オオカミ同居作戦進行中!!

ジャックとハイランがめでたく交尾をしたと噂の東山動物園。
二頭のラブラブな様子を見に行ったのですが・・・、あれ!?
すっかりいつもの、あまり直接絡まない二頭に戻っちゃってるんです :(m

ともかく、ハイランは穴掘りを始めました(仮に妊娠に成功してなくても、
こういう行動をするようになるそうです)。
(2009/2/28) 東山動物園
ハイラン
シンリンオオカミの「ハイラン」(♀)
ハイラン
おーい、ジャック、手伝ってやれよー。
お前、ハイルのときもちょっとしか手伝ってなかっただろー。

ジャックは、他のことに気を取られっぱなしなのです。
そう、
新入りたちと従来メンバーの相性がなかなかよさそう、という判断なのか、
同居に向けて色々と作戦が展開されてるようです。

ソニア
先輩たちの留守中(※右の放飼場に居ます)に、寝室にお邪魔しまーす。
アオイ
「アオイ」(♀)はいつものようにちょっとオドオド・・・・。
の割りには、中に入ったっきり出てこないぞ・・・・・?

そして、ジャックは・・・・、ジャックはぁ~っ!?
動画を編集するので、報告はちょっと待ってね。
ともあれ、思ったより早く同居が実現しそうな気配です。
新しい動きが次々とあるはずです。お近くの方は、どんどん見に行ってくださいね。

ソニア
ハイランの掘った穴に収まってくつろぐ「ソニア」(♀)

ソニアの癖、発覚。
ソニア
よく首をぐるぐると回すのです。
落ち着いてるように見えるソニアですが、実は内心はドキドキ?
耳の動きをよーく、ジャック・ハイランと見比べてみると、不安そうにしているのが分かると思います。
このぐるぐるはそのうちやらなくなるかもしれません。

東山オオカミ報告’09-1

(2009/1/25) 東山動物園
ソニア&アオイ

更新頻度を上げよう、と誓った新年ですが・・・、あれ? もう1月も終わり!?
仕事が大変なことになってる?のと、Wind○ws 7βで遊んだりしてるのと :xm 、で纏まった時間が取れないこともありますがー、このところちょっとハマってる動画編集。記事にまで仕上げようとすると、けっこう時間がかかってしまいます。
東山の懐かしい面々の映像、クロやガブ?の姿も映っていたので、お披露目できるよう準備中です。

そんな中、また東山に行っちゃってたわけなんですが :Dm
今年のシンリンオオカミたちの繁殖シーズンの様子、2~3回行けばだいたい分かるかなーっと、
18日に続き、25日にも行ってたんですよ。
ちょっと速報っぽい感じでお伝えします。

アオイ
シンリンオオカミの「アオイ」(♀)
この日は朝イチから行けなくてちょっと遅れて到着したら、相変わらず落ち着き無く歩き回っていたアオイ、興奮したのか、口から泡が垂れてました。天王寺のアインも似たような感じだったので、心配するほどではないと思いますが、早くお客の姿にも慣れて欲しいですね。

ソニア
シンリンオオカミの「ソニア」(♀)
ソニアも相変わらずです。
13:00の交代タイム(ジャック&ハイランと入替)は、早めに寝室への入り口が開けられていたのですが、やはりソニアの方だけ、なかなか入らず・・・。
見たところ、「飼育員さんがバケツ(多分、空っぽなんじゃないかと・・?)を持って坂を降りてくる」と「お帰りタイム」である、ということを覚えさせようとしているみたいです。
時間をかけて何回か繰り返されてる飼育員さんでしたが、結局ソニアが寝室に入ったのは・・・13:30頃でした。

