ゲーム雑感・レビュー♪

主にアドベンチャーゲームの雑感です。
書きかけのものが幾つかあるので、追々追加していきます。

MISSING PARTS THE TANTEI Stories] [不確定世界の探偵紳士
ADAM THE DOUBLE FACTOR] [クロス探偵物語] [シルバー事件
久遠の絆] [] [サクラ大戦2] [EVE THE LOST ONE
●MISSING PARTS THE TANTEI Stories  DC(F・O・G
 オーソドックスであることが売りの探偵推理AVG。「探偵が主人公のAVG」が好きな人の為にあると言っても過言ではない。1話ごとに解決するオムニバス形式で、全6話予定されているうち、第1話「鳴らないオルゴール」、第2話「赤いカメオ」が収録されている。…と言っても、1話あたりゆっくりやると10時間近くかかるのでボリュームはたっぷりだ。主人公自身の問題など通じている部分があるので、全6話で1本の大きなストーリーと見てもいいかもしれない。
 いわゆる「紙芝居形式」で背景もキャラクターの服装パターンもほとんど変わらないシンプルな旧式ではあるが、探偵AVGはそれで十分だということを再確認させられる。DC向けゲームということで低予算で作ったのが吉と出た。つまり「余計なものはいらない」ということだ。
 主人公は探偵事務所に出入りする探偵見習い真神恭介。年齢23歳。ワトスンは元チンピラ哲平(笑) 見習いのくせに、探偵として必要な知識は豊富、勘も鋭敏、まるで場数を踏んでるような落ち着いた捜査能力を身につけている。元々ミステリー小説マニアだったそうだが、経験のない坊やが頑張るのもまた推理AVGの王道でもある。従来のパターンと違うのは、調査員が見習い君一人だけで指南役が存在しないことだろう。
 核となるシナリオだが、これもまたオーソドックスで当り障りないが、よく練られているので楽しめる。終盤近くで多少バッドエンドが用意されているが、間違った選択肢に進んでもフォローがあるので、難易度は低めだ。その替わりに用意されているのがクリア後に示される「ランク」で、正しい選択肢で進行していけば「ランクA」を獲得できる。ランクが低いと若干エンディングが異なるかもしれないが、このあたりは未確認。
 序盤で犯人を見抜くことは難しく、幾人も容疑者がいるので最後まで飽きさせない。最初に犯人を明かし、犯人を追い詰めていく倒叙スタイル(刑事コロンボなど)も面白いが、やはりアドベンチャーゲームならこのパターンだろう。倒叙のシナリオで楽しむことができるゲームには「逆転裁判」がある。
 第1話はやはり王道ともいうべき「お金持ちのお屋敷」で起きる連続殺人事件。主人公にとって、初めての事件らしい事件との遭遇だ。第2話は芸能プロダクションで起きた自殺の謎を解いていくお話。親しみの持てるキャラクターが多いので、感情移入しやすいだろう。

 プレイ中何度か気になってぼやくことがあった。
「こんな言葉使うかよ」
大学を出たてくらいの若〜い男が「口語」として使うとは思えない四字熟語や慣用句、戦前の人間が使うような渋い言葉が頻繁に出てきた。性格的に渋くおじさんじみている…という設定で回避しているようだが、会話に用いられると不自然なこと極まりない。この作品のシナリオライターが好んで頻繁に使うのが「逡巡」だが、その会話が頭がぶっ飛んでる女子高生キャラと成立しているのだから、なおさら不自然に感じてしまう。チンピラ哲ちゃんまで使うしなぁ(笑) まるで覚えたての言葉をよく使う子供のようで…(笑)

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★★8
システム★★★★★★★7
シナリオ★★★★★★★☆7.5
音楽★★★★★★★☆7.5
キャラクター★★★★★★★★8
熱中度★★★★★★★★8
探偵好き★★★★★★★★★★10

