キナコ、誕生日おめでとう

お誕生パーティーやるので来てねー、とキナコからお誘いがあったので、
今日はキナコ記念日・・・ってわけで、北海道は円山動物園で行われた、
アニマルファミリーイベント、「シンリンオオカミ キナコお誕生会」に参加してきました。

今日、4月12日がキナコの10歳の誕生日です。
イベントは前日の日曜にありました。
お会いできたキナコファンの皆さま、どうもでしたー。
ユジンさんの出産放置して何で来てるの、と言われてしまう私ですが、
この日までにはとっくに生まれてて公式発表もあると思ってたんですよぉ~。
てな話はさておき、

キナコ、おめでとう~~~!!

(2010/4/11) 円山動物園
キナコ
まだまだ元気!なキナコです

キナコ
ジェイが来る前はかくれんぼとかプレイバウで歓迎してくれたキナコですが、
前回の訪問時は一般のお客さんには関心を向けてくれなくなってて・・・と
少々寂しかったのですが、今回は朝イチにちょろっと相手してもらえました。
ジェイもほんの数メートルですが、一緒に走ってくれたぞー。
こういう特典があるので、開園と同時入園はやめられません :Dm

キナコ&ジェイ
この見上げるポーズが可愛い

キナコ&ジェイ
ジェイからも、「誕生日おめでとう」と言ってるような言ってないような

キナコ&ジェイ
キナコの幸せそうな顔が見られて、こっちも幸せ

キナコ&ジェイ
前回は「キナコ&ジェイのお宅訪問イベント」で緊張した二頭はぜんぜん絡んでくれなかったけど、
今回はしっかりラブラブな様子を見せてもらえました。
キナコの愛情独り占めで昔っからのキナコファンには恨まれがちなジェイですが、
キナコのこと、しっかり幸せにしてあげてよー。

ジェイ
しかし、何をやらせてもなんとなくギャグになってしまう彼なのでした。
双眼鏡でじっくりアップで見ると、目が常に泳いでるし・・・ :(m

ジェイ
兄弟のジャック(東山)は貫録がでてきてるので、ジェイも頑張れー。

産室
交尾が上手くいったか定かではないものの、期待が集まるキナコの出産に向けて、
産室が準備されてます。カメラ二つで万全の体制、頼むよ、キナコ~。
産室の右側スペースにはジェイが挨拶に入ってこられるようになってるそうです。

ピリカ
今回の旅行、二日目の北海道は雨の予報だったので、キナコにおめでとうだけ言って
写真はあまり撮らないつもりだったのですが・・・、朝になってパアァァっとお日様が照って、
見事に晴れ。色々撮ったのですが、公開はちょっと待ってねー、
というか、このままズルズルと放置といういつものパターンにならないよう祈ってください(←?)
アクバルの張り紙がしてある檻にリーベが入ってたけど、騙されないぞ、騙されないぞ!!

元気だよ

また会いに行っちゃったわけなんですけども :Dm

(2010/4/4) 富山市ファミリーパーク
サスケ
だいぶ元気になった感じです。とりあえず、簡単に報告だけ。
天候が不順なためか、冬毛が抜けてくれなくて暑いのよね。

公式発表がまだ無くて、あれ~っという感じの天王寺チュウゴクオオカミですが、
今週末はお誕生会に呼ばれてることもあって、チェックに行けません。
ってわけで、うちのサイトからのレポを期待している方にはごめんなさい。
サスケくんの記事も動画とか作ってまとめたいけど、またあーとーでー。

元気だせよー

相対的に日本のサイズが小さくなる、青春18切符の季節です。
3/14から春の再開園となる、富山市ファミリーパークに行ってきました。

(2010/3/14) 富山市ファミリーパーク
案内
改めて確認すると切なくなる、ナナの訃報。
全国オオカミファンを(勝手に)代表して、献花してきました。
5本ほどの花束にしてます。富山にはなかなか行けないよー、という人も、
思いがナナに届くよう祈ってください。
寝室の、ナナがいつも寝ていたという木の板の上に飾っていただきました。
(通路から見えない位置ですが、案内板の横などに置いてもらって、
 他のお客さんにもナナに思いを寄せてもらうべきか、迷うところですね)

