| 南斗聖拳の場合は拳術で、しかも歴史的にも北斗神拳に近いものがあるから、違うだろうね。拳術に連なる武術として剣、斧、鞭、弓を使うものがあってもおかしくはないと思うけど。 火薬を発明したのは中国だけど、火薬による戦争が一般化したのは元から明にかけてだし、やっぱり砲術や近代に発明されたダイナマイトはうさんくさいよ(笑)
南斗の108派の108という数字にも東洋、特に中国では強いこだわりがある。 水滸伝で考えると、36人の天コウ星(大頭目)と72人の地サツ星(小頭目)で合計108人。 正史では宋江を含めて36人による叛乱だから、72人を足して108人にしたのも、108に対する強いこだわりだね。 天コウ星は六任という中国古来の占星術の中の神で、水滸伝の時代(宋)に北斗(北斗七星の柄杓の柄の部分の3星が天コウ星の「コウ」と呼ばれる部分)と深く結びついたというから、南斗108派の発想もこのへんから来ているのかもしれないね。残る4星の第1星天魁星は唯一正史に名がある首領の宋江の星とされる。水滸伝にはみんな渾名のほかに星もついてるからね。これは水滸伝第一話で108人の魔王が封印から解かれて後々好漢の化身となったことが由来ね。だから108人じゃないといけないし、108人を超えてもいけない。南斗も陽の拳と言っても108を超えてはいけない。だから近代に作られたダイナマイトは絶対違うわけね(笑) ここで思い浮かぶのが密教占星術道師。北斗劉家拳とつながっていくかもしれない(笑)
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