ハイルとハイランのお話

前回の記事の続きです。

普段仲のよかった(と思われる)ハイルとハイランなのですが、特にじゃれ合うわけでもなく(高齢ですしね)、人間の目から見て関係が分かり辛いのです。
この一年半の間、東山を12回訪問してけっこう長い時間二頭の様子を見せてもらいましたが、一度も争っている姿は見ていません。
ジャックとは明確に順位付けがある表情・行動を取っていた二頭ですが、牝同士ではまったく上下関係が窺える行動をしていなかったのが不思議なくらいです。

古い画像を発掘してみました。
ハイル&ハイラン
何度か出してる画像ですが、左は間違いなくハイル(左目の上の毛に注目)、右がおそらくハイランです。
1999年~2000年の冬に2回行ったうちの1回のときの写真。
当時は、右の放飼場にハイル・ハイラン、そして確かもう一頭の三頭、左のケージにクロともう一頭(おそらく、日本平に行ったガブではないかと・・・?)が居ました。

ハイル&ハイラン
こちらは初出の画像。昔っから、二頭の関係はこんな様子です。つかず離れずといった感じ?

去年の発情期の後、ハイランの左足にブッツリ穴が開いて(誰がやったかは見ていませんが、おそらくハイルの仕業)ましたが、発情期が終わるとすぐに元の関係に戻っていた二頭。何故か、ジャックがしばらくハイランを追い払い続けていて、ハイランはビクビクしていたのですが、ハイルとは前回の記事の写真のように近くで寝そべったりしていました。

仲の良い姉妹が争って一方が死亡、と聞けば人間にしてみれば非情な話に聞こえますが、このように二頭の間に憎しみがあったわけでもなく、今回の一件は、オオカミの恋の真剣さと激しさを感じさせるものです。

三頭のもっと詳しい話は、いずれ「イヌ科コーナー」で。

さて、東山動植物園公式サイトの案内から、すでにハイルの名前が消えています(1/19のキャッシュでは残ってましたが。こんなことだけ、仕事早えぇよ :(m )が、訃報は伝えられておりません。昔っから、動物園は動物の死に関してあまり公表しない傾向がありますが、日本平の「でっきぶらし」のような形で情報を開示して欲しいですね。
それはともかく、ここ最近、動物たちの名前(愛称)プレートが増えてきてるようです(私が気付いてなかっただけ?)。これは嬉しいことですが、愛称のある子は全部網羅して欲しいなぁ。ってことで、次は「ボンゴ」のプレートお願いしますねっ。

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