鈴鹿の山はシカの山~霊仙山

2007/4/29 霊仙山にて
霊仙山のシカ
親子鹿 (大きな画像は・・・ないよ。ほぼ等倍だから :(m )

鈴鹿山系の北端、霊仙山に野生のシカの姿を追っかけてきました。
一昨年の同じ時期、夜景でも撮るかと出掛けた霊仙山で、夜明けとともに山頂を越えていくシカの群れを見ました。
昼間はまともに姿を見ることのないシカの群れに、人智を超えた世界を感じたものです。
その日は、まともな望遠レンズもなく、双眼鏡で眺めるしかなかったのですが・・・今回は換算300ミリ担いでチャレンジです :Dm

終電を使って、柏原道から登山開始。このコースはなだらかで、時間を潰しながら登るのには最適。
一昨年は、5合目あたりから藪の中数メートルほどの距離でシカがわさわさと動いていたのに、今年は遠巻きにして「ピーッ」というか「キョーッ」というか(なんとも表現しづらい独特の鳴き声)警戒音を発するばかりで、肌で感じるような存在感がありません。暖冬のせいで食糧事情が変わって行動が違うのかな、とも思ったり :(m
山上には夜明けより2時間も早く着いてしまい・・・、避難小屋には先客、さすがに真夜中にお邪魔するわけにもいかず、経塚山(北霊仙)の岩陰で吹き荒れる風を避けることに。
足元は夜露に光るトリカブトだらけ、使い捨てカイロを取り出さざるを得ないほどの極限状態(違う :Dm )の中、ふと見上げると・・・
空を端から端まで繋ぐ、天の川。煌く無数の星たち。夜間登山がやめられなくなる瞬間です。
低山なので、街の光もそこそこあり、この日は月も明るかったのですが。

そして、薄明の中、太陽が姿を見せる少し前の刻、警戒音を発しながら・・・、来ました! シカの群れ
霊仙山のシカ
しかし・・・、遠いっ!!
盛んに警戒しており、近寄れません。500ミリくらいのレンズは必要だなぁ :(m

大台ヶ原ではもっと近寄れるんですが。
どうやら、子鹿がいるため警戒心が強くなっているようなのです。
移動するシカの群れは、縦長の陣形で、前方の安全を見極めるオトナが先鋒で数頭、中盤に親子連れが居て、後半は少し散開して周囲を警戒します。
で、殿(しんがり)のこいつ
霊仙山のシカ
彼女(?)の合図で群れは一気に逃げ去ります。「ピョーッ」って鳴かれたときには、もうこっちの姿が見つかってますから、この最後尾のシカのお尻くらいしか見えません。

見てる、見てる :Dm
霊仙山のシカ
こっちは望遠でやっと捉えられる距離なのに、向こうからはしっかり見えてるんだろうなぁ。
能力が違いすぎます。

下りコースは、谷山谷へ。横道~広畑 経由です。このコースを選んだのは、日中のシカとの遭遇率が高いから。
思惑通り、2つの群れと単独のシカに出会いました。しかし、前述の通り、シカの声で存在に気付いたときには最後尾のシカが逃げていくばかり。単独のオス(と思われる)も、木立ちが邪魔をして撮れませんでした。

鈴鹿、特に霊仙山はシカの山。
登山道まで足跡だらけですが、その姿をじっくり見る機会はなかなかありません。
うーん、次は水場でビデオカメラ(SONYのNightShot)を持って張り込んでみようかな :Dm

最後に、登山道に落ちてたシカのお尻の毛?
シカ・・・? (クリックで拡大)
ニホンザルの毛かもしれませんが :xm

王子動物園ふれあい広場~ヤギたちと遊ぼう(後編)

