ある日の朝の出来事 part1

ある日の朝の出来事 part1
著・七梨
登場人物:保科智子(委員長)、藤田浩之、神岸あかり ある冬の日の出来事 ピピピピ、ピピピピ・・・ カチッと目覚ましを止める。 「ふわぁあ〜〜もう朝か。でもまだ眠い。しかも外は『ゲッ』雪だ!どうりで寒いは ずだ。 後十分・・・おやすみ〜。」 その時、玄関の方から 「浩之ちゃ〜ん、朝だよ〜!早くしないと遅刻だよ〜!浩之ちゃ〜〜〜〜ん。」 「そんな馬鹿な。まだ七時半だぜ。遅刻するかよ。」 それでもしかたなく、外に向かって 「わかったわかった。」このままほっとくと『浩之ちゃ〜ん』って何度もまた言われ そうだしな。 布団から起き上がる。 「う〜〜。やっぱ寒みい。」着替えて玄関に行く。 「よう!あかり・・・なんでこんなに朝早く・・・。」 「だって〜〜。」 玄関の横を見る。 「お、おはよう藤田君。」 「よう、委員長。ってどうしって。委員長が・・・。」 「いやな、ほらたまには一緒に学校でも行こうかなっと思ってな。」 「保科さんね、ずっと待ってたんだよ。」 「えっ!ずっとって・・・。」 「ほらな、なんて声かけたらいいのかわかんかってな・・・。」 ずっと待っていてか委員長は、少し震えていた。 「あかり、だから遅刻って言って起こしたのか?」 「うん。なんかね、朝保科さんが、浩之ちゃんのお家の方にいったからねもしかし てって・・・。」 「委員長、何時から待ってたんだ。」委員長に、尋ねてみた。 「うん、七時二十分ぐらいかな」 おいおいもしもあかりが気付かなけりゃ八時頃までこの寒い雪の中、俺は起きてこな かったぞ! 「とりあえず、上がれよ。」 「うん、それじゃあ。」 「おじゃましま〜す。」と、委員長とあかりを家に上げた。 居間に二人とも座る。 俺はコーヒー三人分入れて居間に持って行く。 「はい、委員長、あかり。」 「あ、ありがとう。」と、委員長。 「ありがとう、浩之ちゃん。」と、あかり。 「委員長、砂糖とミルクだったな。」 「うん。ありがとう。」 「委員長待ってるのもいいけどさすがに早すぎるぜ!」 「うん。でもな、早くその藤田君に会いたくてな・・・。」恥ずかしそうに言う。 「浩之ちゃんもう少し早く起きた方がいいよ。」とあかりが。 なんか俺一人が悪いみたいだ。そんなこんなやっていると、 「おっ!もう八時だぜ!早くいかないと。」 「あ、そやな。急がなほんまに遅刻するわ!」と、委員長。 「早く行かないと。」と、あかり。 「それじゃ行くか!」 鍵を閉めて学校に走り出す。 走っている時に委員長に、 「委員長、外で待ってて寒かっただろ。今度来る時は遠慮なく声かけてくれよな!早 起きするからよ!」 委員長は 「うん!わかった。今度は、もっと早く来るわ!」 俺は 『げっ』と、思い「こりゃほんとに早起きしなきゃな。」 と、苦笑しながら学校に行ったのであった。 完 下手な一作目になりましたがこれからもよろしくお願いいたします。 感想なんかも聞かせてほしいです。(どこを直したらいいかなど)

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