How you doing?

Hi ニッポンのみんなげんきかい？

ニッポンのAkiからこんなメールが届いたぜ。

うれしー

すっかり、フライマンになってるやんけ。
バスはどうした！浮き輪はどうした！

先週末からサマータイムが始まったんだけど、夏とは名ばかりな寒さだぜーとそのときは言っていた。
しかし、今週になったらすっかり春めいてきて、桜は満開、ウグイスはさえずり、
真新しいランドセルを背負った小学生が上履き入れを振り回しながらコークの空き缶をけっ飛ばし、
セーラー服の女子高生がきゃぴきゃぴ歩いてる。

うそ、ぜーんぶうそ（笑）。
そんな日本の春のようなことは何もない。
ただ突然暖かくと言うよりは暑くなって、突然アメリカ人は半袖半ズボンになるだけ。
なーんも春らしくない。
それでもアメリカ人達は春だと浮かれて遊びまくる。
職場のボブも
「Kiyo釣りに行かないの？俺はしないからよくわかんないけど春は釣れるんだろ？」
などと言い出す。
仕事が忙し目で抑えていたのに・・。
夕方もサマータイムのせいで７時でも明るい。
窓の外の路をボートを引っ張った車が通りすぎていく。
あー、そんなことが全て背中を押して、
木曜日に今年のフィッシングライセンス買いに行っちゃったじゃないか（笑）。

そして、今日は真夏のような日差しが照りつける土曜日。
用事を済ませたあと、昼からの出陣です。

そこでbad news...
カーナビが・・。

それはきょねーんの、くりすますのひー♪
どろぼうさんがー、もってっちゃいましたー♪

車上荒らしにやられてデーターごともってかれちゃいました。
保険も、車の保険でも、身の回り品の保険でもカバーできないそうです・・。
まあ、必要な路は全部憶えたし、いまとなってはいいんですけどね。
でもむかつく。
だから今年は去年の様なラン＆ガン作戦は不可能ですな。
まあ手持ちはいくつもある。

かって知りたる、釣り場への路。
犯罪者は現場へ戻る。
釣り人は釣れた場所に戻る。
ということで、ダックリーバー。

ありゃりゃ。
けっこう水いっぱいっすね（去年と見比べてね）。
釣り人は無し。
とりあえず、去年から付けっぱなしのエコギアで一通り探ってみる。
だめ、何の反応もない交通事故すらない。
ワイヤー外して（つけっぱなしかい！）、もう一度探ってみたけど、何もない。
困った、ここならなんかしらの魚には会えるだろうと思ってたのに・・。
居るのはチビッコシャッドばかり・・。

ちびっこ？そうだチビッコワンドに行こう！

チビッコワンドも少し増水気味。
ここも釣り人は無し。
さて、キャストしてみますかねぇ。
おおっ、何か追ってきましたぞ。
バスだ！
それもランカーサイズ（チビッコワンドの）！
あっ、なぜジグスピンのブレードに噛みつく。
ああっ・・。

気を取り直して。
キャスト。
着水と同時に何か動く。
フィッシュ！
しゅぱぱぱぱー。
のったけど、チビッコワンドサイズ・・。
あっ、浮いてたゴミにあたったらはずれた・・・。

針先なまってない？
「いんやなまっでなんかねーだよ」
なまってるやんけ（笑）。

あー、貴重なバスを２匹も失ってしまった・・。
その後は反応無し・・・。

さて、流れ出しに移動すっかねぇ。
後ろから車が一台。
駐車場に入ってもついてくるやんけ、何事？
覆面？カツアゲ？
ちょっと車内でじっとしてよーっと。
なぬ？
ただの親子の釣り人か。
しかも先にポイントに入られた・・。
今日みたいな日は流れ出しの先のシャローな池の方だと思っていたのに、見事にとられた・・。

仕方がない、去年スモーリーやパイクが出てる本湖側を攻めよう。
エコギアのただ巻き反応がないなぁ。
檜原湖のスモーリーのように超スローずる引きかなぁ？
ん？
せーかーい！
スモーリーと違ってもぞもぞってかんじだけど、スウィープにあわせたらのった！
ひくねぇ。
なんか俺びびってる。
なんにびびってるかって？
魚がかかるとライン切れるんじゃないかって不安がいつもつきまとうようになってる。
全てヤツのせい。
暴力的なアタリじゃないからヤツじゃないことはわかってるのに。