「王子のヤギたちと遊ぼう」、後編は彼らに喜んでもらう方法を紹介、そしてちょっと皆さんに「お願い」があります。 

王子動物園ふれあい広場~ヤギたちと遊ぼう(前編)を先にお読み下さい。

それでは、触らせてくれる順に :Dm メンバー紹介。

ソラ(♀) ≫大きな画像(左)(右)
ソラ ソラ
ふれあい広場のアイドル? ソラ 広島県 福山市立動物園出身のコガタヤギ(ピグミー種)
見た目おっとりしていて、気立てがよく、義理人情に厚いヤギ? :Dm ヤギは犬のように分かりやすく感情をオモテに出したりはしないのですが、付き合ってるうちに繊細な心の動きが分かってきます ((繊細じゃない子も居るんですが。京都市動物園の「ほるす」とかほるすとかほるすとか・・・彼のお話はまた今度 :Dm ))
おっとりしているように見えて、ヤギ同士には容赦がないです。イヴと仲良し。
広場をぐるっと周回する、お散歩モードに入ったときは相手してくれません。いや、拾い食いに集中してるので邪魔をしないように :Dm 1~2周すれば落ち着きます。触られたいときは人ごみにそっと寄って来ます。
【快感ポイント】
お腹、脚、角以外はどこでも触らせてくれるソラ。まずは軽く頭や首から背中にかけてを撫でてあげてください。仲良くなったら、じっくりマッサージ。首の左側を上から下へ撫でられるのが大好き。ヤギは気持ちいいときは刺激のある方へ首や頭を傾けます。耳の後ろと角の間を掻かれるのも好き。
撫で終わって、頭を軽く擦り付けられたり、見上げるように見つめられたら、ソラに気に入られた証拠です。

イヴ(♂) ≫大きな画像
イヴ
ミミナガヤギのイヴ たぶん王子動物園生まれ
見かけは怖いけどけっこう人懐こい。
飼育員さんや大人の人間には頭を寄せて甘えてくるのですが、実は子供がちょっと嫌い。頭で押し退けようとすることがあるので気をつけてください。
他のヤギが撫でられていると、自分も撫でて欲しくて割り込んでくることがあります。
【快感ポイント】
柵のそばに来ているときは撫でて欲しいモード。頭を鷲掴みにするように撫でられるのが好きです。背中はゴツゴツしてるので撫でられるのは苦手なようですが、首を撫でられるのは大好き。柵の外に出ているときは(首を撫でてくれる人には)体を押し付けるようにして「撫でて」とアピールしてきます。ちょっと強めに首を上から下へさすってあげましょう。

すすむ(♂) ≫大きな画像
すすむ
2006/9/26生まれ 兵庫県小野市共進牧場出身のコガタヤギ?(ソラと同じと思うのですが、もっと大きくならないと分かりません)
王子にやってきてからオトナのヤギたちに序列を叩き込まれ・・・体の大きな相手はまだ怖いすすむ(&きょうこ)、正面から迫るのではなく、柵越しや、ふれあいサークル(石の囲いになってるところ)で寝そべってるときに撫でてあげてみてね。
ソラと同じでお散歩、拾い食い大好きです。
【快感ポイント】
すすむはかなりベタベタ触らせてくれるヤギになる兆候があります :Dm
左のほっぺや、首の左側を撫でると顔をペッタリとくっつけて気持ちよさそうにします。(何故かヤギってどの子もどちらかというと体の左側を触られるのが好きなんだよね・・・?)

よしこ(♀) ≫大きな画像
よしこ
2006/3に王子に来たときにはすでにオトナだったよしこ。出身地は不明。
品種も不明。ソラよりも一回り、体格が大きい。
最初の頃は人から逃げ回っていたけれど、今では慎ましく :Dm 撫でてもらいに来ます。ソラの喧嘩友達。ベタベタされるのがキライなので、私はちょっと避けられてるのですが、ソラと喧嘩をした後など、いつの間にか近くに居て「撫でろ」とアピールしたり、嫉妬心を見せてみたり :Dm
【快感ポイント】
あまり人に寄って来ない子ですが、触って欲しいときは柵の近くに来ています。頭を軽く撫でてあげて下さい。
じっくり構ってあげる場合は、顔を中心に。ほっぺ、目の下あたりを撫でられるのが好き(特に左頬)。耳の後ろの角との間を掻かれるのも好きです。首撫でもオッケーですが、毛が指に絡まないように優しく。背中を撫でられるのは好きではないようです。
本人はあまり嬉しそうじゃないのですが、よしこのあご(下くちびる?)はホワホワしてて触り心地バツグンです :Dm