さて、ひとりになってしまったサスケを励ましにも行ったわけなんですが・・・
案内
ええ~っ!? っとショッキングな張り紙が出ていました。
体調不良となっていますが、実際のところ、具体的に体のどこかが悪いとかではなくて、
ナナが居なくなってから人間不信になってしまっている、のだそうです。

サスケ
モコモコ冬毛なので分かりにくいですが、健康にまで支障は来してなさそうです。
でも、以前は、鼻キュンキュン尻尾ブンブンで出迎えてくれたサスケが
寝てばかりになってしまい、近寄ってもくれないので、一緒に走ってあげることも
できません。
サスケ
快活なサスケを知ってる人ならショックを受けそうなサスケの様子。
午前中はほとんど寝たままでした。

あまりに心配だったので、餅配布も春キャベツスープ配布もパスして、
何度もサスケの様子をチェック。
案内
この日は案内にあるように遠吠えはしませんでしたが・・・
11:30のサイレンの時間になって・・・
サスケ
以前はサイレンの鳴る前からそわそわしていた彼ら、
今もサスケは時間を覚えていて、頭を起こして・・・、小さな鼻声でナナを誘います。
サスケ
何度も放飼場を見渡して、ナナの姿を探すサスケ。
サスケももうナナが居ないことが分かってる様子なのが切ない。
オオカミの愛情の深さを改めて知らされます。

遅い食事を済ませて戻ってみると、サスケが走り回ってる!!
サスケ
ちょっと痩せて見えるのはアングルのせいです、たぶん。

サスケ
飼育員さん三人掛かりでサスケを励ましに来てたのでした。
怒りまくるサスケ。でも、元気が出てきたかな?
これは虚勢を張ってるようですね。サスケが堂々としてたのは、後ろに貫録たっぷりの
ナナが控えてたからかなぁ。

サスケ
駆け寄ったら、ちょっとだけ鼻キュンしてくれたサスケ。
嬉しくて手が震えてまともに撮れなかったわいな(バスの時間も迫ってたし・・・)

スタッフの皆さんのおかげで元気を取り戻せそうなサスケですが、
18切符期間にもう一度会いに行って、しっかり励ましてこようっと。

ナナ、安らかに・・・

馴染みの子以外の訃報記事は──、なんて言ってるそばから、馴染みの子が
亡くなったという報せ・・・。
富山市ファミリーパークのシンリンオオカミ、ナナが、2/19朝、糖尿病による多臓器不全で
亡くなったそうです。
天気予報と出勤予定を睨みつつ、計画していた富山訪問ですが、実現せぬうちに
もうナナに会えなくなってしまいました。
富山へは何度か足を運んで、公開してない写真やエピソードなどもあるんですが、
しばらく放置しちゃうと、またその子の元気な姿を確認しに行かないと
記事が書けなくなっちゃう。ナナもそう。元気なうちに書いておけばよかった。
バカでごめんね、ナナ。

(2008/2/2 撮影のもの)
ナナ
シンリンオオカミらしい姿の子でした。

2009/3/20に訪問したときの動画を編集しました。

ご覧になってください。

ナナ&サスケ
(2008/2/2 )同居のサスケとは常にラブラブ。
というか、朝一番に会いに行くと、尻尾ブンブンでサスケと一緒に
出迎えてくれて、その後、見せつけるかのようにいちゃいちゃするんですよね、
この二頭。(それから、ナナさんは奥に引っ込んでまったりする)
富山のオオカミは、お客さんによって、挨拶してくれたり、してくれなかったり
します。こちらがコミュニケーションを取ろうとしているか、を感じ取って
いるんじゃないかと思うんですけどね。
このいちゃいちゃは、絶対、こっちの視線を意識してやってます :Dm

(2009/3/20 撮影のもの)
サスケ
こちらはサスケ。尻尾ブンブンで愛想がいいのだけど、近寄るとウーッと
うなるのは、自分が一番強いと思っているからなのだそうです。
でも、ナナには頭があがらなかったサスケ。

ナナ&サスケ
2009/3/20のごっくんタイムのときの写真。
この冬に入ったくらいで、これまでずっとナナ優勢だった食事タイムの
順位が逆転して、サスケが馬肉を独り占めするようになったとのこと。
(でも、その分、夕食減らされるんだよ!)
普段はそれでもナナ優位だったようですが、体力の衰えが始まっていた
のでしょう。

