フローター銀座?


Date; 4/May/1996
Place; 潮来の野池
# of Bass; 7
Max size; 30 cm up
Av. size; 25 cm

Report
 IBMRCで打ちのめされた私は傷心の旅に出かけました。行き先はもちろん、へたっぴーな私を暖かく迎えてくれる「潮来の野池」。フローターです、もう私にはフローターしかありません。
 GWのまっただ中なのですげー混むだろうなとは思ってましたが、AM 4:00 なのに潮来のコンビニの弁当コーナーは真昼のにぎわい(客はみんなBasser)。これはやばいと思って野池に直行すると、なんとキャンパーが居る!空も白んできている。ということでさっそくフローターを膨らましながらコンビニ弁当をかきこむ。するとどこからともなく浮輪を持った3人組が出現!やられました、我々の我先作戦は敢えなく撃墜。やっとの思いで準備を終えて出撃この時点でフローターは我々を含めて6機。もう心に余裕なんてありません、私の心から「トップを満喫しよう」などという妄想は消え去り「とれるバスは他人にやられる前にとれ」という文字が。
 エコギアでオーバーハングを攻めていくと、5:30に30 cm upをゲット、続いて5:50にこばっちーがヒットする抜きあげてフックを持ってアーンさせてたら落ちちゃいました(これも釣ったことにして下さい)、6:10またまたこばっちーがヒットこれはちゃんとゲットしましたよ。まあポンポンポンと3匹でて一安心、さすが潮来の野池と思っていたらとたんに釣れなくなりました。ふとあたりを見渡すとフローターが8機に、加えてキャンパーがエンジン船まで繰り出している!フローター銀座状態です、フローターがマイナーだった時代には考えられない光景です。
 人間釣れないと眠くなるもの、春の日差しと小鳥のさえずり、そして程良い風波が僕を楽園へと導くのです。そんな僕を楽園から引きずり返したのは友人山形の「トップで釣れたよーん」の一声。脳味噌仮死状態で、彼の声のする方向へ移動する。なにもしないで行くのはもったいないから左右のアシ際にデルタフォースをキャストしながら移動していると、2投目でこばっちーが釣れちゃいました。君たちのおねーさんはどこにいるの?このあと狂ったようにDog-Xをキャストするも、反応はなし。昼休みにはいる。

 昼を過ぎた時点で、フローターは10機を越え、オカッパリをあわせると釣り人はなんと30人弱、こんな野池にですよ・・。しかも観客までウジャウジャ、ついでに「浮輪で釣りしてるの?ヘーン」とか言う会話が聞こえてくる。聞こえてますよー、今に見ていろ映画「七月七日晴れ」が公開されれば、フローターは世間一般に認められるはずだ。そしてやがては一家に一台いや一人に一台フローターの時代がやってくるのだー(こねーよ)。
 飯食って、昼寝して、さあ気合いを入れていきましょうと入水すると、「もしかしてキヨさんですか?」の声。知らない人だ誰?声の主はメールでこの野池の話をしていた木村さんと松下さん。二人はこの野池の抜群のシュチュエーションに感激しつつもオーバーハングに悪戦苦闘している様子。ここは私がビシッとバスをゲットして決めなくてはと思いつつも、全然釣れない。そんなことをしていたら木村さんがついにバスをゲット。フローターでの初バスおめでとうございます。松下さんもすぐにフローター初バスをゲット。おめでとうございます。フローターバッシングって楽しいでしょ?そんなこと思いつつ、アシ原にへばりっつきぱなしの友人だっちゃんのところに行くと、「アシんなかに居ますよ、2匹こばっちーがでました」とのこと。午後ボーズは俺だけ?やばすぎる、アシんなかに居るんならここはどうだぁ!とパラアシの一番奥にキャスト。バシュ!水面が炸裂、「Fish!」。電撃あわせをいれると、バスがジャーンプ、アシを乗り越えた「こいつはでかいぞ!」と思うまもなくワームが飛んできた・・。不幸すぎる針掛かりが浅すぎた、おねーさんはここにいたのか・・。このあと何度キャストしても彼女は遊びにきてくれませんでした。最悪のパターン・・・。
 気を取りなをして(直せて無いって・・)、デルタフォースのマシンガンキャスト作戦を実行。やっとでましたPM 3:50 午後の初獲物は30 cm up の痩せバス、でもちゃんとテールウォークまでしてくれました。3:55 同様の方法で25 cm up をゲット。4:10にもこばっちーをゲット(サイズダウンしてるじゃねーか・・)。ふとあたりを見渡すと、浮いているのは知り合いばかり。みなさんお帰りもお早いようで・・。5:30まで奮闘するも、バスは応えず。木村さんと松下さんはそれぞれ3匹と2匹だったそうです。それでも二人とも野池のフローターバッシングを満喫した様子、よかったよかった。きっとはまるぞー。またやりましょうね。


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