きょうこ(♀) ≫大きな画像
きょうこ
2006/10/6生まれ 兵庫県小野市共進牧場出身のコガタヤギ?
きょうこは少し臆病なところがあります。もっと馴れるとよしこより触らせてくれるかな。
【快感ポイント】
若いヤギは感覚が鋭いのか、強く触られるのが苦手です。きょうこは特に顔や頭を長く触ろうとすると逃げます。背中をザッザッと撫でられるのが好き。寝そべって休んでるときなどに優しく撫でてあげてください。ほっぺを軽く触るのも可。

ヤギと親しむ方法、まだまだ紹介しきれないことがあるのですが、今回はこのくらいにして・・・冒頭にも書いた、「お願い」についてです。

リッピさんの動物園でお散歩の記事にあります、「ゴミ問題」、ご覧になってください。
王子では特に紙のパンフレットが風に飛ばされて落ちているのを見かけることがあります。
落としたら・・・拾ってくださいね。落ちているのを見たら、ゴミ箱へ捨てましょう
ふれあい広場では、ヤギたちに紙(パンフレット)を食べさせないように呼びかけていますが、看板などを見過ごしている人も多いようです。
「ヤギって紙を食べるんじゃなかったっけ?」
と思われるかもしれませんが、パンフレットの紙にはビニールなど合成樹脂が含まれています。ティッシュや普通紙・新聞紙などにもヤギが消化できない漂白剤やインクが混ざっています。
紙以外にも、お菓子の袋やおにぎりの包みなどを食べてしまうことがあるようです。
絶対に食べさせないでください ((ヤギにパンフレットを奪われたら・・・、追いかけるとエサを取られまいと逃げるので、首などを撫でながら、紙を握りこんで取り返します。大半を食べられてしまったら、飼育員さんに伝えておくことも大切。ヤギが体調を崩したときに早い対処ができると思います。))
王子では紙を食べて死んだヤギのお腹に詰まっていたものを展示しています。可愛い動物たちの姿を追いかけるだけでなく、展示や案内板にも目を留めてみてくださいね。

ふれあい広場では意外と、ヤギを触ろうという人は多くありません。
せっかく動物と触れ合えるように配慮された場があるのに、遠巻きにして見ているだけでは勿体無い。
直に触れることで、温かさを感じたり、人間と同じように生きている、そして人間と違うところを持った存在が同じ地上に居るということの不思議さ、素晴らしさを感じてもらいたいと思います。
そして、彼らが永く元気でいられますように・・・

最後に、
動物を触ったら手を洗おう :Dm

王子動物園ふれあい広場~ヤギたちと遊ぼう(前編)

王子動物園の「動物とこどもの国」にある「ふれあい広場」、去年の12月にやってきた子ヤギのすすむ&きょうこも触らせてくれるようになってきたので、彼らと遊ぶ方法を紹介します。

すすむ(♂) ≫大きな画像
すすむ
子ヤギの時間は早回しの時計、寝て、起きて、転がって──

ふれあい広場のメインイベントは、うさぎ・モルモットとのふれあいタイムですが、ここの本当の魅力は・・・ヤギ :Dm 食事タイムにめりはりが付けてあるため、ここのヤギたちは人間とのコミュニケーションを楽しんでくれます ((お客が常時エサをあげられるようになっている動物園では、ヤギはエサしか目に入らなくなってしまいます))
とは言っても、ヤギにはヤギのルールがあります。