 BGMはお洒落。サックスが特徴の捜査テーマ、木原家のテーマとなるピアノの曲がクラシック調で耳障りが良く好印象。パート数が少なくシンプルではあるが、シナリオの前に出ない控えめな存在感が評価できる。
 キャラクターデザインは…主人公がハンサムすぎる(笑) その割に女っ気全くなしで、好かれてもそれに気づかないタイプ…これも王道なのかね。探偵なんだからもっと胡散臭いのを頼むよ(笑)
 なかなか気軽に入れるバーってないんだよねぇ。ゲームに出るようなマスターはなかなかいないし…(笑)

◆主な登場人物(レギュラー)
・真神恭介 ミステリーマニアの見習い探偵。尊敬している鳴海誠司を追って探偵の世界へ。
・鳴海京香 鳴海探偵事務所の所長代理。探偵としては素人。
・月嶋成美 アンティークショップ経営。陽光が苦手。柏木邸で育つ。
・氷室 裕 捜査課の刑事で現場主任。たぶん警部か警部補。
・森川直治 捜査課の若手刑事。恭介を目の敵にしている。たぶん巡査部長。
・柏木久蔵 引退した古物業の隠居らしいが、正体は謎に包まれている。顔が広い。
・白石哲平 柏木邸に居候しているチンピラ。恭介の相棒。関西弁。
・鴨居奈々子 ネットカフェ「サイバリア」店員・味覚の破壊王。女子高生。
・八重島かおる バー「スピリット」マスター。料理がうまく、忍耐強い。
・諏訪高貴 弁護士。鳴海誠司の親友。サボリ癖がある。
・緒川梨沙 諏訪の秘書。高貴のお目付け役で怒ると怖いらしい。
・阿舘 静 闇質屋のババァ。柏木の隠居と繋がりがある。
・鳴海誠司 恭介が来る前から行方不明中の敏腕探偵。元刑事で氷室の上司。





 しかし解せないのは江崎さんの最後のシーン。「江崎さんをそこまで追い詰めたのはなんだったのか」の問いに「それは…」と答えようとした所を森川が射殺。しかも確実に死ぬよう頭に…。いくら銃の腕が悪いと言っても至近距離だし、タイミングがあまりにも悪い…。まさか森川が…ね?

2002.2.3

●不確定世界の探偵紳士 Windows(アーベル
 「EVE BURSTERROR」「YUNO」のシナリオライターとして名を馳せた「菅野ひろゆき(当時は剣乃ゆきひろ)」の最新作。
 主人公はタイトルの通り探偵で名は悪行双馬。この手の探偵の王道ともいえる、質素で古臭い建物でひっそりと活動しているが、実はアイドラーといわれる機関のランキングで世界トップクラスに認定されている凄腕。「EVE」の小次郎と重なるイメージが強い。
 シナリオは眼鏡をかけた女弁護士が仕事依頼にするところから始まる。

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★☆6.5
システム★★★★★★☆6.5
シナリオ★★★★★★☆6.5
音楽★★★★★★★7
キャラクター★★★★★★★7
熱中度★★★★★★★7

 やや期待外れだったが、主人公の性格が気に入れば問題ない。「探偵」とタイトルに入る以上、探偵AVG好きはやる運命にある(笑)

追記・ドリームキャスト版「Dash!」、DCからWindowsに再移植された「HardCore!」も発売されている。

2000.6.10

●ADAM THE DOUBLE FACTOR Windows(シーズウェア
 シーズウェアは姫屋ソフトのブランドだが、最近はそれを知る者は少ない。シーズウェアの名を世に轟かしたのは95年に発売されたマルチサイトAVG「EVE BURST ERROR」 その3作目に当たるのが「ADAM THE DOUBLE FACTOR」
 「EVE」がタイトルに入らないのは「BURST ERROR」をプレイした人ならわかるだろう。
 前作(一応)「LOST ONE」では主人公の座から外れてしまった小次郎とまりなが帰ってきたというのが最大の売りで、2人の視点を切り替えることでストーリーを進める「マルチサイト形式」も健在。巷では期待が大きすぎたせいか、評判はそれほどでもないが、ファンなら問題なく楽しむことができる。
 小次郎は探偵、まりなは公安から内調に復帰したある種の警官のような立場だが、それぞれ個性が強くそれだけでも十分面白い。このへんが続編の醍醐味か。シナリオライターは「BURST ERROR」と違うが、その差を埋めようと頑張っているところが伺える。
 シナリオは小次郎サイドでは、とある会社の社長とその娘のガードを依頼されたことに始まり、主に会社と社長本宅との行き来が中心。温室で育てられた若き双子姉妹とのやりとりが面白い。相棒として「BURST ERROR」でお馴染みの氷室がいるのもファンにはたまらないだろう。
 まりなサイドでは連続猟奇殺人の調査と被害者の家族の保護が中心で、血生ぐさい現場への出入りも多く、ドキドキ感はなかなかのものだ。
 最後までプレイするとわかるが、シナリオは明らかに途中で終わっている。つまり続編で全ての謎が解決されるわけで、翌年発売された「EVE ZERO」とは別の機軸として進行している。

