燃え上がれ!



いやー、先週はすごかった。
あんなのが、あそこにいたとはねぇ。
こりゃー本気でパイク攻略考えなくちゃ。

まずはタックルだよなぁ。
ヤツら川の特定の場所を回遊している感じがする。
もちろん水草の横で待ち伏せしているやつも居そうだけど。
回遊しているのを効率よくとるには、
やはりロングキャストして広範囲を探るのが一番だろうな。
そうなると、スピニングタックルの方が有利そうだ。
居つきのヤツをとるにはベイトでピンポイントを狙う方が良さそうだなぁ。
結局、2タックルでいくのが良いのかなぁ・・・。

今週は仕事がわりと早めに上がれちゃったりした。

アアナゼボクハジカンガデキルトツリグヤニキテシマウノダロウ?
(そりゃー他に楽しいこと無いからじゃん?)
釣具屋にいるとわくわくするからね(笑)。

狙われてる?
なんで、ラパラのダブルハンドルのスピニングロッド、通常価格$120が投げ売りセールで$59.99なのさ。
この店の人、「つれない日記」読んでるでしょ?(笑)。

とりあえず、この日はマスキースピナーとラインとロッド買って帰ったんだけど、リールどうするかなぁ?
飛距離優先なら2000だよなぁ。
こっちに来たとき買ったシマノの安物あるけど、
何か変な音鳴り出したから日本からバイオマックス1000をもってきたんだよな。
シマノのウェブページでも観てみるか?
いろいろあるね。
でも、スピニングは日本と名前ぜんぜん違うんでよくわかんないや、ベイトは共通なのも多いけど。
それに、いろんなシステムの名前も違うからどんなレベルのリールかよくわからん。
必要な機能からいけば、日本で言うところのSBL、SHIP、PowerRollerぐらいはついてて欲しいな。
それと、パイクとのファイトを考えるとダブルハンドルでリアドラグのものならなお良い。
釣具屋でみただいたいの値段と照らし合わせながらウェブページ観てると
該当するのは1個だけみたいね、SPIREX2000RD。
選択の余地がないなら、しょうがない、これ安売りで$59.99。
機能だけみるとバイオマックスと同じぐらいなのに値段は日本の3分の1。
なんで、こんなにアメリカの釣り具って安いんだっぺ?

家に帰ってきて、リールの細部をバイオマックスと比べてみてわかった。
いろんなところが安っぽいんだわ。
日本だと全ての機能にIIだのスーパーだのついてるけど、それがない。
それに、日本のは塗装とかもかっこよくしてある。
プラスチックパーツもアメリカのは安っぽいグレーだけど、日本のは光ってたりする(笑)。
あと、遊びの精度も桁違い。
良くも悪くも、魚と戦うときの機能優先、フィーリングなんて細かいことは値段に跳ね返るなら無し。
というわけで、コストパフォーマンスはよさそうよ。

ラインは、先週みたいな目に遭わないためにベイトには50 LBのブレイデッド(日本名PE)。
スピニングもそうしたいところだけど飛距離のことを考えて20 LBのブレイデッド。
ライントラブルが心配だけど基本的にただ巻きの釣りだから大丈夫でしょ。

というわけで、やっと釣りの話しに入ります。
場所はもちろん外道ワールド。
そして、先週大物を上げた場所から攻める。
先週のヒットルアーで一通り探るも反応は無し。
ううっ、先週のように甘くはないのね・・。
今日はピーカンのはずの雲行きすら怪しい、風も強い。
なんか釣れなさそうな気がしてきた・・。

そうだ、スピニングタックルを試してみよう。
クイックファイヤー!
日本でも昔あった気がするけど、ラインをつまんだ人差し指でレバーを引くとベールが開いて
片手で火を噴くように早くキャストが出来るといういかにもアメリカ人好みな機能(笑)。
俺には、あまり必要ないかな?癖で左手動いちゃうし、慣れたら日本で大変そう。
うっ、10投目にしてなんか変なんですけど・・。
あっ、ベールのバネ切れて戻ってきません・・。
これがシマノとSHIMANOの違いか?
手で戻すと釣りは出来ます。
なんか、いきなり火縄銃に逆戻り・・。

マスキースピナーとエコギアジグスピンで4つの角を順番に攻めていく。
反応ねーよ!
最後の頼みはギルゲイツの角、最初に釣り人が居たので休めておいた。
ここで、釣れないと今年初の黒星になっちゃうんだよね。
なんか魚は動いてるんだけど、エコギアにも反応無い、
フィッシュイーターだとは思うんだけど・・・。
負けかな?
ん?
よしのった!
PEだからスピナーのブレードが変な動きしたのが伝わってくる。
高反発性のグラファイトとの組み合わせは超高感度。
んー、あんまデカくないな・・・。
あれまぁ。

