日ってことで、他にお客も居なかったんですけどね。

ムフロン
ムフロンにエサやり。ムッフムフ。近くにシロダマジカも居ます。

ボタン&ミナミ
キリンにもエサやり。手前が食いしん坊「ボタン(♀)」10歳、奥が「ミナミ(♀)」4歳。
とにかく、動物の頭数が多くて多くて、名前を聞けたのはこの二頭だけ。
ビスケットをあげます。

ヤク
ヤクのお父さんにもエサやり~。
写真は上手く撮れませんでしたが、双子の子ヤクが居ます。可愛いよ~。
もひとつ、写真撮れてませんが、アメリカバイソンにもエサをあげられます。
同じウシ科のヤギ、シタツンガに比べて、舌がザラッザラです。

ムフロン
バスについてくるムフロン。ムッフムフ。

ここらでひとつ、動画もご覧になってください。

ラマ・ロバ・ムフロンがバスについてきます。ハーメルン状態 :Dm

草食獣エリアのラストの方に居る、この子・・・
ヒマラヤタール
若いヒマラヤタールなんですが、ラクダの背中に乗っかるという特技を持ってます。
(写真は撮るの失敗したんじゃー)
他園ではおとなしい姿しか見たこと無い動物ですが、なかなか活動的なんですね。

ニホンジカ
ニホンジカ。エサやりに無関心装ってます。

アダックス
ちょっと珍しい、ウシ科のアダックス。ここ以外で見られるのは姫路くらい?

ブラックバック
サファリならではの動物、ブラックバック。中心に居る黒いのがリーダーです。
一番強いオスだけ、体色が黒くなるんだとか。

シマウマ
臨月のシマウマのお母さん。
サファリでは、交配も闘争も自然に任せているそうですが、
動物たちは皆、健康的で、子供もどんどん生まれてて、管理はしっかりされてそうです。

後半は、猛獣エリア。
ホワイトライオン
迫り来る、ホワイトライオンs ・・・えっと、可愛いです :Dm
乗用車にはかなり無茶もするみたいですが。

ライオン
オスばかり四頭ですが、仲よさそう。一応、順位があって、誰がボスかで、
乗用車の襲われ方が違ってくるとか :Dm

ベンガルトラ
ベンガルトラ・・・・ってことですが、この子はどこかサファリのホワイトタイガーの血でも
引いてるのか、淡い色。他の個体はしっかり黄色いんですが。
実は、最近完成したばかりの虎ゾーン。この日、初のお客になれるか・・・というところだったのですが、
色んなタイプの車に対する反応を調べてるのだということで、
外の通路から観察させてもらいました。

開園当時は、肉食獣はほとんどが檻に入ってて、不満の声もあったようですが、こんな感じで、
どんどん肉食獣エリア、拡大中です。まだ若くて発展中のサファリなんですね。
今はまだ檻に入ってるピューマ、ヒョウ、ジャガーもいずれは広いところに出してもらえるでしょう。

と、まあ、こんな感じで、楽しめました。
サファリは料金が高いので(あと、エサがちょっと少ない・・・)、満足度は人それぞれかなぁ、
と思いますが、これからもっと充実した園になっていきそうですね。 

—-
さて、遠路はるばる会いに行ったシャモア。
那須どうぶつ王国に行ったと報道された、ウォーター、ウォーク、ドリームの♂三頭、
本当は那須サファリパークの方に行ったんじゃないかという疑惑があり、
ついに同系列の岩手サファリパークの園内マップに発見される、という経緯があったのですが、
今回、会いに行ったときにはすでに姿がありませんでした。

シャモア
2006/11/18 日本カモシカセンターで撮影 中央通路沿いでお客を威嚇していた子

シャモア
2006/11/4 日本カモシカセンターで撮影
出口に向かう通路沿いに居た子

岩手サファリでは、ガイドと飼育員は完全分業体制で、動物の出入り(死)については、
ガイドさんはほとんど教えてもらってないそうです。
シャモアはだいぶ前から姿を見てなかったとか。
実は、公式サイトの園内マップは古いもので、今配られてる、ベンガル虎ゾーンの入った
新しいマップからはすでにシャモアの文字は消えていました。
ガイドさんから飼育員さんに聞いてもらっても、「ちょっとごめんなさい」って感じで
詳しいことは教えてもらえませんでした。