 少々ネタバレになるが、小次郎サイドでは納得いきがたいものがある。小次郎は有能な探偵のはずだか、全てが失敗に終わっているのである。もう少しなんとかならなかったのだろうか?これ以上書くと話の核に触れてしまうので伏せるが、切ないものがある。

追記:「EVE THE FATAL ATTRACTION」は「ADAM」のアナザーストーリー版で、キャラクターをそのままにシナリオが変更されている。R指定なのでHな要素はカットされ、「ADAM」では未完だったストーリーが完結しているのも特徴。

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★7
システム★★★★★★★7
シナリオ★★★★★★☆6.5
音楽★★★★★★★7
キャラクター★★★★★★★★8
熱中度★★★★★★★7

 音楽はストーリーにマッチしているが、これといって深い印象はない。キャラクターはかわいく、これまでの登場キャラも熟成されている。声優陣は本部長こと「甲野三郎」の野沢那智に尽きる(笑)

2000.5.20

●クロス探偵物語 PS&SS(ワークジャム
 98年サターンで発売された本格推理AVG。セガの評価が悪いせいで本数が出せず、その結果メディアでもほとんど扱われなかった為に話題にならなかった悲運の過去を持つが、ユーザーの高い評価と支持で99年10月PSに移植される。もちろんパワーアップして遊びやすくなっている。
 主人公は探偵のタマゴ黒須剣。尊敬する探偵の事務所に半ば強引に入り込むが、持ち前の推理力・洞察力ですぐに頭角を現す。シナリオは7話構成のオムニバス形式で、6話(3Dダンジョン)と4話(ドラマCD形式)以外は事件の捜査と推理が中心となる。途中推理したキーワードを入力する場面があるなど、コマンド総当たりだけでは解けない工夫も見られ、かつて文字入力が全てだったAVGの難解さも味わえる。事件内容や推理自体は決して複雑でなく、洞察力とちょっとした知識があれば、すぐに犯人も謎もわかると思うが、ホンモノの事件同様捜査が大変なので根気が必要だ。
 キャラクターも個性があり面白い。主人公黒須剣は推理力に相反してそのへんにいる男と変わらない単純明快な奴なので、なりきるのも簡単だ。女の子はみんなかわいいのがリアリティに欠けてるが、プレイするほうにとってはありがたい話なのはいうまでもない(笑)
 問題はこれだけのソフトが埋もれてしまうことだ。発売前のセガの評価が10点満点で3点だったらしいが、どこをどう見たらそうなるのだろうか?女の子中心のいわゆる「萌える恋愛アドベンチャー」以外やってないのか?新規参入メーカーに冷たいのか?細かい事情はわからないが、セガはこれで反省(一時的?)したそうで、プレイヤーがメディアやインターネットなどで盛り上げることの重要性を示した事例ともいえるだろう。米国では発売後徐々に広まっていくのが一般的だったらしいが、本来そうあるべきで、雑誌・広告に惑わされてはいけない。小さくポツンと出ているゲームこそが名作なのかもしれないのだから…。

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★★☆8.5
システム★★★★★★★☆7.5
シナリオ★★★★★★★★☆8.5
音楽★★★★★★★☆7.5
キャラクター★★★★★★★★☆8.5
熱中度★★★★★★★★★★10
推理好き★★★★★★★★★★10

