中部地方


富山県 新湊市

日本海に開けた港町、新湊市。マンホールのふたには、市の花「ケイトウ」が描かれています。新湊市の富山新港には、「海の貴婦人」「太平洋の白鳥」と呼ばれた海王丸が係留保存されています。



富山県 富山市

市内のいたるところから立山連峰を望むことができる富山市。キャッチフレーズは、「立山あおぐ特等席、富山市」です。富山市のこのマンホールのふたは、市の草花「あざみ」をデザインしたものです。あざみの根は薬用になり、富山名物の薬にもつながることから市の花に選ばれたそうです。


こちらは消火栓のふたと、たぶん水道の仕切り弁の蓋でしょう。日本海からそそり立つ立山連峰、そして雪。周りにはアザミがデザインされています。



山梨県 上九一色村

富士五湖の中で一番小さな湖、精進湖の湖畔にあったものです。富士五湖としては精進湖の他に、本栖湖も、ここ上九一色村にあります。更に富士ヶ嶺高原や青木ヶ原樹海も上九一色村に含まれます。村の花:フジアザミ、村の木:ヒメコマツ(富士五葉)、村の鳥:コノハズク、村の獣:ニホンリスということですから、描かれている鳥はコノハズクでしょう。そのコノハズクの頭の向かって左に、「上九」の二字を組み合わせ図案化した村章が描かれています。



山梨県 河口湖町


富士五湖のひとつ河口湖の町。町の花が月見草ということですから、このマンホールの図柄は月見草だと思います。
まん中にある町章は、よく見ると、一番下(うしろ)に富士山があります。

1996年8月採取



山梨県 昭和町


かつてゲンジボタルの大発生地だったこの地は今、「ホタルの町」を蘇らせようと努力しています。昭和町にある小学校、中学校の校章にもホタルがデザインされています。



山梨県 中富町


和紙の里・中富のマンホールのふたです。和紙をすいている様子を中央に、町の花・あじさいを周囲に描いています。




山梨県 増穂町


中央に「明治のロマン」民俗資料館を、周囲に町の花・あやめ、町の木・まつが描かれています。




山梨県 山中湖村

富士五湖のひとつ山中湖の村。山中湖と白鳥、そして富士山の絵柄です。白鳥は「村の鳥」にもなっています。写真に写っている赤いゴミのようなものは、散った桜の残骸、がくの部分(?)です。


こちらは、まん中に村章が描かれたものです。左の写真をクリックして拡大した写真でもわかりづらいかもしれませんが、富士山を上下にあわせた(富士山と湖に映る逆さ富士のイメージか?)マークのまん中に縦に山中と言う文字が入っています。



長野県 更埴市


アンズの里、更埴市の森地区にあったものです。
図柄はアンズの実だと思います。同地区は、春には一面、アンズの花に覆われます。

2001年4月採取




長野県 長野市

1998年冬のオリンピック開幕前の長野市で採取してきました。


オリンピックしていますね。


まわりはリンゴ、
中はその花でしょうか。


右と同じ図柄ですが
色なしです。

1998年1月採取
長野冬季オリンピック 記念鉄蓋 1998

エムウェーブにある長野オリンピック記念館の入り口に飾ってあったものです。


1999年5月採取





こちらの2つは、JR長野駅前にあったものです。

2001年4月採取



長野県 白馬村


長野県の白馬村にあったものです。
白馬三山(?)とカタクリの花です。

1999年5月採取



岐阜県 岐阜市 New! 2005.5.15.追加


岐阜市は長良川の鵜飼で有名ですが、鮎を追う鵜が描かれています。撮影した時はどこが上なのか絵柄からはわからず、また文字がまったくなかったことから、こうだと思って撮影したのですが(上の2つがそれ)、どうやら違っていたようです。鮎が2匹描かれているところが右側、1匹が左側のようです。下の2つは上の2つをそれぞれ上下左右を正しくするために90度左回転した写真です(違和感のある写真となってしまいました。右側から首を傾けて見たような感じといえなくもない)。 中央には漢字の「井」の字をデザインした市章が描かれています。この地は古くは井の口と呼ばれていたことによるものです。そして、岐阜と命名したのは、織田信長です。




