　フローター道　-実践編-

このページでは、フローターフィッシングの手順を説明して行くよーん！
初めにいっとくけど、絶対一人で行くなよ！

フローターを膨らます

ゴムチューブをナイロンのがわに入れてジッパーを閉める。このときバルブを正しい位置に合わせる。あとで微調整できるがここで大幅にずれていると致命的！もう一度やり直す羽目になる。そしたらバルブのキャップをはずして電動ポンプをつけてスタート！この合間にサブ気室を膨らましセットする。そして残った時間でタックルの準備。フローターに6割がた空気が入った時点でよくもんでがわを均一に張る。ナイロンの袋の形に沿ってチューブが張るまで空気を入れて完了。「夏場はあまり入れすぎると爆発するので危ない」とよく書いてあるがそれにびびって空気が少な目の方がもっと危ないと思う。最後に虫抜きで虫ゴムが完全にしまっていることを確認すること。ゆるんでいると使用中に徐々に空気が漏れてずぶ濡れになる。

着替え

夏場はウエーダーの下はＴシャツに短パンでいいが、寒くなったら下半身はジャージを着るのが裾がめくれなくて便利。そしたら、ウエーダーをはき、ベルトを締める。そして、ライフジャケットを着けて、最後にアシヒレをはめる。入水場所が遠いときはそこまで歩いていってから着ける。その場合、ストッキングウエーダーには履き物が必要。アシヒレを着けたら後ろ向きに歩くと歩きやすい。前向きに歩くときはくれぐれも注意！特に水中では前に歩こうなんて思わないこと。

入水

フローターで一番危ないのは入出水時にこけること。フローターに必要なものを全部装備したら、フローターに足を通してフローターを両手で持ち上げる。初めての場所では特に慎重に！なだらかなシャローを見つけてそこから後ろ向きに入ろう。入出水可能な場所が数カ所あるのがベストだ。1カ所だとそこにオカッパリが入ったりすると気まずい。護岸や階段のときは横か前向きの方が入りやすいこともある（写真は階段のケース）。膝まで入ったらしゃがんで（シートのジョイントはこのときつけてしまおう）浮いてみる。そしたら、地面をかかとでキックすれば、ほーらもうアシヒレで進める深さになるでしょ？さーてどんな感じかな？結構足が圧迫されるでしょ？（水圧ってやつです）結構冷たいでしょ？（水温も感じる）

操作

そしたらば、いきなりキャストしないで、いろいろ泳ぎ回ってみよう。まっすぐ進むときは（後ろ向きだからよくわかんないだろうけど）前傾姿勢で（フローターの進行方向とは逆に体重を少しかける）こぐと進みやすい。とは言っても想像以上に進まないでしょ？そんなモンなんですよフローターって。次に方向転換の仕方。まず頭の中に小谷美加子を思い浮かべよう。そうあなたは美加子サンだ。そうしたらば、どちらか片一方の足を回す様にかいてみよう。ほーら回り始めたでしょ？そしたら反対側の足を反対回しにかいてご覧？もっとよく回るでしょ？これを体が覚えればもうばっちりっす。頭じゃなくて体で覚えてね。

釣り

キャスティングしてみよう。いつもより手の位置が高いので投げにくいでしょ？サイドで投げてみそ。いつもより投げる位置が低いから着水音が小さくてすむでしょ。オーバーハングの下なんかにも簡単にはいるしやめられないね。距離がほしいときはオーバーヘッドで投げよう。それでも届かなかったらもう少しポイントに近づいてみよう。さあ、バスがトップでヒットしたぞー！いまのテールウォーク見た？おー！そんなこと言ってたらこっちに向かって泳いできて足の間に逃げこまれそうだよ！そう、あなたの足はバスの最後のストラクチャーなのだ！Get! どう？フローターバッシングは、たまんないでしょ？

上陸

上陸は疲れているので入水以上に危ない！ゆっくり慎重にあがろう。水圧から逃れたあなたにすばらしい開放感が襲っているはずだ。そしたら、アシヒレをはずしてひと休み。

片づけ

ビニール袋（45リットルぐらいのでかいやつ）をたくさん持っていこう。ライフジャケットを脱いでビニール袋にしまおう。ウエーダーはまだ脱いじゃダメ！これからめんどくさいことがまってんだから。フローターの空気抜きダー！まず虫抜きで虫ゴムを取り外す（このとき虫ゴムをなくさないように）。それだけで空気が完全に抜けると思う？ふつうの浮輪でも大変だよね？そう全身で空気を押し出すのだ。写真参照（別に土下座してるわけじゃないぞ）。そのためにウエーダーはまだ脱いではならない。空気を抜き終わったら忘れずに虫ゴムを付けて、フローター、ウエーダー、アシヒレを袋に入れてできあがり。