 主題歌はピチカート・ファイヴ。オープニングの演出もにくい。総合9点あげたいところだが、6話がやはり難点といえば難点なので0.5引かせてもらった。6話は少ない残り容量で作ったらしく、多少面白い要素があるが、流れからするとあまりおよろしくない(笑)
 お薦めというより「黙ってやれ!ゲー」ってことでさっさとゲーム屋行きましょう(笑)
ちなみに7話だけ被害者の順序によって4つの分岐ルートがあり、全て見るとオマケが見られる。(4つ目のエンディングをセーブしたら、そのまま「完」まで見てください)
被害者の順序 1回でもエンディング見て、自力で他の見るの面倒な人だけね。

1999.11.20

●シルバー事件 PS(アスキー・グラスホッパー
 ある意味渋さでは神宮寺シリーズすら凌ぐ、これまでにないタイプのバイオレンスAVG。主人公は名前を自分で決められるキャラクターだと思われるが、異なる立場の視点でストーリーが展開されてゆく、いわゆるマルチサイト形式のシステムだ。
 時代設定は近未来だろうか?根深き過去を持つ地域に築かれた24区で「ウエハラカムイ」による連続殺人が起きる。警察側の視点として公安特殊部隊に所属する主人公が「カムイ」の処理に向かう場面からスタートする。そして「カムイ事件」を調べるルポライターの視点と交互にプレイすることになるだろう。インターネットを使ったやり取りなど、閉塞感の中で生じる緊迫感や妙なリアリズムを感じさせる世界観に没入し、ハッと我に返った時…いつの間にショットバーのカウンターにいそうな雰囲気だ。(意味不明(笑))
 とにかく説明が難しいというか、説明できるゲームではない。信じてやってみてよ(爆)…というしかない。普段刺激されていない脳菅神経に直撃すること間違いなし!! ただし極端な大人向けの渋い内容なので、十分に意識してプレイしてもらいたい。

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★★★9
システム★★★★★★★7
シナリオ★★★★★★★★8
音楽★★★★★★★★8
キャラクター★★★★★★★★8
熱中度★★★★★★★★★★10
荒廃度★★★★★……無限大

 音楽も渋く、大人向けとして説得力がある。独特の世界に引き込む効果は抜群。
「シルバー事件」の全貌はプレイを終えた者のみ知ることができる。いったい24区に何があったのか?24区の実体はなんなのか?プレイしてじっくり堪能してもらいたい。

1999.11.20

●久遠の絆 PS(F・O・G
 ノベルズ式のAVG。無名メーカーからの発売だったせいか本数はあまり出ていませんが、口コミで急激に広まり、多くの固定ファンを獲得し、現在に至ります。たしかに埋もれてしまうにはもったいないゲームです。
 主人公は平安の世より輪廻転生を繰り返し、一千年の怨念に運命を翻弄される高校生の少年。少年は何でもない日常を過ごしていたが、ある時を境に悪夢に襲われることになる。そんなある日、同じように輪廻転生を繰り返した少女が転校してくる。まだ前世の記憶は思い出していない少年は、状況をよく把握しないまま争いに巻き込まれていく。いや、それは「運命」なのだ。決して避けることのできない・・。

 とまあこんな感じですが、主人公は現世、平安、元禄、幕末の4つの時代で覚醒します。その度に前世での決着をつけるわけですが、その全ての根元は平安時代にあります。
 ストーリーは基本的に運命を変えることができず、現世へとつなげるだけです。つまり前世に完全に消滅させておけば、輪廻転生しない・・って事はないわけです。主人公にまつわる3人の女性もそれぞれ輪廻転生し、そのいずれかと恋に落ちていきます。ハッピーエンドはこの3人の女性とそれぞれあり、そのうち1人がトゥルーエンドとなります。

