病気っす



Date; 14 &15/Jun/1997
Place; 桧原湖
# of Bass; 7
Max size; 40 cm
Av. size; 29 cm


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 今週は「Gedough Land」の神宮さん企画の「釣ったら食うオフ in 桧原湖」に参加のチームおのちゃんに便乗して、またもや桧原湖っす(笑)。
 それは先週のこと、このオフに参加する、おのさんやだてさんから桧原湖の状況の問い合わせがあり、それに答えていたらまた行きたくなってしまった・・。おのさんがまだどこに泊まるか決めていないと言うことだったので、「キャンプ場紹介するから、いっしょに釣れてって!」と持ちかけたら難なくOK!これでまた桧原湖に行けるっす、スモーリーに逢えるっす?
 土曜日の朝3時に起きて、さあ出発と思ったら、目が覚めたのは5時・・。おのさんにあわてて電話を入れ、1時間の遅刻・・・(おのさんごめんなさい)。気を取りなおして桧原湖へレッツ・ダ・ゴー・・・渋滞・・申し訳ない。東北道をひた走っているとおのさんにだてさんから電話が「昨日の夕方だけで、おかっぱりからトップでスモーリーが6匹っす。」。トップ!オカッパリ!6匹!!なんてバブリーな電話だろう、これ以上バブリーな話は思いつかん(笑)。車内はにわかに活気づく。電話が切れたあとおのさんに「で、サイズは?今日の釣果は??」「聞き忘れた(笑)。」謎が期待を呼ぶ。さあ困った。我々の宿泊場所はだてさんたちが泊まっているところから遊歩道で5キロほど離れている。泊まる場所を間違えたか・・・。
 なんとか桧原湖に着いたのはお昼。とりあえずバブルキャンプ場に顔を出してみる。だてさんに話を聞くと、どうもサイズは小さめらしい。このあたりはバスが回遊していて釣れまくるらしい。おのさんと作戦会議、結論はもちろん「とりあえず、ここでやりますか」(笑)。だてさんが「そうそう、Kiyoさんから聞いたリグ、ダメですぜ。あれはフローター専用じゃないんすか?」「そんなこと無いと思うんですけど・・」。
 さあ、オカッパリ開始!とりあえずいつものエコギアをつけて、オカッパリじゃ恐いのでノーシンカーにしてっと(笑)。キャンプ場のあたりは砂の浜辺と言った感じ。うーんこの辺かなぁ、岩盤でできたシャローもあるし、そのへんがブレイクかな?カツンッ!「よしフィッシュ!」オー引く、スモーリーあるね。 でもちょっと小さい、25 cmくらいかな?オカッパリでもオッケーね(笑)。とりあえずスモーリーに逢えて一安心。水温は20.3℃。
 おのさん達と合流してとりあえず、宿泊場所へと移動。こちらのキャンプ場は一転して岩盤だらけ、先週はまあまあだったけど今週はどうかな?水温は21.1℃。げげ高いじゃん・・。さあ、夕まずめまで攻めましょうか。私は浮輪でチームおのちゃんはボートで出撃。まずはチームおのちゃんに釣ってもらわねばということで、先週好調だったシャローへと向かう。ボートが2艇にオカッパリ4人・・、混んでますね。フィッシングプレッシャーが高いのか?魚が居ないのか?反応がない・・。必死に投げるチームおのちゃん。やばいっす、向こうで粘ってればよかったかなぁ・・。
 時は、4時をまわりボート屋が閉まる時間が近づいてきた。続々と帰っていくボート達、さようならー(笑)。ついにやってきましたね「ゴールデンタイム」。ボートが居なくなったシャローを攻めると「ほら来た!」うーんたまらない走り!こりゃ40 cm up っす。上陸してオカッパリをしていたおのさん達がボートで寄ってくる。おのさんの手にはビデオカメラ、むちゃくちゃ緊張入ってます(笑)。ちょっと(かなり?)ファイトを長めに楽しんだあと上がってきたのは40 cmのスモーリー。やっぱこれっすよ(笑)。
 さあ、チームおのちゃんも活気づいてきました。まずは悠蔵君にスモーリーがヒット!35 cmくらいだっけ?すっごくうれしそう(この模様&写真はおのさんのページで)。これで、悠蔵君もスモーラー(笑)。さーて次は誰だ?おいらでした(笑)。うーん、こいつも引くねー、ミミミミミィー、ミィッ、ぷちぃっぅ・・・(涙)。ラインチェックしてたのにぃ、今回のライン(スパーハードスピニング)は前回のライン(スーパーハード)に比べて傷つきやすいなぁとは感じてたんですけどねぇ。スモーリーよごめん。ポツン、ポツン、ポツンポツンポツンポツン・・、げげスモーリーののろいだぁ、すごい雨。おのさん達は木陰で雨宿り。
 雨は止んだものの服はけっこう濡れてしまった。おのさんと悠蔵君は着替えのためロッジへ。残って黙々と釣る翔蔵君。そして、オカッパリの兄ちゃん2名。そのうちの一人が釣れまくりだした。30 cm以下が多いが4本は立て続けに釣れてる、むむっやるな!よーく釣り方を観察していると、ワームで底をとって、スピニングのハンドルを一回巻いては止めまた巻いては止めの繰り返し、結構早いペース。そして大きめの岩に引っかかったらポーズしているらしい。さっそくまねっここじき。巻いて止めて、巻いて止める。ぷるぷる、「よし来た!」うーん引くけど35 cm止まり。「翔蔵くーん。巻いて止めて、巻いて止めてみたいよ」。さっそく翔蔵君も巻いて止めて巻いて止めて、カツーン!「釣れたけど寄ってこない」んー、引いてますねぇ、けどなんか違う。倒木の枝ごとスモーリーが釣れてきた、30 cm くらいだっけ?(この模様もおのさんのページに載るでしょうきっと)これで、翔蔵君もスモーラー(笑)。こいつ、誰かのミートヘッドを丸飲みにしたまま・・。スモーリーはけっこうこのパターンが多い、ワームが口に刺さったままよく次のワームを食うね?みなさんラインブレイクには気をつけましょう!(おまえだおまえ)、すみません・・。「釣ったら食うオフ」参加のためひとまずあがり。
 みんなタックル片手に遊歩道をキャンプ場へと向かう。途中おいしそうなところを見つけたらすぐさまラン&ガン。「ここでやってみますか?」とみながうなづいたのは浅めのワンド。「トップに反応出た!」おのさんの声、「釣れたぁー」、これでおのさんもスモーラー。しかし、小さい(この模様はおのさんのページで大々的に報告されるでしょう、きっと)。ピヨーン、ピヨーン、なんじゃここは?あたりがあるけどすごくちっさい&乗らない。ギルか?いえいえ、スモーリーです。でも、ぼくちゃんちゅもりゅまうしゅばちゅでちゅぅって感じ。翔蔵君もおいらのよこですかさずフィッシュ。みんなで、幼児虐待に・・、おいらは2匹+水面に抜き上げオートリリース2匹?ちっちゃくても生意気に走りますね(笑)。ついに日も暮れてしまった。一路遊歩道を急ぐでも遠い・・。
 やっとキャンプ場に着いたのは夜8時、グッドタイミングで今から焼きはじめるとのこと。そこには、見事におろされたスモーリー達が。なんとこいつ等、みんなプレスポーンの雌だったそうな。それが証拠に「たらこ」のような卵がまな板の上に(これ食べたんすか?神宮さん)。料理の詳しいレシピは神宮さんのページで。そんでもって味の方は?とてつもなくうまい!料理人ヘビキャロさんの腕か?素材の良さか?とにかく、ごちそうさまでした。また遊歩道を歩いて帰る我々を不敏に思って、だてさんと三原さんが車で行けるところまで送ってくれました。本当にどうもありがとうございました。おかげて11時には寝ることができました。さて、明日の朝の爆釣はあるか?

