浮輪棒 vs シャングリラバス!



Date; 31/May/1997
Place; 桃源郷
# of Bass; 7
Max size; 40 cm
Av. size; 30 cm


Report
 ついに手にNew Rodを入れたぞ!その名もフロータースティック何物有々(笑)。こいつは、長さ5フィート でニューコンセプトガイド仕様。まさに桃源郷での私のバッシングを助けてくれる逸品のはずである。いままでの課題であった、フッキングの悪さ、そしてラインのよれを改善できたらいいなぁ。
 当然、このロッドのテストは桃源郷で、ということで夕方から用事のあるAkiを無理矢理?誘っていざ出発!入水して適当にキャストしてロッドの調子を見る。少し柔らかめかな?いままでのエアロロッドよりは全然堅いけど(笑)。さてと、ロッドの本当の能力は魚がかかってみなけりゃわからないわけだから、「そろそろ行きますかね。まずここでしょ!」「Fish!」またまたいきなりっす。 フッキングもばっちり入ってgood、サイズはまあそれなり。これだから桃源郷はいいっすね。ちなみに温度は20.9℃、体感温度は冷たいのに結構ありますね。
「シャングリラいきなり釣れた、フッキングばっちし♪シャングリラでだったらだれでも釣れるし♪そこにバス、バス、バス、バスバスバス♪」なーんていい気になって歌ってたのがいけなかったか、あとが続きません(笑)。
 次はよれについてですが、リールにはツイストバスター的な物は付いていません。ロッドとラインでどこまで改善できるかに挑戦。前回はPEだったのでよれの問題はなかったのですが、いかんせんガイドに絡みやすい。ということで、今回はフロロナイロンの1.5号(7ポンド)を使ってみました。こいつのパッケージには「すれやよれに強い!」と銘打って有りましたからね。それプラス、ニューコンセプトガイドで、もうよれようがないでしょう。・・・・と思っていたのが甘かった。30分ぐらいでいきなりよれてます・・・。おいおい。
 今日の桃源郷はホントに渋い。当たりがほとんどありゃしない。魚がいるのはオダがらみのストラクチャーと限られたオーバーハングだけ。前回グッドサイズをしとめたオダでやっと当たりが、「Fish!」バキバキ、プチッ・・・。おいおいマジかよ、柔らかめのオダですよ。こんなので切れるか?同じオダからとりあえずもう一匹引きずり出したけど渋い。これは、Akiも同じ。「このままじゃ2桁行かないな」と二人ともあきらめ気味・・。
 ところが、前回見つけた滝の横のバスだまりでAkiが連続ヒット!しかし私の能力ではそこが攻めきれない・・。たちまち大差。他人に釣れて自分に釣れないと眠くなる(笑)。ビックグーフィーボバーと化して風にながされてると、ドボボボボボボボボーンとすっごい音。なんと滝の横から落石です。風向きが違っていてあの下に吹き寄せられてたらと思うと眠気もすっ飛んでしまいました。
 途中すれ違った浮輪野郎達に聞いても今日は渋いみたい。なぜ?すれちった?浮輪10艇のプレッシャー?アフタースポーン?増水?よくわからんけどとにかく釣れない。もう今日はダメかと思いながら、上陸する前に普段はヘラ師が入っていて攻めれないオダを攻めると反応がある。「よしっ、あーっ、のらねぇー。」「また来た。よし!今度はのった!!」となんかいい感じ。調子こいて、オダの奥の奥にぶち込むとなんかに引っかかったみたい・・。「あっ、魚かと思ったけどヘラ師のロープだよきっと。ごめーんポイント壊しちゃったー。」とラインを巻いてみるといきなりこっちに向かってきた「魚!」こいつがすごいフロータースティックをいきなり満月!ジィーッドラグが鳴る。オダに逃げ込まれそうになったので足ヒレ漕いでオダから遠ざかりながらラインを巻くと、ピシッ。ピシッて・・。トホホだよ。「もういやだ。絶対このラインはつかわねー」などとぼやきながら、上陸地点に向かいながらてきとーにキャストしていると、おなぐさみのこばっちーが釣れて今日はおしまい。
 1時上がりだとはいえ、Aki 13匹、おいら7匹はひどすぎる。当たりの数から言えばいつもの3分の1以下。サイズも良くない。どうなっちまったんだ、シャングリラ。

Go Kiyo's World Returns! Home page

Go つれない日記

E-mail: "ukiwa@big.or.jp"

Copy right; 1997 Kiyo