 とにかくテキストのボリュームが凄い。下で紹介している「街」よりももしかして多いかもしれません。ボリュームがあるからやり応えがあり、のめり込んでしまうでしょう。と言いつつトゥルーエンド見てません(爆) 意欲作であることは間違いないんですが、壮大でボリュームのあるシナリオはまとめるのが難しいんで、そのあたりが次回作の課題かなあ。


◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★★8
システム★★★★★★★7
シナリオ★★★★★★★7
音楽★★★★★★★★8
キャラクター★★★★★★★☆7.5

音楽は十分な魅力があった。少しこもっていたのがもったいなかった。
キャラは狙ってるなあ・・って感じです(笑)
眼鏡っ娘もいますが、かーーーーーーなり不幸です。瑞穂以上に…(笑)
「真田さん」顔の「光栄」はどうしても「こうえい」と読んでしまう(笑)
雰囲気は(雫+痕)÷2。そこに「逐電屋藤兵衛」を入れた感じか(爆)

1999.2.22

●街 SS&PS(チュンソフト)
 チュンソフトのサウンドノベルシリーズ第3弾。徹夜ソフト(笑)
前作とは打って変わって、グラフィックは実写に。(追記:PS版ではシルエットにできる)
不安に思った人も多かったが、逆にそれが当たった。シルエットではこの面白さは味わえない。
 8人の主人公にそれぞれドラマがあり、その8人が微妙に絡み合うというシステム。
いわゆる「ザッピングシステム」で、話の途中で別の主人公と接近またはストーリー的に関連した場合ジャンプできるようになっている。話が進まなくなった場合は他の主人公で進めると、「ザッピング」によって、次の話に進めるようになっている。シナリオはどれも秀逸で、お笑いあり、シリアスあり、オカルト?ありと楽しませてくれる。特にお笑い系は楽しませてくれるだろう。
 前2作(かまいたちの夜、弟切草)も名作だったが、その上を行くくらいの奥深さとボリュームがある。ボリューム感は100種類以上あるバッドエンディングからもわかるだろう。笑い死にそうになるエンディングもあるので注意が必要だ(笑)
 実際の渋谷一帯を舞台にしているので、東京近郊の人は「おお!あそこじゃん」と叫ぶこともあるかも(笑)

主人公一覧

元ヤクザに間違えられた売れない俳優
売れない俳優に間違えられた元ヤクザ
無差別テロの捜査をするコーヒー牛乳を愛する新米刑事
ダイエットに苦しむ大食い女
怪しい団体に無理矢理入会させられてしまった大学生
女をたぶらかした結果しっぺ返しを喰らった色男の高校生
寝てる間に名作を書いてしまう悩める小説家(ダンカンです(笑))
家出後フランスの外人部隊に所属した腕っ節の強い男
その他オマケシナリオ2つ。

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★★★★10
システム★★★★★★★★★9
シナリオ★★★★★★★★★9
音楽★★★★★★★★8
キャラクター★★★★★★★★☆8.5

 音楽プロデューサーはイースやソーサリアンのアレンジで知られる、元センス・オブ・ワンダーの難波弘之氏。他、かまいたちの加藤恒太、弟切草の三俣千代子など多数参加している。

 サターンで発売されたのがネックで販売数や話題性が少なく、損している感があるが、サターンを買ってでもやる価値のある逸品だ。…ってとっくにPSに移植されたね(笑)

1998.5.25
●サクラ大戦2 Saturn(レッドカンパニー
 サクラ大戦の続編。前回は出会い。今回は前作で結ばれたキャラとの恋物語といった感じです。
前作の終了させたセーブデータがあると、最初に誰と仲良くなったかキャラを選ぶことができます。
サクラ大戦は帝国華撃團の隊長大神少尉となって、華撃團花組の女の子達と悪の組織と対決するといったストーリーです。
 アニメ顔負けのシナリオ展開と構成は、ゲームの新しい形を作ったといってもよいでしょう。
ゲームの基本的な流れは、AVGパートは前作に引き続き「LIPS」と呼ばれる選択システムです。「LIPS」は時間内に行動の選択をするシステムで、その選択によって帝国華撃團花組の女の子達の信頼度が上下します。信頼度は1話が終わるごとにリセットされますが、代わりに恋愛度として蓄積されていき、最終的に恋愛度上位4人の女の子のエンディングを見ることができます。また、今回から選択によって性格の軟派度・硬派度がパラメータが変化し、軟派な時なら軟派な選択をすると同じ選択でも信頼度がよりアップするシステムが追加されています。
 今回から追加された「タイミングLIPS」では、制限時間の半分が経過すると、新しい選択が現れることがありますが、その内容は性格によって変わることもあります。
 戦闘パートは、ユニットを動かして攻撃・防御などをするよくあるHEX戦の戦略SLG方式ですが、ランダムに発生する協力攻撃や恋愛度の高い女の子との合体必殺技などがあります。ちなみに信頼度は戦闘パートでの能力値プラス修正に反映されます。