ナナ&サスケ
怒ってみせるけど、最後はサスケに押し切られてしまう馬肉タイム

案内板
2000年4月27日生まれ、とされていますが、飼育員さんの話では、
本当はもっと年をとっているんじゃないか、ということでした。
富山は、色んな動物の誕生日が公開されているので嬉しいのですが、
いくつかは、「推定」ということになるようです。
しかし、オオカミが糖尿病ってなんだか不思議ですね。

さて、ナナは2005年に出産した後は、オオカミを飼育しようという動物園が
少なく引き取り先が無くなるため、薬による繁殖制限をかけられ、
子供たちの全国各地での繁殖がなかなか思わしくない状況になっても、
今度は高齢(と推測される)のため、繁殖はさせないことになりました。
サスケとのペアはとても子育て上手だった、という話なので、
非常に残念です。
ともあれ、じわじわと向上しつつある、今の日本のシンリンオオカミ人気の基盤を
作った功労狼であることは間違いありません。
心から、追悼の意を表したいと思います。

ナナ
冬毛のナナはちょっとアライグマ顔なのよね・・・

ナナ
おしりかじりオオカミ。飼育員のK原さん、逃げて~!
いや、馬肉がもらえるか探っているところですね。
サスケは、ジャックやジェイの父親だな~、と思えるような、ちょっと
お調子者で間抜けなところがあるのですが、ナナは頭がいいオオカミだった
そうです。

洞穴のできる前のごっくんタイムは、エサ(馬肉とか鶏頭とか)を投げ入れる
方式だったのですが、ここで、「エサを投げるフリをする」実験を
披露する飼育員さん(S石さん)。(っと、すぐ記事にすればよかったんですが、
ちょっとうろ覚えで、以下、間違ってるかもしれません)
サスケは釣られてしまう(というか熱狂してる)。そして、ナナは・・・やっぱり、
エサが飛んでいく方向(と距離)へ走っていくのですが、
エサが無いことは分かってて、一応確かめに行く、んだそうです。
確認ができたら、落ちているはずのものを一切探そうとせずに戻ってくるという、
ナナの賢さを証明するシーンでした。
このとき、飼育員さんがしてくれた話には、「オオカミは生のニワトリを与えた
ときに、一切血を落とさずに食べてしまう」なんてのもあります。
一度、見てみたいですね。

ところで、報道されている、シンリンオオカミ「最後の母」という表現ですが、
実際には、2009/4/30に群馬のキュー(ナナの子)がゼットンくんとの間に
三子を産んでいますので、誤りですね。
群馬の繁殖センターには富山のスタッフの方々も期待をかけていましたし、
もうちょっと慎重に調べて記事にして欲しいなー。

狭いながらも楽しい・・・!?

今年はおそらく繁殖はないだろうと予想している東山動物園のシンリンオオカミですが、
天王寺のわんこたちの様子も落ち着いた頃合いだし、
やはり気になる、四頭。特にアオイ(アオイ大好きなのです)。 

(2010/2/13) 東山動物園
ジャック
風格の出てきたジャック(♂) オス一頭なので、いばり散らしてる感じがありますが・・・

ハイラン
元気なおばあちゃん、ハイラン(♀)は、今、左のケージに隔離されています。
「前に喧嘩をしたので・・・」ということですが、詳しくは聞いてませんがおそらく、
二年前の発情期にハイルとやり合ったときのことを言ってるのではないかと
(ソニアもアオイもまだハイランに頭が上がらないので、攻撃があったとは思えない)。
目ヤニが溜まってたり、旋回するときに後ろ足カックンしたりしてますが、
まだまだ元気そうなハイランです。

ソニア(&ジャック)
おすましソニア(♀)、落ち着きが出てきた感じで、首をぐるぐるさせる癖は・・・
かなり治まったようです。

アオイ
そして、クマっ娘、アオイ(♀)
二回目の冬を迎えた彼女、思ったほどクマっぽくなってない・・・?
鼻にがっつり牙を当てられた痕があります。おそらく犯人はジャック。

案内
今、オオカミは全員、左側の寝室前のケージから運動場に出られないようになっています。
ハイランだけ左の小ケージに入ってるわけですが(寝室には自由に入れる)、
「そのうちまた一緒にします、運動場にもまた・・・・・」というお話。
繁殖シーズンが終わるまで、ということでしょうから、しばらくはこの状態。
写真撮影にはかなり厳しいなー。

