第1章  感動のブダペスト到着


NH209便(DC)

ブダペストへは、フランクフルトで乗り換えです。日本からの直行便はありませんから、どこかで乗り換えるわけですが(付録:旅の情報を参照して下さい)、この旅では、フランクフルトでの乗り換えになりました。夏休みに、希望する日にちで都合の良い便の航空券を得るのはなかなか難しいようです。成田(10:05)→フランクフルト乗り換え→ブダペスト(18:20)が一番の候補でしたが、結局、この第1希望の便の予約が難しく、第2希望の便で、しかも当初の予定を1日早めての旅となりました。

成田 13:30 →(NH209便)→ 18:30 フランクフルト 22:10 →(LH3416便)→ 23:40 ブダペスト
ブダペストへの到着は、遅い時間帯です。しかし、結果的に、この遅い到着が、感動のブダペスト到着となりました。


フランクフルトへは、約12時間の飛行です。日本海を越え、ロシアは沿海州に沿って北上し、シベリアの大河をいくつか越え、サンクト・ペテルブルクの近くを飛んでいきます。そしてバルト海を抜けドイツへ至ります。

新潟上空(DC)

新潟上空
いよいよ日本を離れます。
シベリア上空(DC)

シベリアの大河を
いくつか越えて
たぶんバルト海から陸地へ入るところ(DC)

バルト海から陸地へ(たぶん)
フランクフルトはもうすぐです。

フランクフルトで、しばし乗り継ぎ待ちです。少し時間をつぶし、搭乗口の案内が出るのを待って搭乗口近くへ行くも、まだまだ時間があります。係員もいません。お店を見て回ったり、持参したガイドブックを確認したり、と時間をつぶしましたが、かなり暇でした。

フランクフルトからはルフトハンザ機です。順調に定刻の出発、ブダペストへは1時間半のフライトです。

飛行時間からみて、そろそろブダペストに近いんじゃないかな?と思う頃、窓から見る下の風景にも、明かりが多くなってきました。それなりの大きな町だなあ・・・・。やはり、ブダペストの街の灯りが見えるのだろうか? 光り輝くブダペストの街を見たいものです。しばらく下を眺めていると、川が流れているのに気づきました。暗い大きな中州とも島とも言えるものがわかります。マルギット島? ドナウ川とマルギット島かな? その直後、明らかにくさり橋とわかるものが目に飛び込んできました。くさり橋だ! 白く輝いてはっきりわかります。圧倒的な輝き! なんと感動的な! その右下には、オレンジ色に、王宮もわかります。すばらしい! なんともすばらしい! もしかしたら、とは思っていましたが、まさか見えるとは! 心の中は興奮と感動でいっぱいです。その感動の中、ブダペスト・フェリヘジ空港に到着です。


くさり橋と王宮

くさり橋と王宮




第1章 感動のブダペスト到着


第2章 ドナウの真珠、ドナウの薔薇 へ


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