 前作をやってない人なら前作から。前作やった人なら絶対プレイすることをお薦めします。プレイ時間は20時間ほど。非常に充実してました(^^)

★名シーン★(やってない人は見ちゃ駄目)

 料亭での紅蘭ひっぱたき事件

  業火に囲まれ、幼少時の体験からすっかり混乱してしまった紅蘭。
  何を言っても駄目のようだ・・ここは・・どう考えてもキスだろう(笑)
  「女性をだまらせる方法はこれしか知らないんだ」とか(笑)
  まあひっぱたいて眼鏡が少しズレた顔がすんごくかわいかったので結果的に良かった
  んですけど(笑) よく見ると紅蘭は「たれ目属性」も持ってるので、その手の方は大
  喜びです。(私も大喜び(笑)) べにやっこ万歳(笑)

 格納庫での顔フキフキ事件

  いつものように格納庫の紅蘭に会いに行く。
  でも見当たらない・・と思ったら光武の下で作業中。すっかりススで真っ黒だ。
  ここはもうフキフキしてあげるしかないでしょう(笑)
  照れる紅蘭がかわいいのなんのって、あんた(笑)

 発明品爆発事件

  もう慣れました(笑) 真っ黒になりながら2人で笑ってる所がほほえましい。
  もうどんどん爆発して欲しいって感じです。もしかして大神もそれを待ってるのかも
  しれない(笑)

 観覧車停止事件

  花やしきでのデート。観覧車での一コマ。突然観覧車が止まる・・
  勢いで大神は紅蘭の上に覆い被さる・・そして見つめ合って・・・・・
  紅蘭の手には緊急停止ボタンがのBOXが(笑)
  思ったより積極的な娘やのお(笑)

 以上4つほど厳選しました。え?紅蘭しかいない?仕方ないじゃん(笑)
 エンディングで見られるフルスクリーンでのCGが壁紙に凄くいい!
 新しい服(冬服)
 で肉マンを差し出してるシーンと、中庭で花に水やってるシーンなど4点あります。
 早速吸い出しだーー(笑)(前作も吸い出して壁紙化(笑))

◆評点(10点満点)
総合評価★★★★★★★★★9
システム★★★★★★★★8
シナリオ★★★★★★★7
音楽★★★★★★★★★9
キャラクター★★★★★★★★★★10
前作やった人★★★★★★★★★★10
 音楽は前作に引き続いて、田中公平氏。
現代のアニソンといったらこの人しかいないのではないかと言っても過言ではないでしょう。
主題歌を始め、各キャラのテーマに歌詞がついた「サクラ大戦歌謡全集2」は絶品です。
セガタサンシロウ(藤岡弘)とさくら(横山智佐)が出ていたCMで流れていた「もしも誰かが好きになったら〜」って曲ももちろん入ってます。これは2の新キャラ織姫のテーマでもあります。
キャスト

