京都の一件はとても残念です。
多忙で(あと、TV見ないので・・・)あまり詳しい情報は掴めてないのですけど、京都は自分の中ではかなり好きな動物園の一つで、「飼育員さんの姿がよく見える」園です。おとぎの国の開国時間などには園のあちこちから飼育員さんが集まってきて盛り上げてくれますし、案内板(XXタイムズとか)の充実っぷりも嬉しいものです。
ただ、飼育員さんがあちこち顔を出して、担当と思われる動物以外の動物の解説をしたりもしていて、頑張っている動物園だなあ、と思っていたのが、もしかしたら人手不足の表出だったのかもしれないと考えるとやるせなくなります。
批判されても仕方ないような経営の施設ではなく、事故が起こったのがよりによって京都だったというのが悔しいです。

亡くなられた飼育員さんのご冥福をお祈り申し上げます。

鈴鹿の山はシカの山2

カレンダー通りのGWが明け、有給取って多摩シャ○アに会いに行くんだもんね~っ、と思っていたら、関東の空模様は芳しくなく、ターゲットを鈴鹿の山一本に絞りました。霊仙山のシカ、リベンジです。
一週間前とほぼ同じ、雨あがり~快晴のコンディション。今回は月明かりもあるよ。ケガは・・・もう治った!! (山歩きしてると傷の治りが早いので・・・す? :Dm ) 

今回のコースは、JR柏原~霊仙柏原道~経塚山~霊仙山山頂~経塚山~お虎ヶ池~見晴らし台~樽ヶ畑登山口~醒井養鱒場~JR醒ヶ井。
コース詳細はこちらです。

まずは懲りずにNightShotで動画撮影です。
結局新調しちゃったヘッドランプに赤マジックを塗り塗りしたのが功を奏したのか、こころなしか動物たちとの距離が近いような気がします。いや、月明かりがあるために、ある程度大胆になるのか、こちらをじっと観察してなかなか逃げないのです。五感が働かないときの方が臆病になるのでしょうね。人間だって同じです。
それにしても、登山道入り口の養鶏場の裏手にズラ~ッと並ぶ、目、目、目・・・。シカだらけです。これって、3年前に登ったときと同じ鹿ザクザク状態?


7~8メートルくらいの距離でこちらを見詰めています。昼間は絶対こんな距離には近付けないのにねぇ・・・。


滅多に姿を見ないホンドテンにも会いました。これもそんなに離れてないのです。ランプの光に気付いた後なのですが、まったく気にしていません。もしかしたら、昼間もこんな風に近くに居て、気付かないだけなのかも知れません。

しかし、彼女たち(※ほとんど♀ばっかりなのです)は、人間がGW過ぎると(ヤマビル嫌いだしね)この山にはほとんど来なくなることを知っているのか、鈴鹿中のシカが霊仙に集まってきてるのかと思ってしまうくらいシカ、シカ、シカです。3年前より多いよ~ :Dm
経塚山の山頂に顔を出した瞬間に、乱舞して走り去るシカたち。夜遊びが過ぎます。しかし、肝心のときには必ず(足場が悪かったりで)カメラをしまっているという悲劇 :(m

さて、次は写真撮影。霊仙山頂で念入りにセッティング・・・
夜景
(霊仙山山頂から琵琶湖)
なんてことをしてたのが間違いの元? 暗いうちに岩と同化 :Dm しとかないといけなかったのです。
経塚山にたむろしていた不良シカどもがピーピーと騒ぎまくってしまい・・・シカ
遠巻きコースを選ばれてしまいました。
前回のリベンジで、間近を歩くシカを撮ろうと、テレコンすら持ってきていなかったので、やはりこんな写真しか撮れないのか~っとガックリ。

ところが、諦めて経塚山を登り返し、朝食の抹茶ワッフルを齧りながら、双眼鏡を振り回し、「あの小さな池は積雪時コースだな~」と景色を眺めていると・・・
居るじゃないの!

