| おお、張遼殿、1800年ぶりですな(笑)
> 何故ファルコは反乱を起さなかったのか?
ミュウを潜入させるなど、何かやろうとしているのはわかるが、やはり稚拙ですね。 表向きはともかく、心の内では大半が反ジャコウ派と思っていいし、もっとやりようがあったのは確かです。 リンを天帝に擁して大義名分を立てる南北朝案はいいと思います。 ファルコが北斗軍の首領をリンと見破ったのも、なんてことはない「天帝が双子であることも、ルイの顔も知っていたから」ですし、その時点で擁立していればジャコウの大義名分を半分失わせたことができたかもしれません。むしろ、リンを生かしておいたことが功を奏した運命的出逢いだったと言ってもいいでしょう。あの時点でファルコが本当にリンを処刑しようとしたのかどうかは疑問ですね。 叛乱自体は北斗神拳や南斗聖拳は既に天帝リン側についてることですし、元斗側もショウキが既に反ジャコウの旗を掲げてますから、簡単に成功したでしょうね。ソリアもファルコの部下みたいなものですし。 ファルコが最も踏み切れない理由だった天帝守護の役目も果たせます。
ファルコ個人の野望として、元斗皇拳の為のジャコウを利用した北斗・南斗潰しはないでしょうね。 天帝にとっては北斗も南斗も必要な存在ですから、天帝思想に忠実だったファルコが相反することをするとは思えませんし、ラオウと戦う時も「良くて相打ち」と考えていたので、北斗を意図的に敵に回すことは考えられません。 野望のために動いていたにしては、行動に一貫性のなさと鈍さを感じます。尚更ジャコウのような長続きするはずもない恐怖政治を敷く男は始末して、ファルコ一党が天帝を掲げていれば、民を心から服させることもできたかもしれませんし、究極の野望たる千年王国の樹立さえ可能だったかもしれません。民に支持されるのに何より必要なのは食糧なので、人材収集に力を入れれば、コウケツ程度の能力をもった男も発掘できたはず。 ジャコウの圧政で民の信用を失った天帝では、そんな野望も適いません。その後出て来ないことから、ひっそり暮らしているんでしょうね。
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