いい加減な管理をしている動物園ならちょっと追求したくもなりますが、
ここは動物たちも生き生きしてるので、あまり悪い方向に考えたくはありません。
少なくとも、1年以上はどこか(那須?)のバックヤードで元気にやってたんだろうしなぁ。
サファリは、先にも書いたように、自然に任せた動物の飼い方をしています。
他の動物と闘争になったのか、仲間同士で争ったのか、
シャモアらしい生き方をして、死んでいったのだと思います。
(さらに他園に引き取られて、どこかで生きてる可能性もなくはないですが)

悔やまれることがあるとすれば、シャモアが♂は単独で飼育すべき動物だってこと、
カモセンでの飼育のノウハウが、引き取り先に伝わってないんじゃないか、ということです。
天王寺だって、ゴーラルが何を好んで食べるか、引き取ってから調べてたように
見受けられましたし・・・。
カモセンの職員さんが、「引き取られた後はそちらの管轄になるので一切関与しない」と
話されていた、これが動物園の実情なら、なんとかしていかないといけないでしょう。

—-
岩手から帰って、無性に「あいつ」に会いたくなったので、最後の18切符使って
和歌山行ってきましたよ。彼、ムサシは元気だったよー。報告はまた後日。

やっと会えたね ~ 多摩シャモア

2006年11月末の日本カモシカセンター閉園から一年半、今年のGWに多摩動物公園にて、カモセン出身のシャモアたちの一般公開が始まりました。長かったな~ :Dm
なかなか時間が取れなかったけど、やっと会いに行けました。

(2008/7/19) 多摩動物公園
ヤックル
♂のヤックルと・・・
アルプス
♀のアルプス
お久し振り~~っ 元気そうでなにより。朝イチは二頭とも奥で反芻をしておられました(※「アルプスの貴公子」なので敬語です :Dm )
この二頭の息子、モンブランくん(2006/5/22生まれ 2歳)は施設が整備され次第の公開となるようです。
多摩では二頭の誕生日も公開されてました。
ヤックル:1998/6/19生まれ
アルプス:2002/5/19生まれ
だそうです。

しばらくして戻ってみると、降りてこられてました。
アルプス
こちらはアルプス(こっから下の画像はクリックで拡大)
ヤックル
そしてヤックル
シャモアは人間に対しては同族と同じように威嚇をしてきます。♂と♀でも争うので、ケージは分けないといけないのですね。怖がらないので、すぐ近くまで来てこちらを観察しています。職員さんのスクーターの音からは逃げていましたが。
ヤックルの顔のそばにある枝は、頭を掻くために格子に括り付けられてるもの。このあたりの気遣いがしっかりしてるところが、さすが多摩。 ←これ、エサの残骸だったようです・・・

ヤックル
ヤックル
アルプス
アルプス
カモセンに居たときより、どちらも少し小柄に見えるのは夏毛だからでしょうか。
アルプスとモンブランの冬の様子はこちら
二頭の顔はけっこうそっくりで(アルプスの方が白い部分が少し黄ばんでるんですが)、これじゃ大きくなったモンブランが出てきたら、三頭とも同じに見えてしまう? :Dm
シャモアを(というか、カモシカ全般)見分けるには、角が決め手です。
ヤックルは根元にはっきりした横筋が入っていて、あちこち凸凹してます。アルプスの方は横縞が細かく、縦の筋が目立ちます。

ヤックル
ヤックル
アルプス
アルプス

前回、年末に多摩に行ったときは案内所のお姉さんは存在すら知らなかったようで、「広報には出てませんが・・・」などと言われたシャモア、今年度の予算が付くまでは公開できなかったんでしょうねぇ。
GW合わせで突貫工事の印象がありましたが、それでも園内の一番静かで涼しい場所に展示場を作ってもらえてひとまずよかった。
シャモアは国内ではここと那須どうぶつ王国にしか居ません(那須の方は公開されているのかどうかも不明です)。特に♀はもう多摩のアルプスしか居らず、とても貴重な動物となっています。この記事をご覧の皆さんも会いに行ってあげてくださいね。
多摩も繁殖を手掛けてくれるといいのですが・・・(ケージを分けなきゃいけない動物であることを考えると、カモセンの環境はよかったんだろうなぁ)。

カモセン出身の動物たちは色々と人間の都合に翻弄されてきたような気がします。悲しい別れも多々ありました。
思うところはいっぱいあるのですが、またいずれ(カモセンの動画も未編集で放ったらかしだしね・・・)。

いつもの癖で、シャモアたちに「また会いにくるよ」と約束してしまった。
多摩、遠いんだよなぁ・・・・ :Dm