あがってきたのは、30 cm upのプリスポーンバス。
今年の初物としては上出来。

ヒットしたのは、あしの先っぽですな。

同じ調子で丹念に周りを攻めると。
また同じ感じの鈍いあたり。
昔の俺ならこのあたりは取れてないんだろうなぁ。

おおっ、ちょっとサイズアップ。
今年の俺っていけてる?
パターンも見えた感じ。

おりゃー！

いえい！
またサイズアップだぜ！！

どりゃー！
ぱぴゅーーーん。

ありゃ、いきなりサイズダウン。
君はあっち（チビッコワンド）におかえりー。

しかし、エコギア様々、サイズを選ばずよく釣れること。

そこへ、釣り人のワゴン車が橋の上から、
「釣れってっか？こんなオープンなところでワームなんて引っ張ってちゃダメだっぺ。
男ならプラグの男引きだよ、はは。ところで何匹釣れた？」
「４」
「ギルか、そのワームじゃなー」
「ラージだよ」
「（運転席の友人に向かって）ラージもうでてるんだってよ。まあ、がんばれよ！」

なんか感じわるー。
でも、最後の反応からしてギルしか釣れてねーな（笑）。

こんな、岩ごろごろしてるボトムに付いてる魚、おかっぱりでプラッギングは無理でしょ？
エコギアずる引きが一番だって。

ほらまた釣れた。
これもプリバス。
たまってるな。
でもラージしかでねーな。
スモーリーは終わってるのか？

ありゃ？

縮んじゃったよ。
しかし、この湖すごいな。
去年はシーズン終わってから来たけど、それでも釣れてたからバスが多いことは予想してたけど、
これほどとは。

よしきた！

こんどのはいいサイズ。

少し寒くなってきた。
暑いと言っても日差しが強いだけで、気温はそんなに高くない。
上着を取りに行ったついでにシャローな池側を見たら、
親子連れが帰ったので、シャローな池側を攻めてみる。
さすがに、ここはワームずるびいていても、退屈だ。
よし、ベイトロッドを出して、バイブレーションのお・と・こ・び・き！
んー何の反応も無い。
こっちはハズレか？

もとの場所に戻って、エコギアずる引き。
やっぱこれじゃん！ってこいつデカいや。

ははは、40 cm up。
去年のスモーリーほどデカくないけど。
ぷりぷり、重すぎこいつ。
いいのか？
出だしからこんなにいい思いをしていいのか？
夢落ちとかじゃないだろうな？

寒いと言っても、着込むと暑かったりもする。
やっかいな気候だ。
帽子をとってもうワンキャスト。

さすがにサイズアップはないが、まあまあのサイズ。
いいのか２桁だぞ。

さすがに、同じ場所では釣れなくなった。
と思ったら橋の向こう側に釣り人が。
何で攻めるのかと思って見ていたら。
ちゃぽっ、ちゃぽっ。
ポッパーかい！
人がずるびいているときにトップかい？
しばらくして彼は帰っていった。

そういうこだわりの人なのか？
それともやはり男はプラグなのか？

釣れなくなったので試しにバイブのお・と・こ・び・き。
おおっ、なんかライン違う方向に持って行かれるあるねぇ。

なんか久々にバイブレーションプラグでバス釣った気がする。
前回のバイブの獲物は古代君だったもんなぁ。
今日はラージしか釣れないけど、他のみんなはどうしてるんだろう。
あの個性的なファイター達が懐かしい。

そのあとプラグを投げまくるもあとは続かず。
日が傾いてきたので、帰路につく。

なんて、ひきぎわ早いんでしょう。
まあ、11匹も釣れりゃーね。

今年はすごいぜ（きっと）。

Date; Apr/13/2002
Place; ダックリバー＆フォックスレイク
# of Bass; 11
Max size; 42 cm
Av. size; 30 cm

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