—-
この日は、一般のお客様のように見えてどうもそうではない人???が来られてて、飼育員さんと何やら話し込まれていました。(東山オオカミたちの行動を詳しく聞かれてたみたいだったので、例のオオカミ舎改築プランの関係者さんなのかな? と勝手に思ったりしてますが・・・?)
で、ちょっと割り込ませていただいて、今年度のオオカミたちの繁殖の様子を聞かせてもらいました。
結局、今年はハイランの発情が確認できなかったそうです。
もう12歳なので・・・というお話。
ただ、これは、そう残念なことでもありません。
発情にはかなりのエネルギーを使うのか、去年、一昨年と、シーズンの後はフラフラになってたハイランが、今年はかなり元気そうで、現役時代(後日、動画でお見せする予定の映像の頃)を思わせる立ちっぷりで、ちょっと安心しました。高齢出産も危険なわけですしね。
それに・・・、繁殖がなければ、新入りたちとの同居もし易くなるはずです。
もっとも、四頭を馴染ませるステップに進むためには、ソニアが飼育員さんのコントロール通りに寝室に入れるようにならないといけないと思うので・・・、いつ同居が実現するのかは、ソニア次第? でしょう。

—-
(2009/2/23) 追記
ジャック&ハイラン

つじもと伏吉さまのサイト「獣路」の雑記記事によりますと、ジャックとハイランの・・・

繁 殖 行 動 があったそうです。えっと、婉曲表現はやめ :Dm 待望の交尾です。

去年は年末年始あたり?、一昨年は1月末頃、がおそらく発情のピークで、上記しましたように、
今年はもう無理かな、という話だったのですが、
ソニアやアオイの登場で刺激されたのでしょうか、今年の気候のせいなのか、二月下旬になって
ハイランに発情がきたようです。
なんていうか、嬉しいぞーっ
ハイランはもうすぐ13歳と高齢なこと、ソニアやアオイと同居させるのは
難しくなったかなってことなど、心配もありますが、
まずは盛大な祝福をっ!!

王子動物園サポーターズデイ2009

2009/2/15(日)、王子動物園でサポーターズイベントがありました。
この手のイベントは家族連れに機会を・・・とか言いつつ、今回も行っちゃったのですよ :xm 
(一応、家族同伴で・・・) というか、王子はサポーターやってても、全然情報が伝わってこないので。もうサポーターは三期目になるんですが、初のサポーターズデイ参加です。

(2009/2/15) 王子動物園
クイーン
まずはイベント不参加 :Dm のクイーン嬢に挨拶。先週は倒れてたんですが、
元気になったようで、よかった。また首の周りにウ○コ付けてますがー。
薄目を開けてたので、アイコンタクトで誘ってスリスリしてもらいました。

イベントの様子ですが、まずは動画を。

4つのグループに分かれて、園内各所、普段入れないようなところなどにも連れて行ってもらえます。

動画は上手く撮れなかった、キリンのエサやり。
シンペイ
これはシンペイくん。
シンペイも、ミライも、よだれタラタラ~で寄ってきます。
せっかくの機会なんですが、皆、1~2回葉っぱをあげたら、飼育員さんが「まだまだありますよー」と言ってても、何故か遠慮しちゃうんですね。
周囲では、サポーターじゃないお客様がうらやましそうにしてます。
これは、サポーター増やすための作戦か!?

ナナコ(&サブロー)
ミナミシロサイの「ナナコ」(♀)。奥にいるのは「サブロー」(♂)
普段は入れない、サイ展示場の裏側に入らせてもらいました。
近いよ~ :Dm

ナナコ
食事を与えておとなしくなってるところを触らせてもらえます。
動物のことを理解するには触れ合うのが一番。サポーターならではの貴重な体験です。

シシマル
シシマルくんのサービスショット

イベントの最後の質問会では、骨折で療養中のオウジくんも元気だという話が聞けました。

時の流れと東山(シンリンオオカミ)

2008/1/18に亡くなった東山動物園シンリンオオカミの「ハイル」の一周忌ということで、懐かしい「昔のオオカミ舎」の動画を編集してたのですが・・・、30分近い映像からシーンをピックアップするのってかなり大変で :Dm
やっと完成しました(完成してから記事にするまでも遅いわけですが :xm )