  • ヤギは触られるのが好き。誰かと一緒に居るのが好き。だけど、変に頑固で独立心の強いところも持ってます。愛想のいい連中ですが、エサを目にすると食べることに心を奪われてしまいます。突然走り去られて「せっかく撫でてるのに」とか怒らないように。消化効率の悪いエサを食べる動物は食べることに必死です。
  • 撫でるときは頭を中心に、首や背中を撫でることができます。ヤギによってどこを撫でられたいか、好きなところが違います。お腹を触るのはやめてね。足を掴まれるのも嫌いです。
  • 見えるところから近付いて触ってあげてください。駆け寄ったり、飛び付いたりするのはNG。角は掴まないように ((頭を押さえつけられることになるので嫌がります。が、根元を軽く擦られるのはキライじゃないです。挨拶で自分から擦り付けてきますもんね))
  • 頭を回すように振ったら、嫌がってる合図。おとなしい子はそっと離れていきます。嫌がってる様子を見せたら、すぐにやめてあげてくださいね。
  • ヤギ同士は激しく頭をぶつけ合ったりしますが、人間が思うほど険悪なものではありません。挨拶のようなものなので、止める必要はありません。動物園のヤギは人間を相手に喧嘩をしかけてくることはないので安心してください。
  • ヤギは自分より体の小さい者(頭の高さが自分より低い者)をナメてかかる傾向があります。小さな子供がヤギを触るときは、大人が付いてあげてください。できれば大人が一緒に撫でてあげると、ヤギはおとなしくなります。 
  • 反芻(ウシ科の動物が食べたものを吐き戻して消化しやすいように噛み直すこと)中は意外と嫌がらずに触らせてくれますが、ヤギにとって大事な時間なので、口の動きが止まるようだったらあまり触らないであげてください。

ヤギには不思議な魅力があります。あの横長の目は表情がわかりにくいだけに、気持ちよさそうにしてくれたり、そっと寄り添ってくれたり、ふっと心が通うのが分かる瞬間が楽しいのです。
 
以下に、ふれあい広場のメンバーとの遊び方をお伝えします・・・と思ったけど、ファイルが壊れて保存できない :(m ので、次回へ続く。

先に触れない子を紹介しておきます :Dm

ニニ(♀) ≫大きな画像
ニニ
ラマのニニさん
ヤギたちはどちらかというと子供が苦手なんですが、ラマは大人が苦手
機嫌が悪いとツバ(ルーメンジュースというらしい。実態は胃液。絶妙にクサいです)を吐きかけてきます。エサやりタイムにエサをあげることもできますが、大人はあまり近付かない方が・・・(私はエサをあげながらツバをぶっかけられました)。
飼育員さんには顔を摺り寄せたりする子です。
閉園前に寝室に戻るときは道をあけてあげてくださいね。

メエ?(♀) ≫大きな画像
テン or メエ
鼻が黒いのが「メエ」、ピンクが「テン(♀)」ということですが、見分けついてません :xm
王子のヒツジたちは触らせてくれませんが、エサやりタイムに柵越しにエサをあげることはできます。

京都市動物園ゴーラル「ホンホン」華麗に登場!

カモシカ追っかけ隊、えっと・・・第五弾!!
レイバック・イナ○ウアーでカモシカセンターを訪れた人々を魅了したあの子 :Dm ホンホン(♀)が公開されました。

京都にはもう慣れた?
ホンホン
胸いっぱいに春の匂いを吸い込んで ≫大きな画像

天王寺より先に移転を済ませていたはずの京都へ来た二頭、リィリイ(♂)とホンホン(♀)、なかなか公開されませんでしたが、やっとホンホンの方が放飼場にお目見えです。4/1の時点では出ておらず、おそらくブラジルバクと同じ4/3あたりに公開されたのではないかと思います ((旧ラクダ舎で何かの準備が進んでいて怪しいと思ってましたが、そちらはブラジルバクの住居になりました。ブラジルバクの公開で、横の通路が通れるようになったニホンカモシカには接近しやすくなりました。))
先住の愛称不明さん(角の曲がった子 ♀)と同居です。
リィリイの公開時期は目処が付かないとのこと。おそらく三頭を同居させるのでしょう。休園日(月曜)などに顔合わせをしていると思われるので、まだまだ先になりそう? 気長に待ちましょう。

カモセンの二頭が公開されたら見分ける自信はあったのだけど ((角で見分けます。リィリイは表面が削れてます)) 、荷物をコインロッカーに入れる都合上、真っ先に事務所に寄って買いそびれてたガイドブック(500円で販売中)を買った際に、思わず・・・「ゴーラルまだ公開されませんか?」と聞いてしまいました :xm
ホンホンが出ていることを聞き、カモシカコーナーへ。居たのは紛れもなくホンホン :Dm
ホンホンといえば、これ
ホンホン
美技イナ○ウアー! ≫大きな画像
カモセンに居た頃と変わらぬ姿・・・いや、(カモセンでは手の匂いを嗅いでもらったことがあるだけで)引っ込み思案のおとなしい子だという印象だったのが、歩く、食う、反る、食う、反る、食う、走る、食う、反る・・・めちゃくちゃ元気 :Dm
これって、ゴーラルのオスがメスに求愛するポーズらしいんだけど??? 隣はシカだし :xm
角曲がりの子とも距離はおいてますが、相性はいいみたいで、割と近くで寝ていたり、溜め糞場を共用したりしています。