しかも、真ん中は滅多に見かけない、♂! 角があります。
シカ
近いように見えますが、谷を一つ挟んだ先です。うーん、地図を見ると・・・200メートルくらい離れてるのかな。
今回の写真、クリックしてもほとんど大きくなりません :Dm が、なるべく大きな画像をご覧ください。
明るくなると、このくらいの距離までしか近寄らせてくれないのですね。遠くからだと動きも小さく、ほとんど岩と同化しているシカたち、でもコツが分かれば見えてきます。
あ、あっちにもシカ、こっちにもシカ・・・、シカだらけじゃないの!
以前から、「朝に山を越えて行くシカたち」と表現していますが、実際には山頂部の開けた(視界の良い)場所から散るように去っていくのです。山腹のなだらかな部分を歩いて人目に付かない場所に移動するのですね。

で、下りコースをいつもと違う、お虎ヶ池~見晴らし台方面に変更しました。すると、山腹に居ます、居ます、シカの群れ。

シカ
私の姿を見て逃げたわけではなく、鳥の羽音か何かに驚いて走り出したところです。
これも谷ひとつ挟んでるんですよ。この写真は是非、クリックして大きなサイズで見てください。
11頭居ます。

シカ
全部で15~6頭くらいの大きな群れでした。

苔
お虎ヶ池に浮かんでいるような苔の塊です。

シカ
途中、ビン坂ルート方面の稜線を歩くシカを発見。
単独のシカというのはあまり見ません。最小単位で親子2頭とか。このシカも、独りではなく、左の丘陵部に仲間が居ました。

シカ
去年に枯れた笹の葉で秋の風景のように見えますが、朝の光線を受ける親子シカです。

シカ
また別の親子連れの子供の方。すごい足の跳ね上げです。

これからヤマビルの季節、山はシカたちの独壇場です。それにしてもものすごい数でした。そりゃあ、山頂がトリカブトだらけになるなよなぁ(食害で、シカの食べない草だらけになるのです)。

続きはまた、来年。

夜更かしはシカの特権?

また夜の霊仙山に行ってきました。JR柏原駅~柏原道~霊仙山山頂ピストンです。
雨上がりで空にはくっきりと星が出ています。ほぼ新月だし、街明かりも届かない山奥は、同じ時間の六甲とは比べ物にならないほどの星の数です。
しかーし! 夜で空気が冷えているとはいえ、蒸発した雨がものすごい霧を作り出し、何度も歩いてるコースだからなんとかトレースを辿れる、という状態でした。うーん、真似する人はあまり居ないと思いますが、夜の霊仙ではご注意を :Dm

今回はDVカメラを持っていったのですが・・・、シカ、撮れません :(m
道中、10頭以上出会ったシカも、登山道入り口で出迎えてくれたキツネと思われる動物も、イノシシみたいに堂々としててくれません。カメラを向けた瞬間には姿を消してしまってます。一応、親子連れのシカがごそごそと逃げていく姿が撮れたのですが、前回のイノシシより小さくて見えにくかったので、没 :xm
登山靴をやめて、底の薄いハイキングシューズで歩くと音が響かないためか、意外と近くにまで接近できるのですが、相手の方がまず先に気付いてるので・・・。ヘッドランプの光を見て警戒してしまうようですね。ここは昔ながらの赤セロハンの出番か・・・でも、今の2LEDのランプだと暗くなってしまうしなぁ・・・。

映像は無理でしたが、シカの警戒音を録音できました。
声のでかいやつ、小さいやつ、延々鳴き続けるやつ、色々個性がありますが、これは声のでかい子。
シカの警戒音(WAV形式 670KB)
同じもの(MP3形式 57KB)
これ、文字でどう表現したらいいんだろう。

さて、次は朝の大移動。
これがまた大失敗で・・・、去年より悲惨な写真に。日の出前で暗いのもありますが、色々とミスって恥ずかしいのでExifなしです :Dm

(2008/5/6) 霊仙山
シカ
朝帰りのシカたち

霊仙では、毎朝(・・・なのか? 3回行って毎回見てますし・・・)、山を越えて移動していくシカの群れを見ることができます。
どうも、夜のうちに雀荘(笹畑)で徹マンした帰り 昼間は人間が歩き回ってるエリアの餌を夜のうちに食べて、日の出前に人の来ないエリアに帰っていくようです。
前回はいつ来るのか、どこから来るのかー、と斜面を歩いてポジションを探していたのがシカから丸見えだったみたいで迂回されてしまいましたが、今回は登山道沿いの岩に腰を下ろして動かずにいたところ・・・、ほんの20メートルほどの目の前を、シカたちが横切っていったのです。
なるほど、ここがシカの道なのね。
色々あって、シャッターを押せたのはだいぶ通り過ぎてからになってしまいました :(m
ひと登りワンチャンスしかないのが辛い・・・。次はもっと上手く撮ってあげたい。