古代君、君か。
君の時間にはまだ早いぞ(笑)。
サイズは40 cm程度。
スピナーデカいから、管理釣り場で釣れたコマスみたいに写ってしまう。
外道とはいえ、とりあえず魚ゲットだ。

つづかん・・。

しょうがない奥の手だ。
ウェーダーとライジャケを装備してと。
(浮き輪か?気狂った??)
んなわけないでしょ、藪こぎしながら去年60 cm釣った下流に行こうと思って。
去年はブーツでチンしたり大変だったけど、今年はウェーダーあるからね。
これじゃ、ハンターみたいだけどね。
パイクハンターだな(笑)。
(いやーそのロッド2本もって背中にディパック背負った姿はガ○ダムの様だよ)
ガ○ダム?
ああ、ガ○ダムでけっこう。

がしゅぅいん、がしゅういん(笑)。
いやー、藪こぎもらくちん。
というわけで、あっという間に、目的地。
意外に浅いな。
意外に足下緩いな。
まあとりあえず投げてみましょ。
さすがにいきなりはこないか。

こういうところは目標物もないのでスピニングで遠投する方が良さそう。
しばし、投げまくる。

あー投げた方向と反対側で跳ねたりすんなよ!
うっ!
くーのらねー、食い損ないか?
反転したの見えたけど良いサイズだった・・。
(よそ見してっからのらねーんだよ)

同じところに投げてみよっと。


こないね・・。

しばし、投げまくる。
この姿は、ガ○ダムと言うよりはガ○キャノン。

よし!
今度はのったぞ!!
「お魚さんよ、悲しいけれどそれスピナーなのよねぇ」
ううっ、縮んだ・・。
よく見たら、手前どシャローだし、倒木はいってるし、
今回はいいけどデカいの来たらどうやって取り込むよ?

30 cm位のコパイク。
スピナーのサイズよく見ろよ、君には無理でしょ?
でもまあ、これでパイクハンターだ(笑)。
(よっ、コパイクハンター様)

らっらー

「何か言った?
何か聞こえた気がしたが・・・。」

あーあ、小雨振って来ちゃったよ。
まあウェーダーにウィンドブレーカー着込んでるからへっちゃらなんだけどね。
でも、あんま降ってくると着替えのとき大変そうだから、強くなりそうだったらあがろう。

らっらー

「ほらまた、何かが僕を呼んでいる?
だめだこれ以上、僕に近づいちゃ・・・。」

ほーら言わんこっちゃ無い。
フィッシュ!
しかもデカいヤツ!!

「君の声だったんだろ?
そんなに僕と戦いたいのか?」

フッキングもバッチリだ、いくらでも戦えるぜ。
と思ったけど、結構足場悪いし、大変かも。
ウェーダーじゃなきゃアウト。
おっと、反転!
でも大丈夫、こんなときのためのリアドラグしかもファイトドラグ付き。
これはいい、お魚のサイズや状態に合わせていくらでも微調整できる。
ロッドもベイトよりは力強くないが、いい感じで粘る。
これが、何とも言えなくファイトを楽しくさせる。
タックル選びは大正解じゃ!

「不思議だ。
君と戦っていると戦っている気がしない、なんて穏やかな気分なんだろう。」

おっと倒木だ。
こっちこっち。
何でこんな余裕なんだ?
先週もっとデカいのをあげてるからか?
こいつも同じぐらいあるぞ。
それに、タックルのパワーからしたら、先週より余裕がないはずじゃないか?
(おまえ、覚醒したのか?ニュータ○プか?)
寄ってきた寄ってきた、もうパイクはどシャローでムツゴロウ状態。
しかし、足場が悪いので強引には取り込めない。
足場のいくぶん硬いところを選んで勝負をかける。

よっしゃ!
草むらに引きずり込んだ。
先週のような醜態はさらせない。
今日はカメラがライジャケに入れてあるからまずは写真だ(笑)。

どうだこれ!
サイズわかんねぇって?
スピナーみてくれ、前のコパイクと同じヤツだ。
(ほんとに?)
メタニウムと比べてみろ!タックルボックスと比べてみろ!
(確かにデカいね)
ロッドあてると、こんな感じじゃ。

(デカいのこれ?)
いかん、ロッドがデカいから魚が小さく見える(笑)。
もう写真はとりあえずいい。
弱るといかんので、フックを外そう。
おっと、帰りがけの駄賃。

ラジペンと頭比べてみろ。
(確かにデカい、でも頭だけ?)
どりゃ!

なんか訳わからんやけっぱちの写真になってしまった(笑)。

お疲れさん。

ムツゴロウのように帰っていった。

雨がひどくなってきたな、釣具屋にでも行こう(笑)。

-本日のサイズチェック-
32 inch = 80 cmでした。
やっぱ、80超えるといい感じだね。

Date; September/21/2002
Place; ダックリバー
# of Bass; 0
Max size; ** cm
Av. size; ** cm

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