李紅蘭     渕崎 ゆり子  真宮寺さくら          横山 智佐
神崎すみれ   富沢 美智恵  マリア・タチバナ        高乃 麗
桐島カンナ   田中 真弓   イリス・シャトーブリアン    西原 久美子
ソレッタ・織姫 岡本 麻弥   レニ・ミルヒシュトラーセ    伊倉 一恵
大神一郎    陶山 章央   米田一基            池田 勝
藤枝かえで   折笠 愛    加山雄一            子安 武人
藤井かすみ   岡村 明美   榊原 由里           増田 ゆき
高村椿     氷上 恭子   清流院 琴音          矢尾 一樹
太田斧彦    郷里 大輔   丘菊之丞            松野 太紀
野々村つぼみ  野村 佑香   真宮寺若菜           池田 昌子
神崎忠義    大塚 周夫   神崎重樹            江原 正士
神崎雛子    一柳 みる   ロベール・シャトーブリアン   池田 秀一
緒方星也    大塚 明夫   マルグリット・シャトーブリアン 島本 須美
花小路頼恒   北村 弘一   カリーノ・ソレッタ       榊原 良子
山口和豊    羽佐間 道夫  パーシー・ホワード       堀川 亮
天笠士郎    三木 眞一郎  影山サキ            佐久間 レイ
真宮寺一馬   野沢 那智

金剛  立木 文彦   火車    関 俊彦
土蜘蛛 渡辺 美佐   木喰    八奈見乗児
水狐  佐久間 レイ  山崎真之介 家中 宏
鬼王  野沢 那智   京極 慶吾 神谷 明

千葉 繁  加藤 精三  荒川 太郎  斉藤 周
坪井 智浩  加藤 康之 関口 英司

ややネタバレしてますが(笑)、かなり豪華ですね。紅蘭が最初にいるのは気のせいです(笑)
一人ヤケに下手な声優がいるなと思ったらチャイドルの野村佑香でした。
ミュージカルサクラ大戦で主役を演じたという事でゲストで出演したのでしょう。

1998.5.25
●EVE The Lost One Saturn(シーズウェア
EVE BURST ERRORの続編。
EVEの謎が解き明かされます!が…全体の流れとしてはなかったほうがいいような作品(笑)
その後、Windowsに逆移植された。

シナリオ的には多少甘く、BURSTERRORの続編としてはがっかりさせられたが、マルチサイトAVGとしては何とか及第点。
ディスク4枚組で声優も実力派を揃えてかなり豪華に。
新しく内閣調査室に入った桐野杏子と謎の爆弾犯SNAKEの視点で進行する。
SNAKEはプレイヤーでありながら、謎に包まれたまま終盤まで話が進んでいく。

登場声優23人全員のインタビューも収録されている。

キャストは
岩男潤子(法条まりな) 宮村優子(工藤玲奈)
陶山章央(江国雄二)  置鮎龍太郎(桜把浩治)
中原茂(瀬野尾靖夫)  横尾マリ(ルカ)
菊池志保(坂井綾乃)  野島昭生(望月雅雄所長)
天野由梨(鈴田夏美)  水原リン(そば屋のおばちゃん)
宝亀克寿(デップ大佐) 水谷優子(プリシア)
岡本麻弥(御堂真弥子) 榊原良子(工藤桂子)
小林清志(大司教)   池田秀一(見城陽一)
野沢那智(内調本部長) 本田知恵子(桂木弥生)
松井菜桜子(氷室恭子) 子安武人(天城小次郎)
今井由香(桐野杏子)  渕崎ゆり子(マイナ)
折笠愛(モニカ)

声優だけはやたらに豪華(笑)
オマケ劇場とか声優サインとか音楽モードとかのディスクはエンディングを迎えると見られます。

シナリオ(音楽も別の人)はやっぱり違う人が書いたなぁってわかるね(笑) もう少し精進して欲しかった。

プレイ時間は10時間程度。
特に詰まる所がない割にはボリュームはそれなり。
最後は呆気ないが、もしかして続編があるかも…(結局この筋のストーリーはなかったことにされたので出ず終い(爆))

時折パソコン版で18禁だったらここは・・と想像させる場面もありました(笑)

◆評点(10点満点)

総合評価★★★★★5
システム★★★★★★★7
シナリオ★★★★★5
音楽★★★★★5
キャラクター★★★★★★6

記録は外部カセット(パワーメモリ)でもできるので容量不足の人も安心。
前作やった人はどうぞ。というか前作はかなりオススメ(笑)

1998.3.26

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