で、登山靴とハイキングシューズ、何が大きく違うかというと、下りのときのカカト部分のグリップ力、なんですね。ひさびさにコケて手に傷作ってしまいました :(m ひとさし指に血マメが~~っ!
これでしばらく写真は・・・・・・・中指で押して撮ります :Dm

イノ語の勉強

5月、ヤマビルの出る前に霊仙のシカを追いかけに行く季節なのですが、今年はDVカメラで夜の撮影をしてみようと思って、その腕ならしに六甲のイノシシをターゲットにしてみたところ、ちょっとハマってしまいました。

4/25の夜にイノシシと出会いながらも撮影に失敗(後述)、4/30にリベンジしましたが、イノシシの姿はなし・・・効率よくイノシシと会うには、まずは活動エリアの調査からっ! っと、土耕跡(イノシシが餌を探して掘り返した跡)を探して歩いてきました。
阪急芦屋川~高座谷~風吹岩~ゴルフ場手前~黒五谷~七兵衛山周回~横池~風吹岩~高座谷~阪急芦屋川
コース詳細はこちら
今回は写真&解説付きです。イノシシに会いに行かれる方はどうぞ。

結果は・・・、どこを歩いても土耕跡だらけだったのさ・・・ :(m さすが六甲。

調査だけのつもりが、イノシシの姿を見るとしっかり撮ってしまうのです。いや、カメラ担いで撮る気満々じゃないかー :Dm

※以下の写真は、餌付けされたイノシシを撮ったものです(川に投げ込まれたお米を食べている姿です)
(2008/5/3) 六甲(芦屋~高座谷)
イノシシ
誰ですか、水の中におにぎり放り込んだのは?
はっ! これが流行りの「食べ残しの使い回し」ですかっ!?

イノシシ
ヌタってます。

イノシシ
3秒経ったのであがりま~す・・・って、早っ :Dm

イノシシ
ちょっと上から失礼(小岩に登りました)

イノシシ
左右の小爪はヒヅメが埋まるような足場で利くのね

実は彼女・・・臨月(?)なのです。
イノシシ
ウリボーいっぱい詰まってそう :Dm
お腹の子供に栄養を取られるのか、あちこち毛がハゲかかってます。
あとどのくらいで出産なのかは分かりませんが、同じ地域のイノシシは出産のタイミングが重なるという話もあり、母親が怒りっぽくなるという最初の2週間をパスして、5月下旬くらいからがウリ坊お披露目の時期でしょうか。

さて、夜の撮影ですが、既に動画置き場に公開したイノシシくん(2008/4/25)

見えにくいですが、けっこうでかいので、昼間はほとんど見ない♂かもしれません。
そして、この後、もう一頭の♂と登山道で正面衝突! やったぁ、♂だよ。アレ付いてるよ。牙もあるよ。
しかし、くっきりハッキリとカメラのCCDに焼きついたはずのイノシシくんの姿は・・・録画ボタンの押し忘れでテープに記録されてませんでしたっ! :(m
でも、色々と観察させてもらって、イノシシのことが分かってきたのは収穫だったと思います。

これまでイノシシと遭遇して分かったこと
・イノシシは後ろから接近されることを嫌いますが、視界に入る位置から近付くとあまり逃げません。
・反転が苦手な動物ではありません。上の動画でも一瞬で向きを変えています。
 背中を晒すのを嫌うので、人と向かい合っているときは背を向けず、前進しようとします。
・基本的に臆病で争うのが嫌いなので、少し下がってやると脇道(人間には分かりにくい獣道が
 登山道の周りにいっぱいあるのです)を使ってすれ違ってくれます。
 (逆に人間が背を向けたり逃げようとすると突進されるみたいですね。試しませんが :Dm )
イノシシは本来夜行性ではないため、暗闇での視力はあまりよくありません。夜中に出会うと、おそらく同族(イノシシ)に対するのと同じような合図でコミュニケーションを取ろうとするみたいです。
・まず、鼻をあげて臭いを嗅ぐ。(イノシシ側に余裕がある証拠なので一安心・・・です?)
・音を立てて体をバリバリと掻く。互いの姿がはっきりしないので、わざと音をさせているようです。
 「ちょっとそこ通せよ」って感じ?
・「ギョパアッ」っと音を立てて口を開けます。牙と口の中の明るい色を見せているようです。
 威嚇ですね。「いいからそこどけよ」って感じです。 こわ~い :Dm
相手にコミュニケーションを取る意思があるうちは安全だと思うんですが、怒らせたらどうなるか分からないのでほどほどにして少し後ずさりして脇道に逃げてもらいます。「ブイブイ」と存在をアピールしながら去っていきます。