アオイ&ジャック&ソニア
狭いエリアで走り回ることができず、割りを食ってるのがアオイ。
繁殖シーズンでは特に、上位のオオカミが下位のオオカミを押さえ付ける動きが
多くなるのですが、東山では、ジャックが頻繁に攻撃する対象がアオイ。
アオイは上手に「ごめんなさい」をする方なのですが、牙が当たって鼻を削られたようです。
ソニアは一応、ジャックに加勢するフリ。

アオイ&ジャック
しつこいぞ、ジャック

ソニア&ジャック
ソニアはだいぶジャックを恐れなくなったようです。
でも、近くに寝そべられて、緊張を示すあくびをしてみたり。

ジャック&ソニア
ソニアは発情期の行動を見せているようでもあるのですが、どうも微妙。
お尻の匂いをジャックに確認してもらってるところ。

ジャック&ソニア
フンフン。ここまではよかったのですが。

ソニア&ジャック
じゃれつくソニアをガウッと叱るジャック。
恋のパートナーとして認めてないような感じ。
朝一番に見たときは、ソニアのおしっこの上にジャックがマーキングしてたので、
もしや、と思ったのですが、単に場所が被っただけのようでした。

アオイ&ソニア
12月頃から、尻尾を上げ気味(肛門腺の匂いで自己主張)のソニアなのですが、
何故か、一番下っ端のはずのアオイと一対一のときは・・・

アオイ&ソニア
口舐めをしてアオイのご機嫌をとったりするのです。
うーん、上下関係がよく分からない。
ジャックがアオイを攻撃してガウガウッと吠えると、気になったハイランが吠えて、
それを聞いたジャックとソニアがささっとハイランに挨拶に行きます。
隔離されてさびしいのか、鼻声ヒュンヒュン言わせてるハイランですが、威光は衰えず、
といったところ?
ジャックもハイランに寄って寝たり、ソニアに寄って寝たりと態度が不明瞭・・・。

で、結局、今年の東山の状況なのですが、
・繁殖シーズンの行動は(ほんの少し)見られるが、ソニアが若いので本格的な発情はなし
か、
・ソニアに発情はあっても、ジャックとのペアが成立してないので繁殖はなし
になるんじゃないかと思ってます。

アオイ
ここから可愛いアオイ特集。
黒毛の秋田犬です、と言われると、そうかと思ってしまう人がいそうな
わんこ顔のアオイ。

アオイ
あくびもかわいい。

アオイ
かわいい、かわいい

アオイ
かわい・・・・・・い?

ソニア
ソニアの前足。オオカミ好きなら、これでほっぺをはたかれたいはず。
天王寺の明明もやってるイナバウアーをしているところ。やはりちょっと神経質な
性格なのでしょう。網が濃すぎて足しかまともに写りません。

こちらは、夜行性動物舎のコツメカワウソ
コツメカワウソ
何やら始めようとしてますが・・・・・

コツメカワウソ
ぶらーん・・・・。
これ、最近よくやる遊びのようです。

案内

次は、仲良し特集
フラン&ザビー
恐れを知らないイタチの仲間の中でも特にハジケてる「ラーテル」。
動きは乱暴で叫びながら喧嘩をしているようにも見えるのですが、
この二頭、ラブラブです。左がフラン(♀)、右がザビー(♂)
動画もあります。

カリフォルニアアシカ
カリフォルニアアシカの親子
動画もどうぞ

ここはいつ行っても子供が居ますね。

(2010/2/16 追記)
猫科もチェックしていこうと、大型ネコ系を一通り撮影した矢先の訃報で驚いてます。
馴染みの子以外の訃報記事はあまり出さないようにしようと思うようになっていたので、
掲載は少し迷ったのですが、動物のファンだったら、亡くなる直前の姿は目にしておきたい
ものだし・・・(まぁ、自分がそうなので)。
動物が亡くなると検索からの閲覧が増えます。ニュースになると比例して見に来る人の数が
増えるのは仕方ないのですが、元気なときに見に来てくれよ! と思ってしまうのです。
そして、実際に動物園に足を運んで、動物たちに会って欲しい。
そのために紹介サイトやってるのだから・・・・・。

パトラ
ちょっと息が荒かったような記憶があるのですが、落ち着いた様子でした。
パトラ
パトラの冥福を祈ります。

コハク
一頭になってさびしいけど、元気な姿を見せてね、コハク。 ・・・って、寝てるし。