Fujitsu Micro 7(FUJITSU)
  • 俗にいう「FM-7」1982年頃に富士通より発売された8bitのパソコンで、当時NECのPC-8801、SHARPのX1と覇権を争った。CPUのチップとして6809搭載した最強の8bitパソコンFM-8の廉価版という位置付けだったと記憶している。高価なFM-8に手が出なかった人がこぞって購入した名機(モトローラの最強8bitcCPU6809搭載)で、初代8801と同じキーボードと一体型のボディだった。その後、廉価版FM-New7、拡張されたFM-77、結構最近までグラフィックなら現役マシンに通用すると言われたFM-77AVが発売された。FM-77AVは伝説的名機でその名も「総天然ショック!!」4096色同時発色は強烈だった。ただし縦が200ドットなので色数の割に云々…などと言ったらマニアに怒られるのでこのへんにしておく(笑)
  • 宣伝はタモリがしていた。もちろんペタっとしたオールバック時代(爆)
  • FM-8時代からとっつきにくいというイメージがあったのか、覇権を争った3機種の中で最も早く廃れてしまった。その影響か、エミュレータの種類も少ない。しかし少なくてもいいくらい完成度の高いエミュレータが出ているので心配はいらない。
  • イメージファイルの拡張子はD77,T77(テープイメージ)

XM7Version V3.3L20/V2.8L20
推奨度:★★★★★ 音:★★★★★ 対応ゲーム:★★★★★
■ 特 徴 ■
  • FM-7または77AVに対応したエミュレータ。Ver.3.X系がFM77AV40SXまで対応、Ver.2.X系がFM-77AVまで対応、Ver1.X系がFM-7だけです。
  • Ver.1.Xは7つのプラットフォーム、WIN32(DirectX対応)/Win16/9821/AT/Linux/X68k/TOWNSに対応。すごすぎ。
  • Ver.2.XはWin32またはLinuxに対応。
  • 3.XはFM77AV40EX。
  • 動作にはFM-77AVまたはFM-7(3.Xは77AV40EX)のBIOSが必要。
  • 動作はWin32版でも十分軽快。再現度も完璧に近い。
  • 作者のPI.さんはプログラム・解析能力に長けている方で、様々な機種の研究結果も掲載されている。X68kにソーサリアンを移植した事でパソ通界で有名だった。ちなみにPI.さんは「ぱい」さんと読む。最近はがたけがみりうさんが開発を引き継いでいます。

    ◇公式サイト◇
     http://www.ipc-tokai.or.jp/~ytanaka/

    ◇引継ぎサイト◇
     http://retropc.net/ryu/xm7/index.shtml

    ◇解説サイト◇
     http://www01.u-page.so-net.ne.jp/ra2/shimura/