と、まあ、イノ語の勉強報告でした。
怖いと思われがちなイノシシですが、肌で感じる彼らの行動は意外と紳士的?
餌の匂いをさせないこと、脅かさないこと、を守れば良い山の仲間で居てくれそうです。
今は餌が豊富でおとなしいのかも知れませんが、危険な時期のイノシシってどんな感じでしょうね。ワクワク(←するなって)

尚、この記事の内容を信じて大怪我をしても当方は一切責任を負えませんので悪しからずです :Dm

別れと出会いの天王寺

リッピさんの「動物園でお散歩」の記事でブチハイエナの「優」くん・・・じゃなくて「優」ちゃんの訃報を知りました。
天王寺動物園の機関紙「なきごえ」にも掲載されています。
「優」は天王寺のサバンナゾーンができてからしばらくは、現在ドールのアインくんが入っているケージで独りで過ごしていました。当時は♂だと判断されていた優は、ハイエナが母系社会(ハイエナの群れの形態を「クラン」といいます。最近では、ネットゲームなどでおなじみの言葉ですね :Dm )であるため、別居することになっていたのです。(父親の「秀」も別居です)
しかし・・・、亡くなってから判明したのでしょうか、実は「♀」だったのだそうで・・・ええっ!?
ハイエナは雌雄の同定が難しい動物ということですが、ここまで判らないものなんですねぇ。
正しい性別が判っていたら、母の「愛」と一緒に「蓮」くんの子育てヘルパーの姿なども見られたかもしれません。
遊び好きの子だったので、仲間と一緒にしてあげたかったですね。

旧サイトからの再録で「優」ちゃん動画 (2006/12/8)

サバンナゾーンでこの姿を多くの人に見てもらいたくて、登場を心待ちにしていましたが、バックヤードで人知れず亡くなってしまったのが悲しいです。
も一つ悲しいのは、まともな写真がこれくらいしか残ってないこと。
愛と綱引きしてるシーンもあったはずですが、フィルムで撮ってた頃のでPCに取り込まれてないのはピンぼけだったからですね :(m 腕の悪さが呪わしい・・・
愛&優
(2005/5/27) 愛と優(えっと、どっちだ!? 多分、右・・・)

「優」の冥福を祈ります。

さて、機関紙「なきごえ」の同日(3/31)のDIARYなのですが・・・
『福山市立動物園よりコヨテの雌の福子をいただきました』
とあります・・・

えっ!? 福子っ!?!?

福山の福子って・・・あの「フク」だよね?
福山市立動物園物語『双子のコヨーテ フクとトク』のフクだよね?
まだまだ好奇心いっぱいでいつも遠くを見つめていて、鶏頭と馬肉が好きなフクだよね?
オイラが7回会いに行って、7回目は猛獣舎の整備中で会えなかったフクだよね?
そっか、あのとき(4/6)にはもう天王寺に来てたのかっ!

(2007/1/20) 福山市立動物園
フク?
白っぽい毛の子が、「フク」(♀)トク?
茶色っぽいのが「トク」(♀)、と教えてもらいました。
でも、ちょっと見分け方は微妙なのです・・・。どっちの子が来てるのかな? フクと思われる子の方は、右目の瞳の下に黒い点があるのです。

再会が楽しみです :Dm
しかし、フクもトクも高齢(11歳)なんですよね・・・。天王寺の♂くんと同居しても繁殖は難しいかもしれません。年齢を感じさせないくらい元気(食欲がね・・・)なヤツらなんですが。
福山の猛獣舎は改装中です。トクの方にもパートナーがやってくるんでしょうか。フクとはベタベタするような仲ではなかったけど、ずっと一緒に暮らしてたんだもんねぇ。4/6、独りでケージの中を走っていたトクが少し心配です。