岐阜県 関市 New! 2005.5.15.追加

刃物のまち関、鵜飼のまち関、円空のまち関。古式日本刀鍛錬の様子と鵜飼の様子が描かれています。市の花:きく、市の魚:あゆ、市の色:わかくさ色も表現されています。(市の木:杉、市の鳥:かわせみ)

関の東が関東で、関の西が関西、関東と関西を分岐する関市ですが、ドイツのゾーリンゲンと並ぶ世界有数の刃物産地で、市内には刃物に関連する観光施設がいくつもあります。


岐阜県 美濃市 New! 2005.5.15.追加

「うだつが上がる」のうだつを中央に、まわりには美濃祭りの花みこしでしょうか、がデザインされています。花みこしは、美濃和紙の産地らしく桜色に染めた紙の花が桜の花が乱舞しているかのように見えるものです。うだつの上には市章があります。市章は、美濃(三の)ということで「の」の字を亀甲形にして3つ組み合わせたものです。亀甲形は、美濃市の中心街が他よりも高く亀甲形をなしていて亀野と呼ばれていたことによるものだそうです。



静岡県 御殿場市


富士山を背景に力走するD52型蒸気機関車が描かれています。その左に描かれている花は、市の花、富士桜でしょう。御殿場を通る鉄道は、今は御殿場線と呼ばれるローカル線ですが、丹那トンネルが出来るまでは東海道本線でした。勾配のきつい路線を長大な列車を引くために特に力の強い機関車が必要で、そのために生まれたのがこの強力なD52型です。大型で線路の頑丈な大幹線しか走ることができず、どこでも使われると言うものではなかったのです。そのSLがこうしてマンホールに描かれています。



静岡県 静岡市 (旧 清水市)


市の花木・きりしまつつじの絵柄です。清水市には、日本平、三保の松原といった景勝地があり、また清水次郎長も有名です。

左は消火栓、右は仕切弁のふたですが、さすがサッカーの盛んな清水市、サッカーの図柄です。



静岡県 裾野市


富士山の南東の裾野に位置する町、裾野市。富士山を望むデザインです。描かれている花は、市の花、アシタカツツジでしょう。裾野市には、日本ランド、富士サファリパークなどがあります。



静岡県 長泉町


北に富士山、南に駿河湾を望む、長泉町のマンホールのふたです。上方やや右側に富士山が描かれています。



静岡県 沼津市


この写真ではちょっと見づらいですが、手前に市の花、ハマユウ(でしょうか?)が配され、その向こうに駿河湾越しに富士山が描かれています。



静岡県 富士市


富士山の南、駿河湾に面した富士市では、どこからでも立派な富士山を望むことができます。富士市南部の海浜は田子の浦と言われ、北に富士山を仰ぎ、西に三保の松原を望む景勝地です。マンホールの図柄は、そんな富士市らしい、波に雲、そして堂々の富士山の図柄です。


富士市はまた、竹取物語発祥の地、かぐや姫の里でもあります。その竹取物語をテーマにした消火栓のふたです。このふたを見たときは、なんだこれは! とビックリしてしまいました。



愛知県 名古屋市 New! 2005.5.15.追加

名古屋市上下水道局のイメージマーク、アメンボが描かれています。同局のホームページによると、名古屋市の下水道の供用開始80周年にあたる1992年からイメージマークとして活用しており、アメンボは別名にミズスマシとも呼ばれ、水のあるところへ素早く飛んで行く、また、渓流など流れのある水域にも生息し、水道・下水道のイメージにもぴったりといことです。

左のは、デザイン博覧会の開催にあわせて作られたものです。中央に名古屋城、まわりには名古屋の名所がデザインされています。中央の名古屋城のところが、丸に八の字の市のマークになっているものが基本のようです。中央部がこの名古屋城のほかに、名古屋港のポートビルになっているものも確認しています。

こちらは消火栓のふたです。左側のは名古屋城としゃちほこが、右側のは右下と左上にしゃちほこが対称に描かれています。





オープニングへ(表示リセット)