角曲がりの子(♀) ≫大きな画像
角曲がりさん
警戒心が強くていつも小屋の裏に居るけれど、飼育員さんは平気。
♀だと判ったのは、オシッコのしかた。ゴーラルの♀は思いっきりしゃがみます ((同亜科のヤギよりもっと腰を落とす。イヌみたい。そして何故か、終わったあとなかなか動かない)) が、♂はほとんど(まったく?)足を曲げません。

「そこのお兄さん、ちょっと寄ってかない?」
ホンホン
「楽しいゴーラルが居るわよ」 ≫大きな画像

ってな感じで、ブラジルバクに比べて公式サイトでの広報もなく、案内板での名前紹介もされていないゴーラルですが、ホンホン、すでに注目を集め始めてます。リィリイと一緒になれば、ゴーラル人気爆発するかもね? :Dm (彼は餌小屋の上に乗ったりするんだろうか? さすがに無理か・・・)
だから京都市動物園さん、今のうちに・・・・・・案内板のゴーラルのゴの字の濁点を大きくしておいて下さい。みんな「コーラ? コーラ?? あ、コーラル」って言ってます :(m

(2007/4/13 追記)
来た来たっ! 嬉しい報告発見 :Dm
リッピさんの動物園でお散歩の記事、先住の角曲がりさんとのツー・・・ショット? です。
彼女は「ラル」さんって名前だったんですね。 (早とちりでした。やっぱ愛称は未公表のようです)

(2007/4/30 追記)
ゴーラル舎前に新しい「張り紙」できました。
ゴーラル張り紙 (クリックで拡大)
角曲がりさんの名前・・・やっぱり「ラル」さんでした・・!?
リッピさん、ビンゴです :Dm
園内案内板の「新しいなかま」でもホンホンが紹介されてます(こっちは撮り忘れてた)
リィリイはまだかな・・・?

カモシカと空中ブランコ ~ 天王寺動物園ゴーラル

カモシカ追っかけ隊 第四弾、ついに登場、ゴーラルです。カモシカセンターで最後に会ってから、実に四ヶ月振り。移転の許可が下りなかったらしく、なかなか公開されなかったゴーラルたちのうち、先発として、スクスク(♂)とノンノン(♀)の二頭が天王寺動物園でお目見えとなりました。

喉元と足先の白いポイントが美しい、ゴーラル ≫大きな写真
スクスク
スクスクくん

以前の記事へのコメントでありがたい情報をいただき、3/26から天王寺でゴーラルの展示が開始されたことを知りました。しかも、真っ先に公開されたのがスクスクだと知って、狂喜 :Dm スグに会いに行かねばっ!
上司:「あー、土曜やねんけど、休日出勤してくれへん? で、振替休暇はいつに・・・」
伽狼:「(天気予報を調べる・・・) 明日休みますっ!!!
スクスクとは匂いを嗅ぎ合ったり、角でゴシゴシされたりした仲です。元気に跳ね回る姿が見たいっ!
そんなわけで、3/28(水)に緊急出動してきました、天王寺動物園。

しかし、熱い抱擁を交わす(=「金網越しに頭突きを食らう」とも言う)つもりだったのですが、ゴーラルたちの新居は、旧カモシカ舎旧々ヤギ舎?旧々々サル山。防風パネルと金網の二重構造に阻まれてしまったのでした。サル山時代の名残りか、何故か空中ブランコまであるし! (ゴーラルの跳躍力だとあのくらいの高さなら引っ掛かるんじゃないかと無駄に心配してみる)
この防風パネルは厄介で、写真を撮る場合は、北側の「物置兼飼育員さんの出入り口」からMFで狙わないと、コントラストがめためたに落ちた写真しか撮れません。北側も二重金網なんですけどね :(m

