スモーリーもどき?


Date; 28/Jul/1996
Place; 潮来の野池
# of Bass; 10
Max size; 25 cm
Av. size; 20 cm

Report
 むかし、むかし、「インターネットバスマガジン」がオープンしたてのころに「読者のページ」にみょーに長いメールを送るKiyoという青年とYakkinという娘さんがおったそうな。ある日、二人がバッシングの話をしていると浮輪とゴムボートのどちらがいいかという話になったんじゃぁ。二人ともインターネット上で浮輪とゴムボートのすばらしさをアピールしてゆずらなかったそうな。そこでどっちが「水上のゴム王」かを決めようと言うことになったんじゃぁ。というわけではないのですが、今回はチームやっきんを潮来の野池に招待しました。
 朝の4時に真っ暗な池に着くなりナイトバッシング開始!みんなが、クレイジークローラー、ホッパーなど思い思いのルアーを引くなか(すっごいにぎやか)、スイッシャーを棒引きしていた私にいきなりヒット、「フィッシュ!」でもなんか違う・・・。上がってきたのは、ダブルフックを丸飲みした25 cmのギル。
気を取り直して同タックルを引いているとまたフィッシュ!今度こそと思いきやまた同サイズのギル。やっきんは「この池ギルしかいないの?」といって寝に入ってしまう・・。しばらくあたりもないまま空が白んできた。この時間帯はこれでしょうとバシャバシャにぎやかにルアーを引いてるみんなを後目にエコギアのノーシンカーリグにチェーンジ。するといきなり、「フィッシュ!」今度はバスです、25 cmくらいかな?でも痩せてる。
そんなこんなでナイトバッシング編は終了。私がバス1ギル2、Akiがバス1ギル1、他のみなさん(やっきん&親分、山形、こういち、すだっち)は・・・。今日はもしや絶好調?
 いやいやそんなに甘くはない・・。フローターに乗って出撃するも、フライにギルが1匹出ただけ。同じくフライでやってるAkiは好調にこばっちーをあげている。やっきんが41 cmをあげたらしい。横にいた山形もコイバリ+せこワームでこばっちーを。今日は「フライとプラグでトップウオーターパラダイス」と誓ってたはずの僕の手にはエコギアグラブの付いたベイトロッドが。キャストするなりいきなりヒット、20 cmくらいのバス。いるじゃーないですか?その後も立て続けにこばっちーをヒットするも簡単にばれてしまう、なぜ?ええいこてでどうだぁとDog-Xをキャスト。たびたびつついてくるもバイトにはいたらない、ギル?ならこれで成敗してくれるわぁと通称ギルホッパー(フライ)をキャスト。「うりゃぁー」「おーひく」上がってきたのは30 cm近いまるまる太ったギル。これは、はっきり言って引きました、ひき方もスモーリーに似ている?こんないい引きするギルがいるなら、決めました「今日はギルの日」。「おっ、スモーリーもどき(ギル)」「あっ、引かない奴(外道のバス)」てな感じで、もうギルが出まくりました。炎天下、狂ったように釣ってた(友人談)らしい・・。午前中が終わった時点で私の釣果はバス5匹、ギル98匹(2匹たらん!)。Akiはバス20匹、山形もバス10匹、しかしこばっちーばかり。チームやっきんは41 cmを含むバス7匹。浮輪で釣れなくてオカッパリで42 cmをしとめてしまったこういち君(浮輪っていったい・・)。ずーっとオカッパリだった、カルカッタを入手してごきげんのすだっちは・・・(午後にはちゃんと1匹あげましたよ)。午前中でチームやっきんは退散(楽しんでいただけたかな???)。
 ビール飲んで昼寝を済ませて、午後は2時からの出撃。このままなら、150匹は堅いと思われた午前中とは打って変わって渋い・・。それでも、外道のバス混じりで(ギルが釣れれば数がのびるし、外道といえどもバスだからどっちが来ても楽しい!)114匹となっていた。オリンピック中だから僕も記録を残さねばと思ってがんばってきた僕の体に異変が、「115匹目!」あわせた瞬間ブチッ!?激痛が走る・・。115匹目をなんとかランディングするも痛くてキャストができない、手を見ると豆がいくつも、そして薬指の豆が見事につぶれている。「体力の限界!おやっさん真っ白な灰になっちまたぜ・・」。こうして僕の夏は終わった・・。最終結果、バス10匹、ギル115匹、合計125匹。みなさんは1日に最高何匹釣り上げたことがありますか?


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