記憶がはっきりしないけど、色々調べておそらく2000年から2001年にかけての冬頃だったはず・・・の東山動物園です。

東山動物園 シンリンオオカミの懐かし映像

昔を知ってるオオカミ好きには、かなりたまらない映像だと思います。
ちょっと変な音楽が入ってるのは愛嬌ってことで。

ガブはちょっと自信がなかったのだけど(当時は動物の愛称なんてほとんど公開されてなかったから)、立ち方(首の傾きとか)、毛並み(ハイルはツルリ、ハイランはボサボサ)、そしてハイランのポッコリお腹とスリスリを見て確信。間違いなく右の斜面に居るのは、ハイル&ハイランです。
うーん、右は三頭のように思ってたけど、どう見ても二頭だなぁ。左のケージと合わせて、計四頭です。(去年の記事で5頭とか書いてた・・・)
クロが甘えん坊な性格だった(年長さんなのに)のも記憶違いでした。晩年、別ケージにされていたのは、黒い姉妹 :Dm と争うと負けちゃうことが予想されたからなんでしょう。

さて、ハイルのことですが、去年はイヌ科コーナーでまとめると言いつつ、そのままズルズルと放ったらかしになってしまっていました。
ここに、自分の知っている範囲での事の顛末を書いてみます。

2006/(時期不明)
 … ジャック♂、ハイル♀&ハイラン♀と同居。クロ♀は左のケージで別居。

2006/10
 … 飼育員さんが「この二頭が夫婦です」と言ってたペアの写真をよく見ると、♀の方はハイル。ハイランは少し引いた立ち位置で、犬用ソーセージも貰えず。

2006/11/17
 … クロ死亡(老衰?) 11/5には何故か一番左の小さなケージに隔離されていた。こんなときに限って、写真を撮ってない :(m あ、鼻の先だけ写ってる・・・

2007/1/下旬
 … ジャックがハイランに恋のアタックをかけたとの情報あり。ただし、交尾まで至らなかった模様(当時ジャックは2歳未満だったし)。警備員さんの交尾目撃情報もあったけど、今思えば、マウンティングだけだったのでは?

2007/2/3~
 … ハイランを追いかけてたはずのジャック、ハイルとのペア行動を見せる(というか、元に戻る?)。この頃から、ジャックが執拗にハイランを追い払うようになる。ハイランの後足に噛み傷。ハイランが発情期の争いに負けたことは明らかなのに、恋敵であるはずのハイルとハイランは普段通り。
この時のジャックは表情が読めなくて怖かった。
ジャックは、自分とハイルがアルファであることを誇示したかったのか。ハイランは、若いジャックのことを認めたくなくて意地になっていたような感じ。
この攻撃は二週間以上続いたんじゃないかと思う。3月に入って、ハイランがジャックに対して服従の挨拶(口舐め)をするようになってようやく収まった。

2007/9
 … 三頭とも落ち着いた感じ。ジャックとハイルはペアを維持(一緒にマーキングとか)

2007/12/23
 … 恋のシーズン到来。ハイルとハイランは互いには争わず(仲良く寝そべったりもしている)、それぞれにジャックに激しく求愛。ジャック大困惑。ハイル&ジャック
幸せそうなハイル (2007/12/23)
ジャックの優柔不断さが招いた事態かと思ってたけれど、思い返せば、上下関係がはっきりしない姉妹に挟まれて大変だったろう、ジャック。
実は、上の動画の最後のシーン、姉妹に同時に求愛されてジャックが困り果ててるところです。

2008/1/13
 … そして、事態が急変。
ハイル
(2008/1/13) 鼻声でジャックを呼ぶハイル
動画でも様子が窺えるように、ハイルとハイランは(一応、ハイルがジャックとペアになっていたけれど)自分たちの気持ちの上ではほぼ同格。互いに譲らなかったのか、激しく争ったようです。
普段快活だった分、ハイルの方が老化が進んでたのか・・・?
ハイルが一方的にやられたようで、あちこち肉が見えるほどの怪我を負っていました。
こんな状態になっても激しくジャックに求愛を続けるハイル。
傷口は塞がっていたので大丈夫だろうと安心してW○Fのキャンペーン映画なんぞを見に行ってしまった自分、アホすぎる。
大丈夫そうに見えたのは、命を削ってまでの求愛だったわけです。