スクスクくん、居ましたっ!
愛嬌のあるあの姿は変わらず、さっそくお客さんから「可愛い~」の声が上がります。
世間はいつの間にやら春休み。人が増えるとスクスクは岩場で寝てしまいました。

まだまだ警戒した動きですが・・・
スクスク
カモシカにとっては過ごしやすそうな岩場です

飼育員さんに確認しましたが、天王寺に来たのはスクスクとノンノンの二頭のみ、残りのゴーラルとシャモアは来ていないという話でした。
飼育員さんが飼料の容器を運び入れて、すでに入れてあった葉付きの木の枝を調べて・・・別の飼育員の方に「食べてない」と報告 :xm まだ新しい環境に慣れてなくて、食が細いのか? 心配になります。
そこで、溜め糞チェック ((カモシカの仲間は決まった場所で排泄をします)) 、白っぽい糞の山と黒っぽい糞の山が裏手にありました。スクスクが糞の上にオシッコをしていたので黒い方はスクスクの糞・・・、白い方はノンノン? 糞があるということは、食事はしているということなのですが、糞が白いのは偏食しているかもしれないのでやはり心配です。

かなり警戒心の強いノンノン ≫大きな画像
ノンノン
早く慣れるといいんだけど・・・

ノンノンにも再会できました。日本カモシカセンターでは、スクスクの奥、ホンホンの隣に居た子です。角のカーブと右耳にある切り欠きで同定できます。 ((正体不明の「5種17頭最後の1頭」ですが、カモセンのゴーラルは四頭だったという情報もあり、ゴーラルではなかったようです。ヒマラヤタールだったら、もうマスコミにも出ないだろうし、追いかけようがないです。カモセンの看板にあった「スンスン」は、スクスクの母親。スクスクを産んでしばらくして死亡したようです。「リィリイ(♂)」と共に別園に引き取られる「ホンホン(♀)」はスクスクの姉みたいですね))
ノンノンは警戒心が強く、人の影から逃げ回るようにしています。慣れるまで走って追いかけたりしないようにしてあげてください。大阪はやはり騒がしいのか、ノンノンもスクスクも耳をクルクルさせています。特にノンノンは、近くにある子供の遊技場の騒音が気になるようです(あの位置はなんとかならないものか)。午前中は姿を見せていたノンノンですが、午後からはずっと・・・
ノンノン
引き篭もり状態。ここが定位置になってしまいませんように。結局ノンノンは食事をする姿も見られなかったので心配です。

さて、カモセンでは走り回っていたスクスクも、まだ慣れていないためか、動きがゆっくりで慎重です。人の手で育てられた子なので、お客の姿は平気だけど、音に対してビクビクしている様子。
お昼前からはずっと寝ていたようです(他の動物を見に行ってる間に動いていたかも)。大阪は暑いのかな? 夏場は厳しいかもしれませんね。
お客が減り始めた夕方4時頃から活動開始 :Dm 食事をする姿を見せてくれたので一安心、なのですが・・・落ち葉食うてるやん! 用意された餌よりそっちが好きなのか :(m (後で、用意された木の葉も食べてました。飼料は匂いを嗅いでるだけでしたが)
落ち葉を拾い食いしながらフラフラしているスクスク。目の前でゆっくり左右に動くものに対して足を踏み出してしまうカモシカの習性?(「勝手な思い込み」とも言う)を利用して、北側の出入り口まで誘導します。防風パネルがなくて声が通るあたりまで来てもらったところで、(人が通ると恥ずかしいので小声で)「スクスクッ!」と呼ぶと、耳がピクッと動いて・・・
スクスク
寄ってきてくれました!!  ≫大きな写真

ゴーゴくん ((ゴーゴ運動場は、現在工事中のためしばらくゴーゴには会えません。確か3/30あたりまでだったか・・・スクスクに集中しててよく見てなかった。)) とともに、天王寺の人気者になってくれ、スクスク。一見、地味なゴーラルだけど・・・空中ブランコでもしてみる?

てなわけで、カモシカ追っかけレポートでした。
皆さんもゴーラルたちに会いに行ってあげてください。
「天王寺は遠くて行けんわい」って方のために、後日、写真や動画を掲載する予定です。