 3時、さあ朝がやってきた。寝てる宣言をした悠蔵君をロッジに残し、いざワンドへ。勝負はボート屋が開く6時まで。水温は16.0℃(けっこう日格差あるのね)。うーん、釣れない・・。そんなこんなしていると。ボートの音が・・。まだ5時っすよ?終わったな・・。途方に暮れながらスローリトリーブを繰り返す私を後目にNBCのワッペンをつけたボーターが次々と「はや巻き」でスモーリーを上げていく。そこおいらも攻めたよぉ、そこもぉ・・・。パターンは「はや巻き」か?しかし、サイズはノンキーだぞ?おのさん達はあきれはてて?「ロッジの方へ行く」と言って行ってしまった。残された私。ホントに「はや巻き」なのかなぁ・・・。迷いが生じたら終わりである、何をやってもダメ。今日はまだノンフィッシュ、気持ちは焦る。ますます釣れない(笑)。冷静になって考えてみる。大移動はできない、魚はまだ居るはずだ、はや巻きで捕れる魚は捕られてしまった、それなら原点に返ってデットスローか?「焦らずゆっくり巻け、速く巻いたら食わないぞ」そうつぶやきながらドロップオフを攻める。ほら正解!しかもこいつは引くぞぉぅっ。40 cm!きっと、はや巻きにはチビ、おそ巻きにはデカっす。
そう信じながら巻き続けると、また「フィッシュ!」でもおそ巻きなのに30 cmでした、引いたからいいけど(笑)。ふと時計を見ると「早めにあがりましょう」と約束した7時に。満足感に浸りながらロッジへと向かう。
 おのさん達はどこ?ロッジの周りにはいましぇーん。しばらくしておのさんがやってきて「子ども達、きのうの爆釣ポイントでがんばってるんですよ。昼までいいですよね?」「いいっすよ!おいらは高速での運転交代のために寝ときますよ。」。なんだこの余裕は?「いまさらこばっちーはいらないっす。」それが彼の答えらしい(笑)。Zoo....このあと2桁や38 cmの話を聞かされるとは、今の彼に知る由もない・・(詳しくはおのさんのページで)。
 まあみんなスモーラーになれて良かった良かった。0と1では大違い。いい釣りをしたあとの釣り人はまさにごきげん。そして、その姿は普通の人が見ればまさに病気。この病は長そうだ・・。

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