ジャック&ハイラン
ジャックの愛を勝ち取ったはずのハイランの方もかなり消耗したのか、ジャックの誘いにも反応を見せず。
皮肉なことに、この年も繁殖は成功しなかったのです。

この数日後、2008/1/18に、ハイルは亡くなりました。

動物たちの行動を人間の価値観に照らし合わせて評価するのは意味の無いことだと思います。
ハイルもハイランも、そしてジャックも、オオカミらしい生き方を見せてくれたわけです。
残念なのは、これだけのオオカミたちの生き様に、ほとんど誰も関心を持っていないことです。
(特に、カメラ持ってフラついてる人たちは何を見てんだー :xm )
目玉動物と赤ちゃんだけが動物園の魅力・・・のままであり続けるようではダメだと思います。
動物園も、入園者も意識を変えていかないとね。

さて、ソニアとアオイの記事で四頭の同居に期待するような書き方をしましたが、現実的には・・・、ハイルの例や旭山のハチの件を出さずとも、難しいかもしれないと予想されます。
今、ジャックとハイランはけっこう、意気投合してます。
あまり悪い方向には考えたくないですが、オオカミ舎改築の絡みで無粋な介入が無ければいいのにな、と思います。

ハチの件で、どうにも不思議なのは、「何故、発情期の♀二頭(+♂)を飼育員が管理できない時間帯にケージで一緒にしていたのか」ということ。
オオカミ舎の寝室の構造って、日本平、とくしまでは一頭ずつになっていることは確認済。王子、天王寺も扉で分けられる仕組みのようだし、東山も少なくとも2グループには分けられるはず。多摩は古い建物で、寝室一つっぽいけれど、♂♀一頭ずつのペアからスタートした家族だから、トラブルはなさそう・・・。
で、最新設備である旭山が個体を分けて管理できないようではまずいですよね。

ともかく、あれから一年。天国のハイルに、ハイランの元気な姿を報告。
ハイラン
(2009/1/25) これが「ハイラン立ち」
8年前の全盛時代と変わらないしっかりした立ちっぷりにひと安心。

ハチ追悼

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#他の記事でも関連の話題を扱っています。
#ご覧になってください。
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旭山動物園のシンリンオオカミ、「ハチ」(♀ 同園での愛称は「クリス」)が、2/7朝、亡くなったそうです。
オオカミファンにとってはショックであり、またそれなりに覚悟していたことでもあります。

群れを作るイヌの仲間にも、まぁ人間と同じような感じで、コミュニケーションの苦手な個体が居て(生まれ持っての資質であったり、兄弟が居なくて駆け引きを学ばず育ったり、人工保育が原因であったり)、群れに馴染めず、ときには致命傷となり得るほどの攻撃を受けたりすることがあります。
ハチはまさにそういうタイプのオオカミだったようで、大森山時代から、オオカミ好きの間では心配されていた子でした。
広報では、「このような事態は全く予期していなかった」とされていますが、うーん、批判を避けるための方便じゃないかな?
「ゲンちゃん日記」で分析されている通り、飼育担当の方々は実情を把握されていると思います。
発情の兆候があった時点で隔離する、という選択肢もあったかと思いますが、それを決断することは・・・、難しいと思いますし、それが正しいとは限らないわけです。
今回の件は特異な例ではなく、オオカミの自然な行動です。
だから、悲しいことではあるけれど、オオカミってこういう動物なんだと納得するべきでもあります。
ハチがどうして死んだのか、包み隠さず多くの人に知ってもらうことが彼女への弔いになるかと思います。

それにしても・・・、ハチ、結局会えなかったなぁ・・・。
大森山ではすれ違いばっかりで。
ハチ
こんな画像しかないよ・・・

と、まぁ、ちょうど東山オオカミたちの懐かしい映像をまとめながら、昨年のハイルの死を思い出していたところだったので、ちょっと語ってしまいました。