スモーリをねらへ!



なんか負けることが怖くなくなったらスモーリーが釣りたくなった。
今年は1匹外道ワールドではぐれスモーリーを釣っただけだもんなぁ。
とはいえスモーリーワールドに行くわけにもいかないし・・・・。
浮き輪でねらえそうなスモーリの居るところはないかいな?
流水で釣るわけにも行かないし、野池には居そうにもない。
そうなると、大きい湖のワンド狙いか?
と言う条件で絞っていくと、レイクウィスコンシンかな?
湖の南西側に北向きのワンドがいくつかあるから、そこ行ってみようか。
ついでにその近くにあるデビルスレイクも釣り地図ではスモーリーが居ることになってるので、
車で一通り下見して浮き輪る場所を決めよう。

よくよく道路を地図で確認するといつもの所の近くなのに湖を大回りしないといけない。
それよか、他のハイウェイで行った方が近いように見えたので、今日は別ルートでGO!

・・・、町中ではハイウェーだったのに数マイル走ったら下道になっちゃった・・。
アメリカではよくあること。
すこし運転は疲れるが、気を取り直して、まずはデビルスレイクへ向かおう。

そこはデビル、デビル、デビル、デビルレイク、デビルレイク♪
大バカ者の名をうけて、浮き輪に乗って戦う男♪
チマチマテラーでサーフェイス
メガバスミノーでジャーキング
エコギアミノーはただ引きで
ゲリヤマグラブはノーシンカー
浮き輪の力、身につけたー・・・

歌い終わらんうちにデビルスレイクが見えてきたぞ。

あーダメだこりゃ。
観光地だよここ。
江ノ島かってぐらいみんな淡水浴してるじゃん。
ボートもいっぱい。
この近くに1万人規模の街があるからみんな近場で遊んでるんだきっと。

しょうがない、本命のレイクウィスコンシンに行こう。
狙いのワンドは流れ込みがあってロッキーな底、そして水深も30フィート以上。
檜原湖のイメージでいけばこれぞスモーリーって感じでしょ。

・・・・、泥じゃん。
・・・・、ボーターが集会してるじゃん。

この辺のワンド全部そんな感じ。
それ以外の岸は全部、別荘地。
一瞬にして、計画は水の泡。

さてどうするか?
1,フォックスレイクへ
2,根性で探検

2を念頭に最悪は1。
と言うことで湖沿いに北上。
いい場所がみつからぬまま、見覚えのある光景が。

ここ去年おかっぱった川じゃん。
とりあえず投げてみっぺ。
(おいおい浮き輪じゃないのかよー)
反応無し。

確かこの辺に三日月湖無かったけか?
地図で確認。
ほらほらロングレイクって言うんだ。
確かスロ−プもあったはずだからそこ行ってみよう。

あれ?
道間違っちゃった。
ここ去年の暮れおかっぱれそうだなって立ち止まったところ。
確かに、夏になるといい感じだね。
とりあえず投げてみっぺ。
(浮き輪・・・)
うひょ!
やりー!
今日もボウズ無し。

コバッチーだけどね。

さてさて移動。
スロープにつくとキャリアのついた車が2台。
そんなに人が居るわけでもない。
おっ1艇帰ってきたよ。
「釣れた?」
「釣れた。」
「なにが?」
「ちっちゃいブルーギル。」

あーやめたくなってきた。
でもふいんき的にはいいサイズが居そうなんだけど・・。
自分を信じよう。
というわけで入水。
入水場所のワンドはこんな感じ。

まあ基本的にマッディーで岸ぎわリリパッド&ウィード。
さて、どっちに行くか?
上流側?

下流側?

っていっても流れは無いんだけど。
まあボートの居ない上流側から行きますか。

リリパッドをヤクザなブタさんで絨毯爆撃。
しかし、反応無し。
反応あってものらない。
嫌な予感。
「浮き輪でボウズ?」
とにかく、リリパッドは苦手。
どこに魚いるかよくわからない。

こまった。
フォックスレイクのおかっぱりの様に、藻とオープンな所の境目をエコギアでいってみるか?
ふぃっしゅ!
いるじゃん!!

でもこばっちーだ。

もいっちょ!

一段とコバッチーだ。

黙々とつり上がっていくも、出るのはコバッチーのみ。
移動中にキックトロールでもぽんぽんとあがってくる。
されどコバッチー。
エコギアが傷んでいくだけ無駄。

そんなところに、ボーターが通りかかる。
この湖のボーターはみんなマナーがよくて、横を通るときはアイドリングで通ってくれる。
そうすると、ちょっと話しかけられちゃったりする。
「釣れた?」
「ちっちゃいのばっかだよ。おっきい魚居ないのこの湖?」
「下流の方で12インチぐらいの釣ったよ。」
「バス?」
「うんバスとかギルとかクラッピーとか。」

どれが12インチだ?
それにしても俺には相変わらずコバッチー。
あーまいった。
がさごそ。


森の中から鹿さんが。
僕のこと応援しに来てくれたんだね!
(違うと思うよ、ただ水飲みに来ただけかと・・)
なにも言わなくてもわかってるって。
「Catch more fish!」だね。
(だから水飲みに来ただけだって)

おおこんな所におあつらえ向けの倒木が。
先週の湖よりは岸ぎわも水深ありそうだからこいつでいってみますか?
ゲリヤマグラブはノーシンカー♪(笑)。
スキッピングで奥にぶち込んでとっ、フィッシュ!

かー相変わらずこばっちーやんけ!

もいっちょ!
少し沈んだところでアタリが!!
よしっ!今度は引くぞ。
あっ、いいサイズのギル・・・。

ギルの居るところにバス有りだ。
桃源郷ではそうだった。
よし!3連発!!
今度も引くぞ。
・・・、クラッピーですか。

いいサイズのバスは居ないのか?
懲りずにもう1回ぶち込む。
今度は沈んでいく。
そして速度に変化?
よしっ!今度はもっと引く!!
かー、やっとキーパーサイズのバスだよ。
あーんして。
嫌なところにフッキングしてるなぁ。
掴みづらいからもう少し寄せるか?
あー潜るなって。
そこって小枝ねーか?
あっ、枝化け・・。
まじかよ。せっかくのキーパーだったのに。
全速力で倒木から離れなきゃダメなのか?

何にせよ、魚の取り方は見えたぞ。
リリパッドはどうやって攻めていいかわからないけど、倒木の攻め方は知ってる。
何せ桃源郷で鍛えまくってるからね!
(!ってわりには枝化けされとるやんけ)

というわけで、もっと倒木のある下流側へ移動。
移動中と倒木周りでこれでもかってぐらいコバッチーにいじめられる・・。
コバッチーしかいないのかぁ?
よしきた!

今度は間違いなく掴んだぞ。
これでキーパーゲット。

黙々と倒木をたたき続ける。
しかし、・・。
あーもうコバッチーいらない・・(笑)。

暗くなってきたし、近場の倒木もそろそろ打ち止め。
ん?
よしのった!

まあこんなもん。

ひきあげじゃ。

んー、このパターンで攻めていけばもう少しいいサイズねらえるのかな?
陸封スモーリーを期待してたんだけど居ないね。
(タイトルとちゃうやんけ?)

Date; July/13/2002
Place; ロングレイクとその周り
# of Bass; 58
Max size; 32 cm
Av. size; 20 cm

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